反撃がオーストラリア人に大人気

反撃がオーストラリア人に大人気

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<アイテムについての問題>

ハットの名前→魔女の帽子
羽根の生えたブーツ→スカイブーツ
黒くて長いマント→吸血鬼のマント
十字架→守りの十字架
赤いチェリー→AP回復の実
緑の鉱石→探検スキル鉱石
赤い鉱石→キングスキル鉱石
赤いかぶる笠→陣笠
赤い本に300→経験値300アップ
紫の鳥のオーブ→進化のオーブ
緑の太めのビン→フルスタミン
緑のしゅっとしたビン→スタミナリン
赤いしゅっとしたビン→フォースケア
クロスボウタイプの木の弓→クロスボウ
<ルールについての問題>
仲間がひとり増えた時のフォース→3増加
仲間がひとり増えた時のスタミナ→10増加
レベルが1アップした時のHP→50増加
アビリティ研究所の所長→アビ博士
アビリティ「だまし反撃」について間違っているもの→攻撃型アビリティ
アビリティ「だまし討ち」Lv1の時にブレイブボスに与えるダメージ→4100
カードレベルリセット機能について間違っているもの→全てのハンターカードで行える
限界突破のオーブを使用するごとに上がるレベルアップ→5レベル
聖獣○○○○→コーカス
発掘ランドで一日に挑戦できる発掘の回数→3回
<モンスターについての問題>
長髪白面の♀キング→キングオキク
巨大キノピーのレアキング→レアデカキノピー
西洋甲冑姿→スカイナイト
スフィンクス→レッドスフィン
小悪魔黒羽根の♀→リリム
ゾンビ→墓マイリ
青い忍び→水の使い魔
頭にロウソク→地獄のわら人形
片手で剣を掲げたハニワ→ソードハニワ
片手で剣を掲げた紫のハニワ→ベリーハニワ
赤いハットとコート→レッドファントム
青いタツノオトシゴ→ブルードラッコ
死神姿→デスシャドウ
黄色いトラ→イナズマタイガー
黄緑のオウム→ワモリー
黄色い般若→般若
赤紫色のカエル→ララフロッグ
赤いスライム→マグマスライム
ピンクのコウモリ→イタズラコウモリ
金色のキノピー→金キノピー

反撃 しっとり、うっとり、お嬢様フェイス。

12月に最終回を迎えた

『下町ロケット』

新春SPで1月2日に帰って来た。

というより1クール11話で

完結しなかった分の補完です。

「ヤタガラス完結編」とでもいいましょうか。

この日のために

新年の初泣きをとっておいた。

さあ泣くぞー。

開始早々に

今までのドラマの流れを

ダイジェスト風におさらい。

宇宙から大地へ。

トランスミッション事業という

新たな夢へ踏み出した佃航平(阿部寛)

ギアゴーストのコンペに参加し

協力までしてピンチを救ったのに

ギアゴースト社長・伊丹(尾上菊之助)に裏切られ

伊丹はダイダロスの重田(古館伊知郎)と組む。

伊丹は共に会社を支えた

天才エンジニアの

島津(イモトアヤコ)も斬り捨てた。

その目的は

帝国重工の次期社長と目される

的場(神田正輝)への復讐心。

伊丹と重田は下町企業と手を組み

無人トラクター「ダーウィン」を開発。

帝国重工も「アルファ1」という

大型無人トラクターで対抗するが失敗し

ダーウィンに差をつけられてしまった。

帝国重工は信頼回復のため

再度小型化の方針に戻り

佃製作所にエンジンと

トランスミッションの提供を求めて来る。

トランスミッションは未知の分野だったが

元ギアゴーストの島津を招き入れ

ダーウィンを遥に凌ぐトランスミッションを開発。

テスト段階で発見したシャフトの不具合を修正し

「ランドクロウ」と名前を変えて

ついに販売にこぎつけるのだった……。

というのがおおまかなあらすじ。

今回はここから。

佃製作所が帝国重工と一緒に開発した

無人トラクター「ランドクロウ」は

販売されて1週間たっても売り上げが伸びず。

世間ではダーウィンが人気で

ランドクロウは完全に悪役。

帝国重工では

老害・沖田会長(品川徹)

やり方が生ぬるいと的場を焚きつける。

このクソジジイめ。

アホな的場がまたも圧力をかける。

「ここからはパワーゲームだ。力のある方が勝つ」

かっこいいこと言ってるが間違ってるよ。

なぜか急にダーウィンプロジェクトから

関連会社が抜けていく事態に。

その原因は的場の仕業。

両会社の下請け会社に対して

ダーウィンに協力するなら

うちとの契約を切ると脅してまわったのだ。

ダーウィンは生産中止に追い込まれる。

的場の強引なやり方に対して

財前部長(吉川晃司)が意見する。

「日本の農業を後押しするという名目がいつの間にかライバル会社を潰すための目的に変わっているのではないでしょうか?」

的場「ライバルを潰す?私は間違ったことをした覚えはないが……。だがこれだけは言っておく。私に課せられた使命、それは強い帝国重工を取り戻すことだ。そのためなら私は、いくらでも下請けを叩く!」

いや根本から間違ってるわー。

マジで頭おかしい。

これには重田側も黙っていない。

ダイダロスの法律顧問に

中川(池畑慎之助)を迎え反撃に出る。

下請け20社が公正取引委員会へ

下請法違反の申し立てを行った。

的場は記事を握り潰せと言うが

もう無理です。

ネットでも拡散されて

帝国重工の信用はガタ落ち。

的場のもとに重田がやって来て

直接引導を渡す。

重田「あんたはもうおしまいだ。俺の勝ちだ。的場ぁあああ!……死ね」

沖田会長からもクビを告げられた的場。

こうして的場が辞任へ。

弱い者イジメをするからこうなる。

さらば旅サラダ。

20分で退場とは……。

最後に的場が言った台詞。

「勝つしかないんだ。帝国重工は、勝たなければならないんだ」

勝つためなら例え嫌われようとも

何でもやるしかないってか。

どこかの球団の宿命みたいなもんかな。

その1週間後、

不穏な足音がギアゴーストに。

またダーウィンを買った農家から

急に停止するトラブルの報告があったが

トランスミッション部の主任

氷室(高橋努)

「通信バグ」だと言って取り合わない。

氷室もロクでもないが

それを信じる伊丹もなぁ。

帝国重工は無人コンバインの開発も手掛ける。

ダーウィンはまだコンバインには着手していない。

ここで差を付けるつもりだ。

息抜きシーン

今回はボウリングではなく

カーリングだった。

通信システムのエンジニアの

野木教授(森崎博之)から

ダーウィンとランドクロウの

性能比較をした雑誌を見てびっくり。

全てにおいてランドクロウの圧勝。

軽部(徳重聡)の言った

「当然だしぃ」が面白かった。

とくに通信システムは

アナログとデジタルくらいの差。

野木からデータを盗んだキーシンは

結局何も進歩していなかった。

そしてここに来て

ダーウィンが緊急停止するトラブルが表面化。

やっと氷室がガンだと判明。

伊丹「本当の原因は何なんだ?」

氷室「ユーザーのせいでしょ。乱暴に使ったから壊れたんじゃないですか?だいたい、たかがトラクターじゃないですか」

コイツ最悪だな。

全部人のせいにして

終いには使う方が悪いって?

お前は「たかが」で物を作ってんのか。

やっと伊丹も気づいた。

島津がダーウィンのトランスミッションに

問題があることに気づいて

警告してくれていたことを思い出す。

伊丹はライバルであるランドクロウの

リバース・エンジニアリングを提案。

(機械をバラして調べること)

その結果、

遊星ギアのシャフトの形状が違うと判明。

氷室はトランスミッションに問題は無いと言い

うちのミスを認めたら

責任を被る事になるぞとわめく。

氷室「どうなんのかわかってんのかよ!?」

伊丹「あんたは黙ってろおおおーーーー!!」

さすがにブチ切れた伊丹。

伊丹「原因がわからないんだろ?だったら確かめるしかないだろうが!あんたは自分のプライドのことしか頭に無いかもしれないが、こっちは会社の命運がかかってるんだ!!(略)こうなっちまったらな、プライドなんか犬のクソにもならないんだ。わかったかぁあああ!!」

