ノルマを買いたい人集まれー。
「オーヴァーロード」を観てきました。
ストーリーは、
第2次世界大戦下の1944年6月。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、侵攻作戦の成功を担う重要な使命を帯びた米軍の落下傘部隊が送り込まれる。激戦を潜り抜けて経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔に潜り込むが、地下にある謎めいた研究所でこれまで誰も見たことのない敵と遭遇する。
というお話です。
第二次世界大戦、1944年6月。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、重要な任務を背負った第101空挺師団米軍が送り込まれる。途中でドイツの戦闘機に執拗に攻撃され、輸送機は彼らを降下目的地から1キロ手前に下ろす事になってしまう。
降りる途中で撃たれたり、降りてからドイツ軍に囲まれるなどの攻撃を受け、最後、残ったのは6~7人しかいなかった。仕方なく、そこから目的地へ向かうが、途中の地雷でやられたりと減って行き、目的地手前の村に着いた時は4人になっていた。
村の手前でフランス人女性に会い、村の住民であることが分かり、彼女の家に隠れさせてもらう事にする。彼らの目的地はそのシエルブラン村の一角にある教会で、ナチスドイツは教会に電波塔を建てて、連合軍の通信を妨害しているのだった。その電波塔を壊せば、連合軍の通信が回復し、位置の確定情報や作戦の連絡までが出来るようになり、ドイツ軍への攻撃が出来るようになるのだった。
出会った女性・クロエに話しを聞くと、村の住民が次々と教会に連れていかれ、戻ってこないという。彼女の叔母は、教会から戻ってきたが、全身が焼け爛れた様になり、口も聞けなくなっていた。ボイス二等兵は、フォード伍長に偵察に行った2人を連れ戻すように命令され、外に出て村の中を探っていると、ドイツ兵に見つかりそうになり、仕方なく通りかかったトラックに乗り込むと、その荷台には大量の死体が積んである。仕方なく死体の中に隠れ、そのまま教会の中に入ってしまい、内部の偵察をしながら帰ろうとすると、教会の地下に恐ろしいものを見つけてしまう。そして・・・。あとは、映画を観てくださいね。
うにゃ~!地下にあったものを書きたいけど、ネタバレ出来ないから書けな~い!うぎゃー!すっごく面白いのに書けないのは辛いわ。予告通り、そこには見たことも無い敵がいました。まぁ、私は、こんな感じのモノを何度か見たことはありますが(映画の中で。)、やっぱり怖いですよね。何でか、ナチスドイツって、こういう実験好きよねぇ。キャプテン・アメリカのバッキーも、こんな感じじゃなかったかしら。
そのフランスの教会の地下にある物質が埋まっていて、それが戦争という中では、とっておきのお宝だという事が分かり、そこを掘り起こして実験を重ねているんです。で、教会の上には、ちょうどいいから電波塔
建てちゃって、連合軍の妨害をしてやれって事なんです。でもね、この地下の物質が完璧に稼働し始めたら、もう、ナチスドイツは無敵になるから、電波塔なんて必要無くなると思うんですけどね。
主人公のボイスくん凄く良い子で、宿舎にいたネズミちゃんも殺さないで逃がすっていう優しさの持ち主なの。でもね、この時代にそんな事を言っていたらあっという間に死んでると思うけど、何故か、死なずに生き残る強運の持ち主。
たまたま地下に入っちゃうんだけど、そこでとんでもない怪物に出会う訳よ。おいおい~って言っているうちにぶっ飛ばされて、必死で逃げ回るって感じ。一度は、何とか逃げられて外にでて、フォード伍長に言いつけに帰るんだけど、どうしても電波塔を壊さなきゃいけないから、また怖い所に戻らなきゃいけなくなるのよ。フォード伍長に虐められましたって言いつけたのに、ダメって言われて、またも地下へ逆戻り。恐い奴に会いたくないけど会っちゃうのよねぇ。それもどんどん増えるのよ。
少しだけネタバレすると、一瞬見た感じは、未来から来たばかりのターミネーターシュワちゃんが裸でうずくまっているように見えました。本当は違うんだけどね。でも、裸体が筋肉質で、おおっ!ムキムキっ!って目を見開いたんだけど、それからは怖くなっちゃって、イヤでした。私は、これならゾンビの方が好きかもって思いました。やだ、この怪物たち。
フォード伍長がカッコ良かったなぁ。イケメンで私のタイプなのですが、最後の最後まで、彼はヒーローでした。もちろんボイスが本当のヒーローなんだけど、部下思いのフォード伍長、素敵でした。このフォード伍長を演じているのがワイアット・ラッセルさんで、カート・ラッセルさんとゴールディ・ホーンさんの息子です。言われてみれば、ちょっと顔がカート・ラッセルさんに似ていました。
敵方のワフナーという指揮官ですが、ピルー・アスペックさんが演じていて、彼は、あの「ゴースト・イン・ザ・シェル」実写版でバトーを演じていた人です。今回は、超悪役で怖かったです。そこまでする?っていうくらい、襲ってきましたよ。うーん、ちょっとグロかった。
この映画、戦争映画かと思ったら、サスペンス、ホラー、SF、アクションの要素が詰まっているような内容でした。とっても面白かったです。J.J.エイブラムス製作だから、まぁ、面白いだろうとは思ったけど、こんな内容になるとは、驚きました。
