舞台「刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」
7月29日の話になりますが。。
終わりましたね。
大千穐楽は、大好きな新宿バルト9で観て来ました。
この作品を観るにあたり、前作もTDCの上映会で観ておいたし(大スクリーン!感動した!)、
ゲームは挫折したけどやってみたし、
わからない用語はネット検索w
まあ、それなりに予習しました。
6月2日の初日はTDCでライブビュー
6月4日の明治座を初めて生で観て。
7月20日は日本青年館で観て。
7月29日の大千穐楽はライブビュー参加。
な、道のりで観てきました。
ライビュ2回、
生舞台2回を観ることができたんですね。
我ながらラッキーなほうだったと思います。
注)当日券は全落でしたけどネ
↑
ちょっと、これ語らせてww
あの電子チケットの当落表示のショックさよ
当日券ゲットに並ばなくて良いのは画期的です。
開演2時間前からジャスト30分間、QRコードが貼り出されるので、それを専用の電子チケットアプリで写し、開演1時間前に自ら画面スワイプして抽選結果を見るのです。
しかし、画面をスワイプして、出てくる結果の残酷さよ。 笑
表示がデカイんですよね。
↓ これや。
全身の力が抜けるんです。 笑
当たる方が奇跡なんですけどね?
それ覚悟で行くんですけどね?
何回当日券チャレンジに出向いたかしら。
この文字を見に通ってたんかいな、みたいな。
明治座を引き当てたのは、前作刀ステの初回先行特典なんです。
それにシリアルナンバーがあって、メール申し込みです。
もちろん抽選です。
Blu-ray1枚買っただけなので、権利は1回。
これ、何枚も何十枚も買う人いるんですね。
でも、高いチケット屋さんから買うより正当っちゃ正当なのかな。
円盤は、興味のある友人知人に譲ればよいし。
↑これ、欲しがる人がいる前提よね?
家族の人数分要らないと思うの、ふつうは 笑
だから私は1枚にしたんだけど、
こんなにチケット取り苦労するなら、次回から(次回はいつあるのか?)
やはり、身内の人数分は買うかもしれんよ?
てか、買ってもらうかも。笑
ダメだ、、スマホ持ちの頼れる近い親族が3人しかいないww
どう頑張っても身内じゃ3枚が限度。
あとは友人知人に頼むしか。。。
・・てなるので、相当な予算を充てないと生の舞台は観に行けない現状があるわけですね。
刀剣乱舞に関しては。
しかし。
以前の刀ステ鑑賞記事にも書いたのですが
ライビュの良さもわかるので、
それはそれで大画面で堪能したい。。
開幕のライビュ、
明治座を映像にしたのは、とても利があったと思います。
大千穐楽の銀河劇場と比べた個人的な感想で、これはこれで好きですが、やはり初日、初回。
全神経を集中させて観る先が、かの明治座
!
というのはやはり特別だったと思うのです。
歴史ある演舞場。
大きく広い舞台。
花道。
すっぽん、せり上がりの仕掛け。
これを映像に残した功績は大きいのでは。
映像って、クリアに近距離に、しかもクローズアップなんてきた時にはまあ、惚れ惚れするような絵が見られるわけですね。
もちろん、カメラワークが自分の見たい箇所、好みと一致しないと、軽くストレスがかかるかもしれませんが。
刀剣乱舞のライブビューイングでは、わたし的には文句なしでしたので、初めから満足度高かったのです。
開幕時の思いをまた書いちゃった
ああー。。
私が絶賛バーンアウト中なのは、やはり天王洲銀河劇場での大千穐楽。
素晴らしすぎて。
ライビュ自体は途中映像乱れ、中断するというトラブルに見舞われましたが。。
ちょっとあれは初見の人にとっては可哀想な案件でしたね。
ちゃんとあとから休憩時間中や終了後に再上映てくれましたが、燭台切りが三日月の鵺逃しを目撃してしまったからこその、あの軍議での不自然な態度、軍議もチグハグだったし、再開したら三日月は燭台切りと対峙してるしで、あれ?どーなったんや?じゃなかったかと心配でした。
初見じゃない人は画像が妙なところで再三止まるので、シアター内で笑いが起きるたびに実は
「笑っとる場合あらへんで。大事なシーン見逃してしまうんやで。生中継やから、再開した時は話進んどるんやで。」と嘆いていたわけです。
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しっかし!
日本青年館で7月20日にも舞台を観ていますが、その時とそんなに日数は経っていないはずなのに(だって9日間しか)、私には内容がもう濃くなっているように見えて仕方ありませんでした。
キャスト、スタッフの方々はみなさん遜色なく全公演同じ熱量であたることのできるプロ中のプロですから。
最終公演だけにチカラを注ぐということは、ないんですよね。
強いて言うなら、やはり観客の受け手の熱量も半端なく高まっていて、その相互作用/相乗効果で会場全体が良い伝導空間になっていたのかな。
それが、ライビュで観ていてもビシバシ伝わるわけです。
あとから考えると、民放で深夜にやっていた刀剣乱舞悲伝の特番ドキュメンタリー全4回を観ていたことも大きいかな
あれは、本当に良いものを見た気持ちでいっぱいになります。
ふだんの刀剣男士たち、アクションチーム、各部門スタッフさん、その日常を仕事をガツッと見ることができました。
舞台でも雑誌でもフライヤーでも、キャストさんたちはきっちりメイクして、ウィッグつけて、衣装つけて、、の姿をみているので新鮮でした。
もちろん、SNSで素顔は見ていますが、あの番組で見ることができた、お稽古の様子!
