シャワートイレが崩壊して泣きそうな件について

私の身体はいろいろとガタが来ており、以下の５項目メンテナンスしております。

　・腎細胞がん　（左腎摘出。経過観察中）

　・うつ病　（いちおう寛解扱い）

　・高血圧　（降圧剤服用中）

　・ストレスが溜まると発生する右目の「眼瞼けいれん」（治療法が特に無いため放置）

　・逆流性食道炎はピロリ菌の除菌が終了したため、現在は経過観察中

そんな満身創痍のこの身体にさらに新たな刺客がやってきました。

痔です。（土地は持っていないのに痔主なんて・・・）

これまで便に関しては下痢・便秘に悩まされるようなこともなく生活し来ました。それが、腎細胞がんの手術から2か月ほどたった6月中旬ぐらいから排便時に痛みを感じるように・・・・

痛みを感じるだけならまだしも、拭いたトイレットペーパーを見てみると赤く染まった部分があります・・・そりゃ血が出てるようじゃ痛いよね・・・

最初はちょっと切れてしまっただけかと思っていたのが、日に日に排便時の痛みが増して、シャワートイレで洗浄しても痛みが酷い。

さすがにこれは尋常ではないので、病院に行くことにしました。

高血圧の治療でお世話になっているクリニックには肛門科も診療科目に入っているので、仕事帰りにクリニックを訪ね診察室に呼ばれると、

　先生「あれ？ツナマヨさん次回はまだ先でしたよね？」

　私「はい。血圧は2週間後です」

　先生「今日はどうされました？？」

　私「排便時にお尻が痛くて確認したら結構な量の血が出ていました」

　先生「あーー血圧じゃなくてオケツでしたか。（（笑）」

　私「そうですケツはケツでもお尻のほうで血が・・・」

　　（患者と先生そろってくだらないギャグを織り交ぜている中年です・・・）　

　私「普段は何ともないのですが、排便で座ったときはもう激痛で・・・」

　先生「それじゃ早速見せてもらいましょう♪」

　私「はい。お願いします・・・・」

そうして、診察用ベッドに横になりズボンとパンツを膝まで下げて先生に背を向けるようにして横になります。私の準備ができるとともに、先生もゴム手袋をパチンパチン！と装着し、準備が完了したようです。

　先生「それじゃ呼吸をらくにして息を吐いてくださーい」

　私「はい」　（すーはーーーーーー、すーはーーーーーー）

　先生「さわりますよーーー」

　私（すーはー）

※ここでヌルっとした先生の指が入ってきました。

　私（息遣いやや粗めに）「すーーはーーー」

※内側の患部に先生の指が直撃し

　私「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーー」　と完全に叫び声（汗）

　先生「痛いけど我慢して―ーーー」

　看護師「痛いけど我慢してさっきの息遣いを続けて―」

　　そう言いながら背中をさすってくださいます。

※先生はそれでも指をグリグリして患部を確認。私は叫び続けますが、指が一旦抜かれてほっと一息つくと

　先生「今度はカメラを入れるからもう一度我慢してねーーーー」

そう言って間髪入れずにカメラが挿入されます。（涙）

　先生「もう少し我慢してねーーーー」

　私「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーー」

　私「ぎゃあ゛ーーーーー痛いーーーーー」

　　※以下数回繰り返します

カメラが抜かれてようやく解放された時には、半ケツを出したままぐったり・・・

まさに生きた心地がしないというはこういうことです。

1分ほどで呼吸も落ち着き、ズボンとパンツを上げて起き上がります。

　先生「ツナマヨさんあれだけ痛みを感じるのは当然ですよ。」

　私「どういうことですか？」

　先生「外から見た肛門はなんともありませんが、

　　　内部に少し進んだところが3か所も切れてましたよ。」

　私「3か所？！」

　先生「そうです。いわゆる切れ痔です。裂肛といいますが、3か所あります。

　　　患部にお薬を塗って直してもらうしかないので、

　　　当面朝晩2回患部に軟膏を塗ってくださいね。

　　　あと下剤と痛み止めもだすので必要に応じて量を調節してください。」

　私「わかりました。ありがとうございます。」（涙目）

　先生「これだけ切れているのは久々に見ましたよ。

　　　それにしても硬い便がでたこころ当たり有りますか？」

　私「いえ。そんなに硬い便が出た記憶はないんですけどね・・・

　　　ちょうど血圧の薬が追加されたころから痛みを感じたので、

　　　追加された薬の副作用なんてことはありますか？」

　先生「うーん。そういう事例は聞いたことがないから、副作用の可能性はないと思います」

　私「そうですか。薬をいただいて様子を見ます。」

　先生「そうしてください。お大事に！」

診察室を出て受付に、受付のおねーさんが私の顔を見るなりニヤりとします。そりゃそうですよ。あれだけ叫び声を出し続けたんですから、ニヤッとしちゃいますよ。（涙目）

もう顔から火が出そうな気持でしたが、何食わぬ顔をしてお会計を済ませクリニックを後にしました。

こうして、毎日注入軟膏と格闘する日々が始まるのです。

この話の続きもたまにしていきますね。

あ゛ーお尻痛い！！！！