私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。これは面白いでしょ。恐がりながら、きゃ~!って叫びながら、指の隙間から大画面を観るという芸当をするのに最適な映画です。面白かったなぁ。私は、恐がりながら、顔が笑ってたもん。いやぁ、好きです、こういう映画。(笑)ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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今日、開店時間前に、新しいママに呼ばれました。
時間にして、約二十分の話し合い。
細かいことまでは覚えてないけど、要約すると以下の通り。
(今日は、ほとんど会話だよ)
「あなた、アフターに行かない主義だそうね」
「はい」
「なんで、行かないの?」
「仕事とは、思ってないからです」
「アフターも、立派な仕事でしょ」
「同伴はノルマがありますが、アフターにはノルマはありませんので」
「ノルマがなければ、しないの」
「なんで、する必要があるんですか? 私は、毎月、お給料の3倍から5倍は売上を上げているし、トップではないけど、毎月売上の上位に入ってるんですよ」
「アフターをすれば、もっと売上を上げれるじゃないの」
「私のお客様は、アフターをしようがしまいが、お店に来てくれる回数は変わりませんので」
「だったら、他の子のお客に付き合えばいいじゃない」
「尊敬しているお姐さんやママのお客様だったら付き合いますが、そういう方は、よほどでないと、そんなことを言ってきませんので」
「自分からやろうとは思わないの」
「思いません」
「あなたの辞書には、チームワークって言葉がないの」
「ありますよ。誰よりも、チームワークを重視しています」
ママの眦は吊り上がり、鬼女かというくらいの面相になっていました 笑
「社長に、あなたには触るなと言われたんだけど、あなた、社長の女なの」
「だから、強気に出ていると?」
「それしか考えられないでしょ。一介のホステス風情が、ママである私に、ここまで楯突くなんて」
「完全に枕脳ですね。そんな下世話なことしか思いつかないなんて」
「なんですって」
ますます、鬼女の顔に 笑
「あなた、私を舐めてるの」
「舐めるもなにも、私は、あなたのことをそれほど知りません。それにね、一介のホステス風情というあなたこそ、お店の女の子を舐めてるでしょ」
「生意気な女」
「私は、質問に正直に答えただけです。それを生意気だと言われるなら、これ以上話していても、時間の無駄でしょう」
「待ちなさいい」
立ち上がりかけた私を、ママが制した。
「このことは、社長に伝えます」
「どうぞ、ご勝手に」
「あなた、クビになってもいいわけ?」
「いつでも」
私は、思い切り微笑みました。
「接客と
うものは、お店の中でするもの。アフターは、いわゆるサービス。しっかりお店とメールでお客様とコミニュケーションを取っていれば、アフターなんてしなくても、お客様は来てくれます。アフターに付き合わなければ、お店に行かないなんてことを言うお客様はこちらから願い下げですし、アフターに付き合って一回でも多くお店に来させようなんて考えもありません。それに、本当にお世話になっているお客様とは、アフターも行きます」
怒った顔もせず、微笑を浮かべながら淡々と言う私に、ママはなにやら恐怖を感じたみたい。
「わかった」
それ以上、文句を言おうとしませんでした。
「最後に言っとくけど、私があなた以外の子に、アフターを命令しても、茶々は入れないでね」
「入れませんよ。私は、それほどお人好しでもないし、暇でもない。みんな自立した子ばかりなんで、その子達があなたの言う通りに売春しようがしまいが、私には一切関係ないし、興味もありません」
「売春ですって」
「私の中では、お客様とホテルに行くというのは、女を磨くということではなく、ただの枕営業。つまり、営利が絡んでくるわけなので、売春と同じなんです」
「いつ、私がホテルに行けと言った」
「昨日、おっしゃってたじゃありませんか。アフターやお客と寝るのは当たり前だって、女を磨くチャンスだって」
「……」
「ま、そんなことは、私にはどうでもいいことです。ただ、あそこの店は、簡単に客とやらせてくれるぞなんて評判が立ってしまうと、お店の品格が問われますので、そこだけは気を付けていただければと思います。ね、お店のこと、ちゃんと考えるでしょ」
なぜか、ママは、薄気味悪いものを見るような顔で、私を見ている。
で、ここで話はお終いと言いたいところですが、お店が終わってから、社長に呼ばれました。
「こうなるんやないかと心配しとったが、おまえ、よう言うてくれたな」
怒るというより、ため息。
「おまえみたいな女は、直ぐクビにしろって、えらい剣幕で言ってきたぞ」
「そうですか」
「どうせ、一年以内に辞めるんや。今更クビにするつもりはないけど、あいつと揉め事だけは起こすんやないぞ」
「向こうからなにも言ってこなければ、私からは言いませんよ」
「そうやな。多分、もうおまえには、何も言ってこんやろ」
社長とも、これでお終い。
ママには、他にもいろいろ言われたような気がするけど、忘れちゃった。
ほんと、夜の仕事には向いてないな。
というか、サラリーマンにも向いてませんね 笑
おやすみ❤