寝起きのゆるーい感じから一変、仕事モードになる刀剣男士たち。
アクションチームとの遠慮ない立ち回り。
慣れない初回参加組の男士にアドバイスする、先輩キャストたち。
末満さんの厳しいこだわりを忠実に再現しようと努力し続ける全キャスト、全スタッフ!
あの練習風景から始まり、初日が幕を開けるまでの刀剣乱舞悲伝の現場を見せてもらったわけですが、全く見る目変わりました。
ここまでとは思っていなかった世界でした。
この模様、Discになるんですね。
永久保存版だわねー。
と。。
大千穐楽には納得する思いしかないです。
全キャスト、やはり最高のパフォーマンスを見せてくれたと感じました。
末満さんが、ドキュメンタリーの中でも割とはじめに、
「今作、賛否あると思います。賛否両論覚悟してます。」
「それは僕が受けるんで。」
とおっしゃいました。
どこのこと、何についてのことなんだろう?と
開幕時わかりませんでしたが、4回観た今は、なんとなくわかります。
ストーリー展開についてだけのことではないですね?本当に末満さんて、各セクションに深く関わってらっしゃったのですね。それであの言葉。。
ついそっちに気をとられますが
大千穐楽だけ、三日月v.s山姥切りの決戦でマンバちゃんが1本取ったの。
(勝負なんだけど、トドメは刺さないから1本と表現したよ)
それまではずっとマンバちゃんは刀を落として、三日月に「ここまでのようだな」と言われていたからね。
三日月から1本取ったマンバちゃんは、
「強くなったな」
と言われました。千穐楽だけ。
そこでふと思ったの。
大千穐楽しか観てない人は、ネタバレ情報がなければ、もともとマンバちゃんが三日月に勝つラストしか知らないわけで。
逆に大千穐楽を舞台もライビュも観れなくて、それ以前のものだけは観ていた人は三日月が勝つ展開しか知らないわけです。
その後のストーリーが、その勝敗が変わったことによってどう変わったか。
変わって見えるのか、がポイントなんですが。
どうみても、歴然とした天と地ほどの展開の差は見せてないのです。
わたしからすると、あえてのファジーなのかな?
人によっては「あんなに明確じゃん」と、思う方もいるかもしれないですが。
三日月は円環から抜け出せたのか。
抜け出せそうな可能性だけを提示されたのか。
まだ抜け出せないが、明るい可能性を未来をマンバに見たのか。
私の個人的な感想、思いは、、、
今回の悲伝53公演(本来55公演)、あれはすべてループ。。
私たちも円環のストーリーの53パターンのうちのいくつかを観ているに過ぎないのか、と。
いくつもの可能性、いくつもの過去と未来があるのなら、三日月が望むパターンもいつか来る。
生の舞台は、1つとして同じものはないというけれど、まさに私たちはそのうちのいくつかを観ているだけですから。
あと気になったのは、
歴史が降って来るシーンがありますね。
第二次世界大戦の場面はカットされていたので、これは、最初いろんな方面への配慮?なのかなと思ってたんですよ。
円盤になるなら、他国にも販売されるだろうし、配慮なのかなと。
*あるいはライビュ中断による本編再生のためのタイムマネジメントとしてカットしただけ?
降ってくるのが先な構成だから、
私の希望的観測は否定されてしまうのだけど、
もしや。世界大戦もない、起こらない時代のパターンも、そんな世界もあるのかな。
なんてね!
癒しを思い出した。。
マグロ調理の燭台切りと歌仙のほっこり場面。
東ちゃんの歌は毎回メロ違うのね?
即興なの?
大千穐楽の歌は、やけに歌い上げたー
全部を解説しておりませんので、悪しからず。。
愛すべき今作
12振りの刀、
みんな大好きになりました。
新作の告知なかったから残念ですが、
冬に廣瀬智紀くんが鶯丸の映画「刀剣乱舞」が上映されるから、それを楽しみに頑張ろう!
個人的にはファジーな結末の受け入れを、
たまたま先月観た「誰もいない国」で学ぶことができていたので、悲伝の展開は大丈夫でした。
ただ。。。
鈴木拡樹さんの三日月宗近は、まだずっと観ていたいので、何作かお休みしても良いからまた会わせて欲しいなあ
拡樹さんも、「まだもうしばらく刀を握っていたいと思うんです。」とおっしゃっていたので、それが叶うように祈っています
何回見ても、三日月v.s山姥切戦は涙。
そういえば。
骨喰藤四郎
ばみちゃん!ドキュメンタリー見たら、がぜん引き込まれた中の人! 笑
三津谷亮くんさ、
ばみは義輝の刀じゃない?
義輝を介錯したあと、袖に捌けるんだけど、
TVカメラに映されてたの。
気持ちが入り込んだままだから、袖でももう泣くどころじゃなくて嗚咽。
ティッシュで懸命に顔拭く彼を見て胸いっぱいになったものですから!
こんなにも役に入り込むことができるんですか。
役者のみなさまに拍手
「刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」
素晴らしい作品、ありがとうございました。