母さんの味 ノルマ
腹黒い女性でなければ、不貞はしない。
サレ妻は
隠れて、不貞夫の盗み見ると腹が立つ事
ばかりのやりとりが。
早く一緒に暮らしたい。
いつまでも一緒に居たい。
あのバカ嫁、さっさと別れて!
私だって、いつまでも待てないのよ。
自分の賞味期限が迫ってきている
不倫女性はあの手この手で不貞夫に
迫ってくる。
女性としての武器を最大に生かし、
不貞夫を手玉に取る。
その先には搾り取られた不貞夫の
惨めな姿しか想像できない。
それでも、この手の不倫女性に騙される
男性は多くいる。
|||||||||||||||||
原価40万のバカラのクリスタルグラスに
入れられたