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君も賢人に・・・。路線

さて 今日は 

書きたいことがいっぱいあって

ありすぎてまとまらないです・・・

まず羽生さんの全日本欠場 本当に残念です。

案の定あちらサイドはいろいろとまた 盛り上がってることでしょう

月○さんも早速 やっぱり予想通りの展開とか嫌味な記事を書いておりました。

怪我で出れないことが策略としか思えないのでしょう 歪んだ目でしか世の中が見れない

お気の毒な人

何と言われようが特例でも例外でもなく(原真子~~~ムキームキー

正当な規定にのっとり 羽生さんがワールド代表に選ばれると思います。

さて 今日は何といっても小塚さんの話題でしょうか

小塚さんがワイドなショーで失言しようとも、ニッカンで失言しようとも

ゆづファンの一部が激怒しているのを尻目に、私は状況を冷静に見ていました

きっと悪意はないのだ。 表現が拙いだけなのであって・・・・ 
きっと後輩を想う気持ちがあって・・・言ってくれてるのだろうと、信じたかった。

小塚さんとはPIWのふれあいで握手をしてもらい、少しだけお話しをしたことがあります。

とても上品でテレビなどで見るよりはかっこよく紳士的だと思いました

スケーティングもパトリックと肩を並べるほど美しくノーブル

生れながらの上品さからくるものだと思っていました

羽生さんにはFOIの時、あまりに当時まだ若き日の羽生さんがやんちゃだったので

「フィギュアスケートはね、紳士のスポーツだから 礼儀とかちゃんとしなきゃない」って

叱責したこともあったようですね

そのことで、ちょっと悪質な羽生ファンが当時も小塚さん嫌ったりということもありました。

ですが、先輩としてそういったことを後輩に教えるのは大事なことでして、

叱責する方も実はけっこう勇気がいるんですよ

髙橋さんとかなんかは完全羽生さん無視だろうし、織田君は一緒にふざけちゃいそうで

小塚君の存在は結構貴重だったんじゃないかな いつだかはネクタイの結び方教えてくれてたよね

先輩らしき先輩って小塚君、無良君だったんじゃないかと

だから今回の失言の数々も静観していたのですよ。ですが、さすがにもうかばえません

真央さんに断りなくだされたアンチ本に寄稿されたとか

アンチに利用されるような記事を提供したり

そもそもあの出版社が人種差別などヘイト記事を載せるかなりヤバいところらしいですし

そして今日文春にすっぱ抜かれたゴシップ 羽生ゆずれないと一緒になにやってるのですか?

仕事から帰ってきてから、全録なのでバイキングを見たんですけど

「フィギュアスケート一家のものとしての生活を保つために、お金を稼がなければならないので

あせっていた。

ホテルに行ったのは仕事の打ち合わせだった」

そんな言い訳をしていました。

それを聞くと、なんだかお気の毒な気もしてきました。小塚さん そうえばあまりショーに出たりもないし

織田君のようにしゃべれないからあまりテレビにも呼ばれないし、

たまにワイドなショーみたいな単発で番組にでたりとか NHKの講座なんかもやってるみたいですけど

小さい仕事をたくさんこなして何とか普通の人よりはいい暮らしを保っていかなければならなかったので

見境なく?と言っては何ですけど あらゆる仕事を良く考えもせず受けたのかな?お子さんも小さいですし

妻は女子アナじゃみじめな暮らしはさせられないですよね

フィギュアスケーターってよっぽどトップの選手にならなければスケートの世界で生きていくのは

難しいのかもしれません。あとは織田君 佳菜ちゃん 安藤さん みたいにプライド捨ててお笑い路線でいくか・・・・

m(__)m織田君 織田君は 頑張ってる!!完全にセカンドライフは ダントツ勝ち組です。

髙橋さんも今は現役復帰しましたけどその後どうするのでしょうね?

真央さんみたいに自分のアイスショーが持てるほどでもないし

織田君みたいにしゃべれないし、彼もその後の人生迷走しそうな気がします。

話がそれましたが、小塚君の今の迷走劇は不器用さと世間知らずから来るもので
自分自身が周りに振り回されてわかってないのではないかと思います。
どなたか優秀なマネージャーがついてくれるといいのかもしれません

羽生さんファンを激怒させたのは、そのゴシップに羽生ゆずれないがかかわっていたもんだから

記事に、「羽生と小塚が夜遊び○○」みたいに書かれて関係のない羽生さんのイメージまで悪くなり

とんだ迷惑をかけられたという事からでした。

もちろんあのアンチ本へ寄稿の件も許せないし!