このシャフトは佃製作所が特許を持っていた。

最終話のラストで

“特許を取っておいてくれ”と

さりげなく頼んだ伏線がここで活きる。

不具合の原因をつきとめたダーウィン側。

もう氷室はクビにしたらしい。

リコールしても

直せないからリコールできない。

新しく開発する技術がないのだ。

もう佃に頭を下げて

ライセンスを使わせてもらうしか道は無い。

重田たちからは

「土下座でも何でもしてこい」と言われる。

自業自得とはいえ可哀想な伊丹さん。

伊丹は罵声を覚悟して佃製作所に行く。

あの話だとわかっていながら

話だけは聞こうとする航平たち。

伊丹はライセンス料を払うから

特許技術を使わせてほしいと頭を下げる。

当然怒る社員たち。

技術部長の山崎(安田顕)は静かに語る。

「ずいぶん調子のいいことおっしゃるんですね。おたくが裁判で負けそうになった時、助けたのは誰ですか?一緒になってここでリバース・エンジニアリングをした我々を袖にして、ダイダロスと提携したのはおたくでしょう。生き残るためにそうしたとあなたはおっしゃいましたよね?うちとでは生き残れないと。うちにだってね……プライドってものがあるんですよ」

落ち着いた口調ながら

必死に怒りを抑えた言葉。

伊丹「本当に……申し訳ございませんでした」

社員たちが「断わりましょう」と航平をうながす。

こういう時にいつも優しさを見せる航平は

もしかしたら助けるのかと思いきや……。

航平「伊丹さんね。人の痛みというものは与えた方は忘れても、与えられた方はなかなか忘れられないものですよね。我々は誠意あるビジネスを心掛けてきたし、それを実践してきたつもりです。下町のいいところは、そういう気持ちの通じ合う仕事のできるところなんじゃないのか?なあ伊丹さん、あなたは今までいったい何のために物を作って来たんですか?」

伊丹「ダーウィンは、下町の技術を世の中に知ってもらうためのプロジェクトです」

航平「けどおたくのダーウィンに搭載されてる通信システムは、昔キーシンが野木から盗み出した開発コードがベースだとわかってますか?ダーウィンのトランスミッションだって、島津さんが設計したものをベースに作りだしたものでしょう。人が汗水流して作り出した物を平気で奪っておいて、何が下町の技術ですか!?我々の作るものは、世の中の役に立つため、使う人に喜んでもらうために作るもんだ。なのにあんたらにあるのは、的場さんや帝国重工への復讐心だけだ。仮に今あなたにうちの大切なライセンスを渡したとしても、また同じ悲劇が繰り返されるにすぎない。本当に大切なことは道具を使ってる人に寄り添うことだ。その気持ちがあんたらにあるんですか?そんな肝心なことすらわからず、自分たちのことしか考えない連中にうちの大切なライセンスを渡すわけにはいかない。どうか、お引き取りください」

きっぱり断った。

しかしその後も電話してきたり

何度も面会を申し込む伊丹。

断わって当然、

ライセンスを渡すなんてありえないと

立花(竹内涼真)は怒るが

島津は少し悩んでいる。

ギアゴース
のトランスミッションは

自分の作ったものがベースだから。

立花「俺は嫌ですよ!あいつにライセンス渡すくらいなら、俺この会社辞めます」

と断固反対の立場を取る。

立花君辞めないで~。

その後、

無人コンバインを殿村家に納品。

殿村(立川談春)やっと登場。

帰り道で

ダーウィンがトラブルの現場に遭遇する。

困ってる農家の家族。

必死に対応する農協の人も

どうしていいかわからない様子。

それをやるせない気持ちで見つめる。

急に2週間後に飛ぶ。

は??

