鶴丸の秘密情報
真夜中の救急搬送から5日、無事退院しました。
救急車で運ばれてから速やかに検査や処置していただいたので、めまいや吐き気の症状は無くなり、気分も良くなりました。
気になっていたことがあったので、良く使いこなせないスマホから、「只今入院中」とブログに書きました。
心配してくださった方々から、たくさんのお見舞いのコメントを頂きました。
ご心配と温かいお言葉をいただいた、お一人お一人にこの場を借りて御礼申し上げます。
パソコンに向かっていた31日に日が変わった頃、めまいとふらつきがあり疲れかなと思い横になりました。
血圧を測ってみると上が149、下が100、脈が67でした。
いつもは107,64,68が普通でたまに上が100を切ることもあります。
少し前にも血圧が上がり、具合が悪くなったことがありました。
その時に出された漢方薬があったので飲んでみると苦いので飲めず、長男が砂糖の代わりにジャムを入れてくれたものを飲みました。
暫くして、猛烈な吐き気に襲われ嘔吐しました。(お食事中の方、ごめんなさい)
天上が回るようなめまい、嘔吐、高血圧、、足が痺れる感覚がありました。
目を開けると猛烈なめまいと吐き気があるので目を開けることが出来ません。
午前1時頃になっていましたが、夫が救急車を要請しました
暫くして、救急車の音が遠くに聞こえ、音がしなくなりました。
少しして、救急隊員さんが入って来られました。
私はこの時、目が開けられない状態だったので、救急隊員さんが何人で、どんな処置をされたか、どういうふうに救急車に運ばれたか、その後病院でどんな処置をされたか、検査の様子も、まったく解りません。
後から夫に聞くと救急隊員さんは3人だったそうで、動けますかと聞かれ、動こうとして猛烈に目が回り私が「ギャー」と叫んだので、寝たまま敷いていた毛布を皆で持ち、たんかに乗せて救急車に運ばれました。
その間も嘔吐が止まらず、重い体を持って運んでくださった救急隊員さんには感謝するばかりです
意識は朦朧としていましたが、救急車が結構揺れたのは解りました。
病院に着いても、目が開けられず、朦朧としているので、もうまな板の上の魚状態
きついけど頑張ってねと言われる主治医の先生のやさしいお言葉でやっと目を開け眼球の検査
その後、MRIの検査をされたのですが、とても長く感じました。
検査の結果、頭には異常は無しということでした。
ぐったりしているので、このまま帰すわけにいかないということで入院になりました。
病室は観察室という観察が必要な人が入る部屋で、夜中の急患で入院したので、とりあえず空いている部屋に入れてくださったようで、周りは男性ばかり
私より年輩の方ばかりで、迫力のあるいびきと寝言に
翌日、静かなところに移動しましょうと女性だけの病室に転室がありました。
今度は本当に静かで、重病の人が多い感じでした。
医療センターは紹介状が必要な病院です。
各診療科が殆どあります。
めまいの原因が何か調べるために、耳鼻科でめまいの検査もしましたが異常なしでした。
初めは入院は1週間ということでしたが、症状が早く治ったので、帰りたいですかと聞かれ猫達のことが心配で「帰ります」というと、5日目の月曜日に退院ということになりました。
病院の食事はバランスよく、しかも美味しく、カロリーも計算されていて、私の場合1日1400キロカロリー
家のように間食もせず、この食事をしていたら痩せられると思いました。
自分で作らなくても料理されたものが出てきて上げ膳下げ膳で、ずっと入院していたくなります
医療センターの先生方は優しい先生ばかりでした。
毎日「どうですか?」と病室に診に来られ、患者に対する言葉かけがとても優しく、病気の説明も解り易く丁寧にされていました。
看護師さんたちも、日中担当、夜間担当と分かれていて挨拶に来られます。
何でも親切に対応してくださいました。
退院の際の説明で詳しく検査の結果や病気について説明がありました。
めまいの原因は不明ですが、また起こることがあるかもしれないので根を詰め過ぎないようにと注意がありました。
(歳を考え)生活リズムを整えて睡眠をしっかり取り、体に無理なことはしないようにしなければと反省しました
優しい主治医の先生にこの際と、起立性調節障害について質問をさせてもらい、持参したピアネットアリスのパンフレットもお渡ししました。
5日間と言う短い入院でしたが、先生と看護師さんの温かいご配慮のおかげで快適な入院生活を送ることが出来ました
明治維新から150周年という記念の年に、鶴丸城と城山と歴史のある場所で一時を過ごすことが出来たのも良い思い出になることと思います
鶴丸を妻に先に買われたら、父として一生の不覚である。
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なんかものすごくやる気が出ないから、現実逃避をしようと思う。
ちょっと、覚えなきゃならないことがあるのだけれど、覚えたくない。
なので、覚えていることを記述しましょうね。
という事でなるたるについてです。
今回はこぼれ話を拾っていくことにします。
細かい話です。
初めに、鶴丸の涙について。
(11巻p.92)
なんで泣いているか分からない人が居るらしい。
は、なんでこんな程度のことわからないんだ!
って思ったりしたけれど、よくよく思い出してみて、僕も始め分かんなかった。
まぁでも、ゆっくりと内容を確かめればわかる。
第一に、この回のサブタイトルは「呵責」。
(11巻p.81)
呵責ってなんなの?って話だけれど、だと「責め立てる」とかそんなの。
でも、普通に使う場合は良心の呵責という熟語として使う。
だから、この回の呵責もそういう意味で使っていると考えて、何か罪の意識を感じていると取れば別に難しくない。
この話は、とりあえず鶴丸の心が呵責される話。
そもそも、この時鶴丸が泣いたのは、のり夫の事を思い出して、酷く呵責される意識を感じたから。
どうして感じたかといえば、ドライバー女の何気ない一言で、のり夫がどれ程に鶴丸の事が好きだったかを思い知ったから。
(11巻p.91)
「鶴丸駄目すぎ――」
「いい女ってのは フダンはそれを出さないの――」
まぁ、言うまでもなくのり夫の事です。
どうでも良いけど、ドライバー女は公式です。
12巻の表紙裏に書いてあります。
のり夫は同性愛者って言うよりよっぽど、性同一性障害と言ったほうが良い。
だから、根本的にのり夫は女なんです。
のり夫を女だと考えれば、この発言で鶴丸がなんで泣いたかは類推できる。
のり夫は普段、ことあるごとに鶴丸に悪態をついている。
(9巻p.108)
(4巻pp.198-201)
どうでも良いけど、この時鶴丸がシイナの訪れに気付かないのはホシマルのリンク率が低かったからだと説明すればどうにかなる。
ともかく、のり夫は普段は全然いい女じゃない。
けれど、その最後は自分がヤクザに切り刻まれているのにも拘らず、鶴丸を守るために戦う。
(10巻p.184)
それを踏まえた上で、
(同上)
これを読めば、鶴丸の気持ちが分かる。
具体的な何かに呵責されるわけではないけれど、とにかく泣いてしまう程にのり夫に対して思うところがある。
早い話そんだけです。
そして、次の話はその為に復讐する話。
(11巻p.93)
これは普通にのり夫の為の復讐です。
ここまで来ると本当に説明する必要はないんだけれど、2つだけ。
一つは、豚食いの前に鶴丸は一人以上ヤクザを消していること。
(11巻p.106)
(11巻p.110)
…
要らない説明だな。
まぁいいや。
あと、最後のページ、鶴丸が黄昏ている理由について。
(11巻p.116)
勿論、のり夫の事を思って黄昏ているという事があるのだろうけれど、それ以上に鶴丸の役割にこの行動は反している。
鶴丸はとにかく人類を増やして混沌へと向かわせなければならない。
しかし、今回の行動はその真逆と言える。
のり夫に購う為にヤクザを殺した。
それ故にこのように何とも言えない感じで黄昏ている。
あと、どうでも良いんだけれど、鶴丸がセックスできるか出来ないかについて。
(11巻pp.87-88)
これ読んで、どうして出来ないのに最終巻でセックスしてるの?と思う人が居るらしい。
僕は思わなかった。
普通に考えて、原爆の爆心地近くにいたのだから、放射線をもろに浴びているのであって、放射線が畸形児を誘発するなんてことはもはや常識レベルなのであり、それを考えればこの発言は何にもおかしくない。
放射線で生まれる畸形児は小頭症くらいらしいけれど。
要するに、鶴丸の体が原因で健常な子供が出来るか分からないからセックスできないと言っている。
後々、鶴丸は放射能の影響で禿げてるし、体がどんどん衰弱して行っている。
(12巻p.188)
でも、最終的にセックスそれ自体はしているのだから、インポテンツだとかそういう話じゃないのは分かるはず。
(12巻pp.192-195)