今度こそ 本当に私もちょっと許せないなと思いました。
子どもがまだ小さいですよね?

仕事のためといいつつ朝帰りとか繰り返してたということ。

子育ては奥様にだけさせて、キャリアも捨てて名古屋に来た奥様ほったらかして酷いです。

ゆずれないそのものも許せません この間のものまね番組では 私の大切な想いのつまったプロである悲愴のあの蒼い衣装を着て八代亜紀の雨の慕情を歌っておりました。

一体なんの真似?

腹立たしくてテレビの液晶割るところでしたよ(大げさですけど)

人の大切なものを簡単に壊す、踏みにじる行為が許せない!

そもそもあの程度の芸なき芸人ごときが、気安く真似(真似にもなってないのに)していいような人じゃないんですから!!

そして、そのように羽生さんのファンから忌み嫌われている、ゆずれないに小塚さんはスケート教えてましたね?

それも生活のため仕方なく?

羽生ファンの心情は思い浮かばなかったのかな 反発食らうだろうこと!!

こんなゴシップに羽生さんを巻き込まないでください。 

羽生の名を使わないでください!!

そんなことで騒ぐのはみっともないと思ったど、今回ばかりは私ももう許せなかったです。

さようなら小塚君 本当ならあなたも髙橋大輔のファンからの攻撃を受け、オリンピック選考でも
犠牲になった一人なので思いを分かち合える存在であったと思うのにもう無理です。

路線や泥棒が存在する世界に、僕の愛する家族は住んでいる。

おはようございます。

職場で先週からインフルエンザ発症者が出てしまい・・・

とうとう身近にまで押し寄せた感じです。

その方(社長)・・・2日休んで出社してきて・・・

まだ潜伏中なのに・・・全く非常識で。

テロ行為かと思いましたわガーン

そーして、私もとうとう感染したのか?? 胃炎・腸炎の様で・・・

このブログを書き始めているのが日曜晩。

辰吉丈一郎の目になっております。

旦那さんにはガマガエルみたいだと・・・

西郷どん 終わりました・・・

はぁ~ 喪失感

ぽっかり心に穴が・・・

普段、ドラマに無縁だけど主演者が好きな俳優で珍しく大河を見だして。

共に新しい日本を望み目指していたのに別々の路線をたどる運命が切なく・・・

最後に政治家の大久保利通と幼馴染の一蔵どんの間での葛藤で揺れる様。

武士の世の終焉させ新しい国の為に自らの命を散らせた西郷どん。

(自害のシーンを敢えて出さない演出は驚きましたが・・・逆に未来に馳せる感があり良かった)

ホントにドラマが終わっても余韻で涙が止まりませんでした。

また、見なおして泣こうっと!

で、本題

12/16 またもや恒例の大阪メトロウォーキングへ

今回は泣き疲れたのでとりあえず適当に書いていきます。

千日前線野田阪神駅をスタートで11キロ

駅を出発し10分ほどで大正15年架橋の淀川大橋へ

この橋は全国で唯一の「回転式陸閘」を持っていると。

 ※淀川下流域は、川よりも低いいわゆる「ゼロメートル地帯」になっていて

   高潮が襲ってきたときに、流域を守るために計画高潮位(台風などの高潮が襲ってきたときに想定される水位)

   に満たない橋に防潮鉄扉が整備されています。

通常はスライド式の鉄扉だけど

ここのは長さ24mの鉄扉が遮断機の様に格納庫から180度回転して道路向こうへ降りて行きます

 ↓お借りした写真

分厚い鉄扉ですが…

最近の災害映像で津波・高波など水力の凄さを映像で見ると…

根本からポッキリ折れるんじゃないかと心配にもなりますが…

信用するしかないですよねアセアセ

歌島橋南から「大野川緑陰道路」に入る。
八丁大橋跡から淀の水橋跡間の約3.8 km で西淀川区内を横断する歩行者道路と
サイクリング道路を備え健康作りの場として市民の憩いの場となっている。

足つぼマッサージコースがありやってみます。

痛いのでそろそろと進む。

ちなみに、私は坐骨神経と痔と肝臓と右目が悪いようですアセアセ

ヨドコウなどの工場地帯にある「福の船溜まり」

大阪市内では数少ない漁港の一つだとか。

冬空、キィーンと冷たい風が気持ちいい~
淀川と神崎川河口に挟まれた「矢倉緑地先端部」
昭和9年の第1室戸台風で水没した田畑を埋め立てた土地を造成し平成12年に「矢倉緑地」としてオープン。
市内唯一コンクリート護岸のない水と触れ合える自然海岸だとか。

そんな場所があるなんて今まで知りませんでしたわ~

野鳥観察所から夏は磯遊びも出来ますよ。

↓独り、カニを探すオジサン

矢倉緑地から福の船溜まりまで来た道を戻りゴールの阪神電鉄福駅へ

ゴールで終了なんて我々の辞書には無く(笑)

福駅から2.5キロほど離れた

杭瀬駅にある「第一敷島湯」へ向かいます。

海近くの川を渡るので強風が強く寒いっっ~><

杭瀬の市場を散策して

唐揚げで一杯飲んでいざ銭湯へ!

第一敷島湯は大正12年創業。

昔ながらのレトロな雰囲気をそのまま残している激シブ銭湯で、

特徴は京都以外では大阪以西では珍しい唐破風の小屋根を持っている事。

浴槽は中央の主浴槽が円形槽で、

,以外が子供用??微妙な深さと大きさの浅浴槽と控えめなジェット槽。

こじんまりとした浴室だけどタイルが上品で、

中でも女湯との仕切り壁にの滝のモザイクタイル絵が美しい。

全体的にピカピカに磨かれ清潔で明るい感じ。

冷えた体が癒される~ルンルン

↓借りた写真

女将さんがチャキチャキ、御主人が人が良さそうで・・・

銭湯巡りをしていることを伝えたら、

旦那が絶好のカモなんで勧められるがままタオルと木札を買ってました。

 まぁ、木札は次回返納したら入浴代が無料になるらしい。

(また、来なアカンな)

2018年台風21号の被害により銭湯裏手のボイラー室の屋根と壁が飛んでいったらしく・・・

来年には復旧工事されるけど元気に営業されてます!

是非是非とも皆さんもお近くに来た時は利用してみてください。

尼の下町風情のある銭湯ですよ!

(尼って関東でも色んな意味で有名らしいんですよね!?)

で、ここから気になる所へ立ち寄ります。

それは題名にも書いていたモスクワの味を求めて♪

モスクワの味ってなんやねん!?ですよね

それは、かつて近畿地
方を中心に洋菓子製造・販売を行っていた「パルナス」

 ※日ソ国交回復直後の1957年にはソ連を訪れてモスクワのレストランや菓子工場を視察し、

   帰国後には「モスクワの味」を自社のキャッチコピーとしてPRに務め、広く知られるようになる。

   1970年には日本万国博覧会ソ連館のレストラン「レストラン・モスクワ」を受託運営し、

   その後は大阪・神戸・東京で「レストラン・モスクワ」および「レストラン・パルナス」を営んだと。

関西育ちの40代以上なら誰もが口ずさめると言っても過言ではない

「パルナス製菓」のCMソング。

メーカーは20年近く前に営業終了してる。

知らんかったわ

哀調を帯びた歌声に影絵と赤ちゃんの映像が強烈なインパクト。

このCMは私の子供の頃(昭和50年代)日曜朝のアニメ再放送(世界名作劇場として)で流れたんです。

「母を訪ねて三千里」「あらいぐまラスカル」など。

これって関西圏だけだったんですかね??

 当日、モスクワの味ってどんな味やねん??

って興味津々。

暗めの映像が神秘的に見えて…

モスクワ(ソ連)は憧れの異国でした。

ただ、近所に店がなく…憧れが憧れのまま風化され…長い月日が経ち。

最近、ジョージア旅行でモスクワ経由した際に思い出したけど…

廃業してるんで、憧れが幻で終わったな~ って矢先に見つけたのがこれ↓

モンパルナス!!!
なんと
兵庫は阪神尼崎駅で創業者の弟さんがパルナスの味を伝承してるんですってびっくり
その中で目玉商品の1つがピロシキ
もちろん製法を受け継いでると!
銭湯後に行ってみました~チョキ
店構えを写真撮影してる際に老夫婦がやってきて…
写真に写りこむので居なくなるまで暫しシャッターを切らず待つ。
老夫婦が店に入ったのでパシャリ。
で、店に入ると…
今、正に、老夫婦が
残り4ヶのピロシキをトレーに乗せようとしてますびっくりびっくりびっくり!
あっ!
っと言う間に全部かっ拐われたわガーンガーンガーン
店員に聞いてもあれが最後と…ガーン
クソ
店の写真なんて後にすれば良かったわドクロ
悔しいので買ってみたドーナツ
ロシアンって書いてたので
とりあえずモスクワの味っぽいし…
改札機手前で待っていた旦那さんに事情を言うと…
ただのピロシキやん!って興味なかったのに、
「食べれないとなると余計に食べたくなるな~」アセアセ
次回リベンジします!
で、ドーナツにモスクワの味を感じたか??って。
本場には行った事がないから分からないけど…
ただのドーナツだと思いましたわタラー

路線 ときめきとやすらぎをつなぐ

原発事故は終わっちゃいないんだよ
地獄の釜の蓋はあきっぱなし
どんどんと放射能はわき出てくる
雲にのって
風にのって
雨になって地上に降り注ぎ
目に見えないし臭いもない
だから小児甲状腺ガンが
増えるんだよ
単なる検査が行き届いているだけじゃない
明らかに277人もいること自体が異常なんだ
他県にもやがてこの傾向は現れる
チェルノブイリと全く同じことが起きている
内部被爆の恐ろしさを誰も知ろうとはしない
だからこうやって有志団体が
しっかりと調査をしてくれるのだが
調査の結果がこれまた驚異的なものだ
原発をゼロにしろと言う意味はここにある
事故が起きても
全国に残土をまきちらそうとする
環境を守らない環境省がいるんだぜ
日本全国放射能音頭でしゃんしゃんしゃん
あとは弱いものから白血病、甲状腺ガン
その他放射能汚染特有のガンにかかり
高い治療費を払いそして死んでいく者も
何十人も出るだろう
何百人かも知れない
これは、戦争だよ
薬で殺され
放射能で殺され
我々の回りは
敵でいっぱいだ
そんなことはないと
気休めの言葉を考えるのであるならば
政府と東電が何を隠蔽しているのかを
良く理解して
原発ゼロに追い込むことだ
議員の殆どは法制化もしようとしない
やはり市民の力しかないんだよ

福島の除染土の再生利用 福島県以外の8割超「内容知らず」

福島第一原発の事故に伴う除染で出た土を再生利用する国の計画について、内容を知らない人が、福島県以外では8割を超えるという調査結果がまとまり、環境省は、周知に努めるとしています。
原発事故のあと福島県内で行われた除染で出た土について、政府は、2045年までに福島県外で最終処分することを法律で定めています。
これを受けて、環境省は、最終処分する量を減らすため、放射性物質の濃度が一定の基準を下回ったものは、道路や防潮堤の盛り土などとして県内外の公共工事などで再生利用する計画です。
これについて環境省は先月、全国の20代から60代の男女を対象にインターネットでアンケート調査を行い、3600人から回答を得ました。
それによりますと、再生利用について「聞いたことがなかった」と答えた人は、福島県以外では59.3%でした。
また、「聞いたことはあるが内容は全く知らなかった」と答えた人は福島県以外では26.9%で、合わせると8割を超える人が内容を知らなかったことが明らかになりました。
環境省は、大学や高校で再生利用の意義や技術を紹介するワークショップを行ったり、福島県で行っている実証事業で全国の自治体の職員や住民を対象に見学会を開いたりして、計画の周知に努めるとしています。
フクシマからの報告 2018年晩秋
高濃度の汚染地帯に入る 
閉鎖されたまま雑木と雑草に
のみこまれていく集落

2018年12月、福島県浪江町の山間部、国道114号の沿線約27キロを取材に訪ねた。

ここは、福島第一原発事故からあと3ヶ月で丸8年が経つというのに、高線量の汚染のため今なお立ち入りが禁止されている。住民の帰還はもちろん、除染すらまだ手付かずのままだ。

つまり、2011年3月、福島第一原発から出た高濃度の放射性物質のプルーム(チリの雲)が押し寄せ、地表に落ちたまま、すべてが止まっているのだ。

この国道は、太平洋に注ぐ「請戸川」に沿っている。阿武隈山地の水源から、太平洋岸の平野まで、川沿いをたどる形になる。その谷筋に沿って、2011年3月15日に高濃度の放射性物質を帯びたプルームが、海からの風に乗って流れた。山をひとつ超えてた北側には、やはり汚染で全村避難になった飯舘村がある。

(2017年9月16日付毎日新聞より)

 2011年3月15日、福島第一原発から流れ出したもっとも大規模かつ高濃度プルームは、太平洋からの風に乗って、北西方向に流れたことをご記憶だろうか。そのプルームの真下にあたるのが、今回訪れたエリアである。上の地図と下のマップを照らし合わせててみるとわかりやすい(下の図は文部化科学省とアメリカエネルギー省の空間線量モニタリング調査結果。2011年4月29日現在の地表1メートル値)。

8年近く人気が絶えたままの集落は、雑草が人の背丈ほどにも伸び、灌木が森のようになって、民家や商店、自動車をのみ込みつつあった。田畑だった場所は雑木が茂り、森のように見えた。

そこには誰もいない。音もしない。静かすぎる。道路の上で枯れ葉が風に舞う音が、耳に届く。

まるでSF映画の「人類滅亡後の世界」に迷い込んだようだった。そうした光景の真っ只中に立っていると、誇張ではなく、本当にめまいがして動けなくなることがあった。そこがかつては、誰かのなつかしい「わが家」であったことを考えると、胸が張り裂けそうな思いに襲われるのだ。

 そんな光景が、封鎖区域を走る約1時間、道路の両側に延々と続いているのだ。

 今回、3日間の取材で約3500枚の写真を撮った。その中から110点以上をここでお見せしようと思う。新聞やテレビでは、ここまで詳細な報告はなされていない。

 なぜ、そんな高線量地帯に取材に入れるのかというと、国道114号の通行に限って、一般車両の立ち入りが許可されているからである。2017年9月までは、汚染のひどさのため、通行すら禁止されていた。つまり完全な封鎖地帯だった。

 しかし、この路線は県庁所在地である福島市など「中通り地方」と、太平洋岸をつなぐ主要道路だ。福島第一原発の復旧工事や、除染作業の工事車両を往来させるために道路を通せという要望が強くなった。新聞ほか記者クラブ系マスメディアは「復興を加速させる」という大義名分を報じている。

 放射能で汚染されたエリアを封鎖する大きな理由はもちろん「立ち入った人が被曝しない」ことである。もうひとつは「放射能を帯びたチリが付着した車両や人が外に出て、汚染を外部にばらまかないようにする」ことも重要である。その意味では、居住が許されないようなエリアを車が往来している現実は、本来は放射性物質の管理として矛盾している。

 矛盾には違いないのだが、おかげで、一般車両でも許可証なしに通行できる(オートバイや自転車、歩行者は通行禁止)。私のようなフリーランスの記者でも、8年間汚染されたまま手付かずの封鎖地帯の内部に入ることができる。原発事故で封鎖された街がどうなっているのか、目撃し記録することができる。

 片側一車線の国道は通れるが、両側に入る道や人家、商店にはバリケードやフェンスが築かれ、入ることができない。集落ごとバリケードで封鎖されている場所も多い。

 この光景は、太平洋岸の平野部、福島第一原発直近(約1.5キロ西)を南北に走る国道6号でも、同じである。人気が絶え、荒廃した街を縫って、道路上だけはトラックやワゴン車が行き交っている。高濃度の汚染地帯なのに、工事車両を通すために国道だけは開通している。

 放射能に「面」を制圧さ
れたまま、国道という「線」だけを失地回復した。私の目にはそう写る。

 私は、福島第一原発事故の直後の2011年3〜4月から被災地に入り、取材を始めた。その後も現地に東京から通い、除染が始まる前、除染作業中、除染が終わって避難指示(住民の強制退去)が解除されて、住民が戻り始めて、とその一部始終を見てきた。

 その概観を言えば、今もなお封鎖が続くエリアの内側はもちろん、その外側、除染が終わった区域でも、現実は過酷である。

 除染しても事故前の放射線レベルには戻らない。それどころか、広大な山林が除染されないまま残っているので、じりじりと線量がまた上がっている。年間1ミリシーベルト(時間あたり0.23マイクロシーベルト)の許容線量が守れるか守れないかすら、ギリギリの攻防が続いている。

 成長期の子供への影響を懸念する親たちは、強制退去が解除されても、避難したまま戻ってこない。戻ってくる住民は「祖父母世代」つまり高齢者が大半である。人口は事故前の1〜2割にしか回復していない。一度移転した企業は戻ってこない。戻りたくても、就職する企業がない。

かくして「祖父母=農業+親=会社勤め+孫」の三世代同居で成立していた家計構造が崩れた。農業者が多い高齢者だけが帰還しても、生活そのものが成り立たなくなった。そればかりか、高齢者ばかりになった集落は、あと10年、20年も経って彼らが死亡すると、コミュニティが自然消滅してしまう。そんな暗いシナリオが進行している。