原作では

ここで航平たちがライセンスを

渡すことを決意する良い場面なのに。

台風が関東地方に接近するというニュース。

帝国重工が無人コンバインのキャラバンを

深谷市に向かわせる。

台風直撃前に全部刈り入れる作戦。

一方、新潟県燕市の殿村家では

雲の動きから殿村の父(山本學)

刈り入れるぞと指示。

米農家の稲本(岡田浩暉)

こっちに台風が来ないのにと刈るのかと

殿村たちを馬鹿にする。

航平たちは急遽

殿村の稲刈りを手伝いに向かった。

この集団の中に

アキちゃん(朝倉あき)がいるのは辛くない?

折しも台風が進路を急転換し

新潟に向かっていた。

ちきしょう!と言いながら

稲本も必死に稲を刈るが

コンバインが足りなくて

誰か貸してくれないか頼んでまわる。

さっき馬鹿にした殿村にも頭を下げる。

農協の馬鹿・吉井(古川雄大)

そんなことしなくても共済があるから

損しないですみますよぉ~と言うと、

殿村が激怒する。

「ふざけんな。……ふざけるな!おい、俺たちがどれだけ真剣に米作ってんのかわかってんのか?損しなきゃいい?そんな話じゃないんだよ!命懸けで大切に育てた米を少しでも収穫したいって気持ちがお前にはわからないのか!?……邪魔だ。うせろおおおおお!!」

さすがトノさん。

おいしいとこ全部持って行った。

原作は稲本が

吉井に怒って愛想尽かすんだけどね。

殿村がコンバインを稲本に貸す。

稲本役は元「To Be Continued」だから

トゥビコンとかTwitterで言われていた。

ランドクロウは地図データが無ければ

新しい土地で動かせないが

ダーウィンの地図データを変換すれば

稲本の田圃でも稲を刈る事が可能になる。

すぐ野木教授に連絡したら

帝国重工の許可が必要だと言う。

財前さん!

財前に許可と

キャラバンの支援を要請する航平。

そんなことをいきなり言われてもなぁ。

帝国重工には何のメリットもないし。

財前「わかりました。野木教授にはデータの変換の許可と作業をお願いしておきます。我々キャラバンは急ぎそちらへ向かいます」

引き受けちゃう!

これに困惑する帝国重工の社員たちに

「全責任は私が取る!すぐにかかれ」

惚れてまうやろ~。

それから

農家の人たちのツッコミが凄かった(笑)

あんな雨の日に稲刈りしないとか

濡れた籾でコンバイン詰まるとか

台風過ぎてからでも刈れるとか

濡れた米をそのまま袋に詰めないとか

こんな農協いないとか

まあまあまあ。

フィクションですから。

そうそう。

医療ドラマとか刑事ものとか

俺たちが専門知識を知らないだけで

結構無茶苦茶やってるよ。

ドラマの高校生役だって

20歳過ぎた俳優がやってるし

ドラマにつっこみは野暮かもね。

コンバインキャラバンが到着。

これで一気に刈り入れができると思いきや

3号機のセンサーに異常発生。

このままでは3号機と4号機が

3分40秒後に衝突する。

なんでそんなアルマゲドンみたいな展開に?

俺たちが見てるの

『下町ロケット』だよな。

島津が地図データをずらせば

回避できると提案。

2機がぶつかるスレスレで回避に成功。

この無人トラクターの活躍は

全国のお茶の間にも届けられ

ランドクロウが一躍脚光を浴びることに。

そして長い夜は明けた。

島津さんとアキちゃんのような女子まで

寝ないで見守っているのは

気の毒な気もする。

稲本が涙。

野木が航平に言った台詞がまたかっこいい。

野木「そんなこといいよ。それより佃、少しは日本の農業を救えたか?」

この言葉の後

航平や立花や山崎や島津やアキたちが

何かに気づいたように全員で顔を見合す。

そう。

航平たちが救いたかったのは

日本の農業だ。

例えダーウィンの農家でも

一生懸命に

米を作ってることに変わりは無い。

そんな人達を見捨てては

いけないんじゃないか?