といっても、どっちとも取れる以上、本来的には沈黙せねばならない。
語らりえぬものに対しては、沈黙しなければならないわけです。
鶴丸の体を治したかもしれないし、鶴丸が放射能を恐れてセックスを拒んでいたけれど、シイナが無理矢理に和姦したかどっちかです。
ただ、鶴丸の衰弱を見る限り、放射能の影響は強く受けていることが分かる。
そして、ここに鬼頭先生の性格の悪さがにじみ出ている。
こうして鶴丸の子供をシイナが身ごもるわけだけれど、シイナの子供は放射能により遺伝子に傷を受けている子という事になる。
対して、涅見子の子供はヤクザの子。
その二人がこれからの地球を担う。
シイナと鶴丸は一応、光に区分けされているグループで、
(12巻p.175)
光は一般的にも哲学的にも善に属する。
まぁ、美しいものが暗いか明るいか、という単純な話で、美しいものが基本的に善に属するという事です。
美しいものは良い物(と普通考えられて)、良いものが善で悪いものが悪、という話です。
その善に対して、涅見子は悪。
光に対しての闇です。
そもそも涅見子の属性が影でつまり闇ってのもあります(直前の画像参照)し、父親がヤクザという
・悪という見事なまでの光たるシイナの子供に対するアンチテーゼになっている。
普通、このテーゼたる光とアンチテーゼたる闇が合わさって止揚(アウフヘーベン)してジンテーゼになるのが常の物語なのだろうけれど、鬼頭先生の場合はその光が放射能に汚染されている。光と闇が合わさり最強に見えるが、一方世界は人類が滅びて死ぬ。
光と言いつつ、既に遺伝子が傷つけられている。
そうしたことを考えると、鬼頭先生は絶対に性格が悪い。
頭がおかしい。
その性格の悪さは色々なところで見ることが出来て、目次ページにその巻のキーワードが書いてあるのだけれど、六巻がやばい。
(六巻pp.4-5)
伝わるぬくもり。
伝わるぬくもり。
言うまでもなく、首を絞めている時にシイナが感じている貝塚ひろ子の体温です。
あと、話の流れ上書くことは出来ないんですが、作者コメントも狂気に満ちている。
というか、そのような人間なのだから、そのような発想をする人間なのだから、一番悪い想定を考えたほうが良い。
つまり、鶴丸は障害児が生まれることを恐れてセックスをしなかったけれど、シイナに押し切られてセックスをして、唯一残った人類の遺伝子が傷ついたそれ、というシナリオ。
でもまぁ、ここら辺は考察になってしまうのであまりしたくない。
次の記事では僕の考える考察と解説の違いが分かるようにヴァギナ・デンタータの考察をしようと考えている。
今回は…途中まで解説、途中から考察って感じになってしまった。
結局、テキストの内容が重要なのであって、そこになかったり、そこだけでは導き出せない内容は価値がない。
あと、そうであると断言できない内容もよろしくない。
大体の事は断言出来ているのだけれど、今回はその鶴丸がセックスできなかった理由について断言はできなかった。
本当に、「僕はそう思う」程度の内容しかない。
あんまりそんなこと書きたくないけれど、たまにはいいかなと思う。
少し短いけど、今回はこれくらいで。
まだ、書くことのできる内容はいくつかあります。
シイナの住んでいるところとか。
東京か神奈川です。
確定です。
そして多分神奈川です。
他にはタラクスが暴れたのは何処かとか。
広島らへんです。(広島であるとは断言できない)
確定です。
あそこらへんです。
よくよく読めば書いてあるんですね。ええ。
まぁ、こんなくだらない僕の記述に頼らないで各々読んで探して考えてもらえたら幸いです。
ではまたいつか。