 残念ながら、除染が済み強制退去が解除されても「福島第一原発事故後の被災地の現実」は過酷である。「事故前の状態の回復」など、ほど遠い。現実が好転するきざしや方策は何も見えない。

 ずっと現地で取材をしている私の偽らざる実感である。

 こうした現実の一方、政府は奇妙な政策を次々に発表している。その動きは、東京オリンピックが開かれる年=2020年の3月、つまり今から1年数ヶ月後に集中している。3月は言うまでもなく、原発事故から9年目の月である。

*福島第一原発事故の避難者のための仮設住宅を全部廃止する。避難民を退去させる。
*JR常磐線(上野〜仙台)で最後まで不通のままになっている富岡〜浪江駅間(同原発の約2キロ西を通る高線量地帯)を復旧させ、全線開通させる。

 そうやってお膳立てが整った2020年3月に、東京オリンピックの聖火ランナーが福島県を出発する。

 東京五輪組織委は、一度は1964年東京大会と同じ沖縄から聖火リレーを出発させる方針を固めていた。「がその後、組織委内で『復興五輪のメッセージを強く押し出すべきだ』との意見が強まり、原発事故のあった福島出発に決まった」のだという

 これまでも、JR常磐線や高速道路、幹線道路の復旧を「原発事故からの復興」として政府や福島県、記者クラブ系マスメディアは喧伝してきた。

 政府は2020年3月、つまり原発事故9年目に、仮設住宅から避難者を追い出し、JR常磐線を復旧させるという日程を設定した。過去の経緯から考えて「復興は達成された」という宣伝に使われるだ
う。

 時同じくして、その福島から聖火ランナーが出発する。当然、世界のマスコミがそこに集まるだろう。政府は、東京オリンピックを「原発事故を克服した」「原発災害から復旧した」という宣伝(プロパガンダ)に使おうとしている。私はそう見ている。

 基本的なことを確認しておくと、2011年3月11日夜、つまり福島第一原発の3つの原子炉がメルトダウンに向かっていたときに政府が発令した「原子力緊急事態宣言」は、まだ解除されていない。つまり「福島第一原発の危険な状態はまったく変化していない」と、同じ政府が言っている。しかし、こちらの方が積極的に広報・報道されることは、まずない。

 福島第一原発の危険な状態はそのまま。被災地は事故前に戻ることはない。しかし「復興」を喧伝する行事だけは盛りだくさんに用意されている。そんな奇妙にねじれた現実が進んでいる。

 イベントやセレモニーを催し、政府がいかに熱心に復興を宣伝しようと、メルトダウンしたままの3つの原子炉の内部は1ミリも変わらない。ばらまかれた放射性物質は1マイクロSVも減らない。残念ながら、セレモニーや宣伝で現実は何も変わらないのだ。

 そんな「宣伝や行事では何も変わらない現実」のひとつとして、ここに公開する封鎖地帯の写真を見てほしい。そして、一瞬でいいから、ここに写っている風景が自分の故郷やわが家だったら、と想像してみてほしい。

(写真は特記のない限り2018年12月1〜3日、福島県浪江町で筆者撮影)


@cmk2wlさんのツイート: https://twitter.com/cmk2wl/status/1073701253547315200?s=09

放射能市民測定室たらちね が 2018年10月に測定した「松の葉」
25590Bq/kgのセシウムを検出している。
原発事故は何も終わっちゃいない。 https://t.co/6zIjUAHXS6
わずか 1kgの松の葉から 1秒間に 25590Bqが出ている。
一本の松の木から 1秒間にどれだけのガンマ線が出ているか、想像するとおそろしい。
https://t.co/FXJNLVPx6U
掃除機のゴミと空気清浄機のフィルターの汚染にも注目してほしい。
人間がどれだけ放射性物質で汚染された空気を吸い込まされているのか、想像するまでもない。


路線 関連ツイート

「小説・パーフェクト・ブルー」https://t.co/gLhoeGRg3Z <清純派アイドルの霧越未麻がセクシー路線にイメージチェンジをしようとすると、清楚さを求める昔からのファンが暴走するお話です。>PERFECT BLUE。
と言っても今欲しいSGってKSGくらいしかいないしな…。
普通にMGレシピ路線一択です。
と言っても今欲しいSGってKSGくらいしかいないしな…。
普通にMGレシピ路線一択です。
@QBhA4nuXkPTnyRZ 最近、料理の路線が変わってきてますね!洋食が多い様な

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