この瞬間、

みんなの心が動いたのがわかった。

それでも立花は悩む。

あの特許技術は自分たちの宝だから。

その心を見透かしたかのように

島津が立花を航平の元へ

おにぎりを持っていくように誘導する。

立花「社長……あの……」

航平「なあ、俺たちの目標ってのは“農業を救う”ことだったよな。だったら、救ってやれねえもんかな?困ってる人達がいる。……いくら何でも人が好すぎるか」

山崎「いえ。人が好すぎるってことはないと思います。救いましょうよ。救うべきです」

島津「私もそう思う。見捨てるべきじゃないです」

アキ「私も、救いたいです」

軽部「俺も、そう思います」

航平「……どうだろう、立花」

立花の心も動いた。

立花「僕も、救いたいです。社長、お願いします」

ライセンスを提供する方向になったが

帝国重工の承認が必要。

財前は懲罰会議に出席し

まず独断でコンバインを動かした件を謝罪。

そこでダーウィンに欠陥があること、

その解決方法として

特許技術を供与することを願い出る。

なぜライバルに技術を

提供しなければいけないのかと

重役たちから攻められる財前。

これには藤間社長(杉良太郎)も渋い顔。

同じ頃、

ダーウィン・プロジェクトの会議で

伊丹が事情を説明して

生産中止になったと頭を下げる。

そこに現れた航平が

伊丹の話を引きとって話す。

自分たちが特許を持っていること、

伊丹の申し出を断ったこと、

ダーウィンの性能に素直に感動したこと、

下町の技術力は素晴らしいこと、

このままでは農家が潰れること……。

その中で

航平の心を動かしたのは

いがみあっていた

殿村と稲本の助け合う姿だった。

航平「私は胸が締め付けられる思いがしました。我々も敵味方の前に同じ技術者です。自分たちの作る製品が人々の生活を豊かにする。幸せにする。我々のもの作りはそのためにあるんじゃないのか?何より帝国重工の無人農業ロボットの目標・信念とは、日本の農業を救うことです。ならばどこの農業用ロボットを使っていようが関係ない。我々は我々にできることをすべきじゃないのか?そのための技術力なんじゃないのか?ようやく私はそのことを思い出しました。それを弊社の社員たちに話すと、皆賛成してくれました。誰1人反対しなかった。みんな農業の役に立ちたい、農家の方々の役に立ちたいと、本気で思ってるからです」

場面は帝国重工へ。

造反行為と重役から批判を浴び、

それでも財前はひるまず

これは「ヤタガラスの精神」であると説き、

日本の農業を救う精神の前では

敵も味方もないと訴える。

財前「我々は帝国重工です。世の中のために、救えるものであれば手を差し伸べる。そんな社会性こそわが社が担う責任であるべきです」

藤間社長に承認を求める財前。

批判が罵声に変わり、

ついに藤間社長が重い口を開く。

「諸君。我が帝国重工は、何を作っている?……心だ。心を作っているんだ。確かに我々は利益を追求している。それは当たり前だ。だが、下請け企業が力を発揮できる環境を作ってやる。それでこそ帝国重工だ。スターダスト計画が目指すのは、この国の繁栄だ。無人農業ロボット事業はその道標にすべきだ。財前の言っていることに間違いは無い。どうかね諸君?……財前、日本の未来のために、力になってやれ」

財前「ありがとうございます!」

そう言って席を立った藤間社長を

出口で深々とお辞儀して見送る財前。

藤間が財前の懐から「辞表」を抜き、

それを破って返す。

「何でも言えば通ると思うな。(小声で)……危なかったぞ」

くぁああ~かっこいい。

クビ覚悟で挑んだのもお見通し。

さすが遠山の金さん。

帝国重工の承諾を得て

野木教授からも賛成を得た。

航平「みなさん、我々の特許……使ってください。そしてダーウィンを信じて購入した多くの農家の方々を救っていただきたい。どうか彼らの期待を裏切らないでください。もしみなさんが賛成してくださるなら、農業発展のため喜んでライセンス契約に同意させていただきます」

伊丹が号泣。

俺も号泣。

伊丹に対して

航平「過ぎた事はもういいじゃないか。これから
一緒に頑張ろうや」

重田は強気な態度を崩さなかったが

最後に泣きそうな表情で「ありがとうございました」

そして最後は恒例のロケット打ち上げ。

蛇足みたいだけど

やっぱりコレで終わるのが下町ロケット。

宇宙開発事業から離れた財前さんが

遠く離れた場所で

シミュレーションしながら

「リフトオフ」言うのがたまらない。

落合福嗣の「成功です」も聞けた。

それにしても太凰ちゃんの扱いが謎。

アメリカに行くらしいけど

原作にそんな展開あったっけ?

