全てを貫く「かまってちゃん」という恐怖

こんにちは

今日もまた独断と偏見に満ちたミナトのブログへようこそ

大半の男性はきちんとサヨナラするのが苦手なよう（ミナト経験談）

私はサイト内にしてもサイト外にしても、もう連絡することがないと思った相手とはきちんとお別れメッセージを入れてサヨナラしたいタイプです

すごく高圧的な態度をとられたり逆切れされたりしたときは即刻ブロック&削除しちゃいます

なのでたまにザオラルメールがくるのですが、だいたいは誰だか思い出せない

待っても来ない連絡のためにモヤモヤするなんて時間の無駄

モヤらない恋愛してハッピーに過ごしましょう

ものすごく苦手だったんだと思う

狭く深く付き合いたい

親友だけが分かってくれてたらいい

親友となら、家族同然の付き合いを求める、みたいな

と変な汗が出た

「わかってちゃん」の「察してちゃん」の「かまってちゃん」だったんだなって

アメンバー限定記事なので、一部抜粋してお届けします～

私は、

 

 

誰か一人にわかってもらってたらいい

 

と多分、小さい頃からずっと思っていて

 

 

その誰か一人

 

に選ばれてしまった相手に対して

 

ものすごく依存していたと思う

 

 

 

 

「昨日もお父さんが、お母さんを殴ってさー

 

私、警察に電話しようとしたら

 

お父さんに投げ飛ばされてさー」

 

 

 

 

親友だから

 

なんでも話していい

 

 

親友だから

 

なんでも聞いてくれるもんだ

いや、聞くべき

 

 

 

そう思ってたけど

 

 

 

そんな暗くて重い話、

 

10代前半の友達にしても大迷惑なだけ

 

 

 

「その話、暗くなるからやめよ」

 

 

当然の返しだけど

 

 

 

「わかってもらえない」

 

 

と勝手に落ち込んで

 

 

 

「相談しても聞いてくれないなんて

 

私のこと大事じゃないんだ」

 

と受け止めた。

 

 

 

中学生の頃の日記に

 

 

「私が相談したこと

 

私が経験したこと

 

私が悲しかったこと

 

 

 

それを伝えた言葉の一片一片を、

 

ジグソーパズルのように全部組み合わせて、

どうやら私は、同年代の友達に比べると

親友に求めるものが多すぎるかも、とチラリと頭をかすめることはあっても

周りに比べて家族との繋がりが薄い分、

私は友達に家族役も求めちゃうのかなー、くらいの認識で

自分が過剰に分かってほしがる女だと気づかずにいた。

ま、これも

「わかってちゃん」が悪いわけじゃなくて、

その使い方と伝え方を間違ってたんだろうけど

【親友】だろうが【夫婦】だろうが

自分が自分のために分かってもらいたいのなら、

【親友】なんだから【夫婦】なんだから分かってくれて当然でしょ

と思わずに

分かってもらえる可能性が高い伝え方を模索すればよかったんだよな

分かってほしいのは、あくまで私の勝手な要望だから、

それを受け入れるかどうかも、相手の勝手だったんだよな

相手が、その他大勢の距離感なら、

そんな相手に、

分かってくれて当然でしょ

とは思わないし

分かってくれたら、逆に

ありがとう

と思えるのに

【特定の人】に対してだけは、ずっとそうは思えなかった

私に悲しい出来事があったことが周知の事実な場面で、

その他大勢の人が、

陽気にテレビの話で盛り上がっても何とも思わないのに

【特定の人】がバカ笑いしてたら腹が立つ

みたいな。

この【特定の人】は、

旦那だったり親友だったり母親だったりするんだけど

長いこと私は、

【特定の人】との心の距離感が近すぎて、

自分と【特定の人】との境い目が曖昧になってんだろうな

は

私がこんなに大変なのに、あんた、よく平気で笑ってられるね

少しは心配にならないの

もう少し、気遣ったり優しくしたり出来ないの

それが【特定の人】の役目でしょう

私がいちいち言葉にしなくても

察して分かって構ってよ

そんな態度ができるってことは、私のこと大事じゃないのね

私の【特定の人】なのに、大事にしてくれないなんてホントひどい奴

みたいな。

てか、そもそも、なんでそんなに【特定の人】に「わかってもらうこと」に固執していたのかも

今となっては不思議

自分のことは、自分が分かってりゃ良かったんだよなぁ

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で、20数年前のわかってちゃん話。

上京して大学生になり、新たに友達ができても、

その子たちだって18年生きてきてるわけだから、もちろん昔からの友達がたくさんいる。

友達にはなれるけど、その他大勢の一人にしかなれない

新しい土地で、歴史ある友達を追い抜いて、

友達第一位の【親友】になるのは難しい

今みたいにメールや無料通話やSNSがなかった時代、

地元の友達とは文通くらいしか交流手段がない

今思えばおかしな話だけど、

当時は、

私が一番に思う親友には、

私のことも一番の親友だと思っていてもらいたかった。

私が一番に思っているのに、

相手が私のことをその他大勢の一人として見ていると

なんだか、片思いのような寂しい気持ちになっていた

まー、このへんは、

18歳で初めて知らない土地で一人暮らししたから、単に淋しかったのかもしれないし

カサンドラとACは、

パピコみたいにニコイチって言われる所以なのかもしれないけど

つい数年前まで私は

子供たちの親になっても尚、

誰かの唯一無二の存在にならないと、不安で仕方なくて

誰か一人でいいから、「和葉がいないとイヤだ」と必要としてくれてないと

自分の存在価値がないような気がしてた

わかりやすく誰かに求められたり、

誰かの役に立ったり、誰かに心を補完されないと

ソワソワしてきて落ち着かなくて、

乞食みたいに、必要とされることを必要としてた

誰の力も借りず、

自分自身だけで自分に価値があると思える人は

オリンピックで金メダルを取ったり、

ノーベル賞を取ったりする一部の限られた人だと本気で思ってた

あ、今はそんなこと思ってないけど

で、またまた話は戻って、

なかなか【親友】が出来ない18歳の初夏

そんな折に、はたと気付く

誰かの友達第一位【親友】 になるのはハードルが高い。

【友達】の枠には入れても、

そこには私以外にたくさん人員がいて、

私がいなくても困らない。

だけど、【彼女】枠ってのは、基本、一人しか入れなくね

そうか、だったら、彼氏を作ればいいんだ

彼氏が出来れば、私は彼女でいる間、

その人にとっての唯一無二の存在になれる

お年頃ってこともあり、

それまで【特定の人】は親友だったけど、

その役割は彼氏にシフトチェンジ

幾つかの恋愛を経て、最終的に【夫婦】になったのはカルビー

30年間培われた「わかってちゃん」の「察してちゃん」の「かまってちゃん」は

かなり熟成されたハイレベルのメンドクサさ

わかってちゃんならわかってちゃんらしく、

素直に弱く甘く可愛く振舞ってりゃ、まだ分かりやすかったのに

パット見、強くてしっかり者

『別に大丈夫だけど、さ』

の

『さ』のニュアンスとトーンと媚び色だけで

大丈夫じゃないことを分かってほしいレベル。

分かりづれーこと、この上ない

かたや、察することが何より苦手なカルビー35歳

この手のメンドクセー女をあしらうレベルも技
量も、免疫もまるでない。

この上なく【特定の人】な【夫婦】になったからには、

私とカルビーに距離感なんてあったもんじゃない。

私史上最強、法律的にも【特定の人】になったんだから、

【私が喉から手が出るほど欲しかった夫婦の在り方】を叩き込まなくてはっっ

恋人は、別々の船で並走して航海するもの

夫婦は、同じ船で航海するもの

そう信じていた私は

【夫】なんだから、こうあるべき

【家族】なんだから、こうするべき

私の中の規範と常識を、当たり前にカルビーに求めていた。

多分、当時の距離感は0.5m

今は三軒先だから50mくらい離れてるけどね