前妻の真矢ミキも出なかった。

奥沢(福澤)とか

キーシンのアイツは罰を受けず

消化不良なところもあった。

いろいろ悪役がやりすぎだったり

リアリティ無視なところもあるけど

やっぱり『下町ロケット』は最高。

これで俺の正月の

1番の楽しみも終わったし

あとは寝て過ごすかなぁ。

ついに反撃に自我が目覚めた

「桜井さん」

 悟が、懐かしそうな声を出す。

「相変わらずだな、杉村」

「なんで、あなたがここに」

「いや、去年の借りを返そうと思ってね」

 ターニャの疑問に、桜井が半ば苦虫を噛み潰したような、半ば照れたような顔で答えた。

「去年だって、いたんだがね。だが、警官の恰好をしていて、あっさりと撃たれちまった。防弾ベストを着ていたから助かったが、情けない話、撃たれた衝撃で気絶しちまったんだ。で、気が付いた時には、すべてが終わっていた」

「だっさー」

 カレンが、からかいの口調で言う。

「まったくだ。なにも、言い返せないよ」

 怒るふうでもなく、桜井がさらりと返した。

「まあ、そんあこともあるわな」

 悟が、桜井を慰める。

「ところで、私を主役にした舞台、当たってるようね」

 カレンが麗に向かって微笑んだ。

「お蔭さまで」

 麗も、笑顔で応える。

 武装した、百人もの集囲まれているというのに、なんとものんびりした雰囲気だ。

 カレンと麗が話しをしている間に、安藤が「桜井」と声をかける。

「おっ、安藤じゃねえか。なんしてるんだ、こんなとこで」

「お知り合い?」

 文江の質問に、「警察学校の同期だよ」と安藤が答えた。

「こいつは、公安にいっちまったがね」

「おまえは、マル暴だそうだな」

「ああ、やーさん相手に、頑張ってるよ」

 そう答えて、安藤がカレンとターニャを見る。

「で、この二人は?」

「おまえも、名前を聞いたことくらいはあるだろう。カレンとターニャだ」

「あの、世界の三凶と呼ばれている?」

 安藤は、警察に身を置いているので、一応、二人の名前は知っている。

 世界の三凶なんて呼ばれているので、もっとごついのを想像していたのだが、目の前にいる二人は、まるでモデルか女優のようだ。

 だが、放たれている迫力は並ではない。暴力組織の頂点にいるも者でも、この二人のように、さりげなく迫力のある気を放つものはいない。

 安藤は納得した。

「おまえら、いい加減にしろ」

 自分達の存在を置き去りに、まるで同窓会のような雰囲気になっている集団に、黒服のリーダーが語気を荒げた。

「あら、まだいたの?」

 挑発とも、馬鹿にしたとも取れる口調で、カレンが言う。

「なにを言ってやがる。いくら世界の三凶と呼ばれているおまえらでも
この人数を相手に、勝てるはずがあるまい」

「今の赤い金貨の奴らは、世間知らずばかりか」

 リーダーの言葉に、桜井が嘲笑を浮かべた。

 桜井の言葉が引き金となって、武装集団が一斉に銃を構える。

 カレンが、素早く動いた。ターニャと桜井も、負けてはいない。

 三人は、一斉に集団のなかに躍り込んだ

 安藤も、そこに加わった

 カレンの鞭が唸る度、黒服の銃が宙を舞い、ターニャと桜井が黒服の間を駆け抜ける度、黒服がバタバタと倒れてゆく。

 安藤も、三人に負けず劣らず暴れまわっている

 それ以外の男連中は、女性や子供を守るように円陣を組み、四人の反撃を避けながら黒猫を奪おうとする黒服を相手にしていた。

 善次郎が懐に入れていた猫は、妻の美千代に預けている。

 みな素人のはずなのだが、相手が犯罪組織の連中だとて負けてはいない。

 木島は、昔暴力団の武闘派だっただけに、なんなく相手を打ち倒してしるし、健一も洋二も奮闘している。それに、古川も歳に似合わず強い。

 やはりこの人は、昔は刑事か暴力団だったのではないか。

 古川の奮闘ぶりを見ながら、洋二はそう思った。

 ものの五分と経たぬうちに、百人からいた赤い金貨の連中は、みな路上に倒れていた。

 奇跡的にというべきか、みんな無傷だ。

「やっぱり、歯ごたえのない奴ら」

「そうね、もっと楽しませてくれてもいいのに」

「俺は、まだ、去年の借りをかえしちゃいねえぞ」

 カレンもターニャも桜井も、ありありと不満を顔に表している。

「それにしても、安藤。腕は衰えちゃいないな」

 桜井が、嬉しそうな顔で安藤の顔を見た。

 見かけによらず安藤は、空手五段、柔道四段、剣道三段の腕前だ。

「ほんと、刑事にも、こんなのがいたなんてね」

 ターニャも、少し驚いているようだ。

「ま、認めてあげるわ」

 カレンの、最大の褒め言葉だ。

 そこへ、大勢の武装した警官が突入してきた。

 桜井と安藤が警官隊に歩み寄り、事情を説明しだした。

「結局、去年と同じことが起こっちまったな」

 木島の言葉に、去年居合わせた連中は、一様に苦笑いを浮かべた。

「また、新八がおらへんぞ」

 健一がそう言った途端、突如新八が現れた。

「また、綾乃さんか?」

「そうなんです。また、僕の前に現れました」

「で、今度は、どんなカードをもろたんや」

 新八が、健一にカードを渡した。

 カードに書かれている文字を見た途端、健一が吹きだす。

「そんな笑わんでも、ええやないですか」

 新八が、少しふくれっ面で抗議する。

「そやかて、おまえ」

「なに、今年はどんなことが書かれてたの?」

 麗が興味深げに、健一からカードを奪うように取った。

「うわ~」

 麗がカードを見るなり、嬌声を上げた。

「うわっ」

「やだ」

 麗が持つカードを覗き込んだ面々も、みな笑いを含んだ声を上げた。

「綾乃さんらしいな」

 杉田が微笑むと、「そうですね」と清水も微笑ながら頷いた。

 カードには四文字、「永久不変」と刻まれてあった。

 要するに、新八は変わりようがないのだ。

 去年と同様、強い女性に守ってもらえということだ。

「どうせ、僕なんか」

 みんなの反応に。新八はいじけている。

「ま、おまえはそれでええんや。だからといって、みんなおまえのことが好きなんやで」

 健一が、新八の肩を強く叩く。

「そうよ。あなたは、それでいいの」

「そうですよ、私もそう思います」

 涼子と良恵が、口々に慰める。

「みんなの言う通りだな。新八っあん、あんたはそれでいいんだよ」

 千飛鳥が、健一同様、新八の肩を強く叩いた。

「そうや、いっそのこと、団長に守ってもらったらええんちゃうか」

 冗談ぽく健一が言うと、千飛鳥は怒るどころか、赤くなってうつむいてしまった。

「マジかっ」

 健一が目を丸くする。他のみんなも、ぽかんと口を開けて千飛鳥を見ている。

「守ってあげてもええよ」

 千飛鳥が、恥ずかしそうに新八の上着の裾を握った。

「よっしゃ、飯行くで」

 健一が二人から目を背け、なにごともなかったように明るい声で言った。

「そうしましょう」

 みんなも、健一に習う。

「ちょっ、ちょっと待ってください。みんな殺生ですよ」

 新八の声を聞き流して、みんなはすたすたと歩き出した。

「どこの店だい?」

 健一と並んで歩きながらの木島の問いに健一が答えると、木島が驚いた顔をした。

「そりゃ、俺達と同じ店じゃねえか」

「えっ、僕達もですよ」

 真も驚いた。

「こりゃ奇遇だ。みんな縁があるに違えねえ。そうと決まったら、みんな一緒に行こうぜ」

 木島が、さも嬉しそうに言った。

「よかったら、ご一緒に如何ですか」

 麗が、カレンに声をかける。

「そうね、今年は付き合ってあげようかな」

「カレンにしては、珍しいな」

 言ったものの、悟にはカレンの気持ちがわかっていた。

 カレンも、二年連続でこんなことがあって親しみを持ったようだし、それに、内心ではみんなの勇敢さというか、鈍感さに舌を巻いていた。それで、少し興味を覚えたのだ。

 こんだけ、カレンが興味を持つ人間がいるとはな。

 悟も、内心少し驚いていた。

「よかったら、あなたもどうですか?」

 春香が、ターニャに声をかける。

「いいけど、その前に、その猫の首輪を渡してくれない」

 ターニャが、再び仔猫を抱いている善次郎に声をかけた。

「今度は、首輪にマイクロチップを仕込んでいたのか」

 そう言って仔猫から首輪をはずし、善次郎がターニャに渡した。

「ありがとう」

 ターニャは、エンジェルスマイルではなく、暖かい笑みを浮かべている。

「相変わらず、あなた達は、中身には興味がなさそうね」

 カレンの言葉に、全員が頷いた。

「よっしゃ、盛大に宴会や」

 健一が右手を突き上げると、みんなもそれに習って右手を突き上げた。

「直ぐに行きますから、僕の分も残しておいてくださいよ」

 安藤が、みんなに声をかける。

「俺も参加するぜ」

 桜井も、その気になっているようだ。

「みんさん、お幸せに」

 どこからともなく綾乃の声が聞こえ、みんなは天を見上げた。

 ただ二人、千飛鳥の手をなんとか放そうともがく新八と、それを離すまいとする千飛鳥を除いては。

出演

-絆・猫が変えてくれた人生-
 善次郎     
木島

 美千代     菊池

 洋平 

-プリティドール-
 カレン・ハート  ターニャ・キンスキー
 杉村悟      桜井健吾

 赤い金貨の戦闘員たち

-恋と夜景とお芝居と-
 秋月健一     秋月麗
 香山涼子     夢咲千飛里
 生田良恵     紅瑞輝
 田上新八     吉野春香

-真実の恋-
 日向真
 実桜

-心ほぐします-
 杉田敏夫     

 杉田里美     

 杉田浩太

 杉田由香利

清水早苗

綾乃(特別出演)

-俺とたんぽぽ荘の住人とニャン吉-

 平野洋二     木島

 平野ひとみ    文江

 平野洋二の両親  古川

          安藤

 多田野(友情出演)

 今池 (友情出演)

監督・脚本 冬月やまと

「遅くなっちまったな」

「急ごう」
後始末に時間を喰ってしまった桜井と安藤は、静まり返った東通り商店街を足早に歩いていた。

「ところで、どこの店だ」

「しまった、聞いてなかった」

桜井の問いに、安藤が立ち止まった。

「しようがねえな」

「今すぐ訊くよ」

そう言って、安藤がスマホを手に持った。

 2019年新春夢のオールスター・黒猫の秘密制作委員会
  

2018年お正月特別版(前後編)

これまでの長編小説の主人公が勢揃い。

オールスターキャストで贈る、ドタバタ活劇。


反撃 関連ツイート

流経大柏の反撃①
後半17分左サイドへトライで5-14とした後の22分、追撃のトライを左サイドへ。スタンド大盛り上がり。

流経大柏12-14常総学院 https://t.co/goLqtdw5wM

RT @gripen_ng: https://t.co/ufhxq4Afnw
①「米海軍」でググろう。普通に艦尾に旗が無いことが理解できるでしょう。
②国連海洋法条約を読もう。そんな規定はありません。
③日本は関係ありません。米海軍はかなりロックオンされていますがほぼ反撃してい…
『不当な扱いを受けたらやり返せ』『やり返す』ことは『目には目を』ではない!単なる『フェア』である。よし、ためらわずに反撃しよう。それは当然のマナーなのだ。すなわち『ウィンウィン』という奴だ。
神に抗った罰だなあ!?(即1落ちを決めてその後反撃しながら)

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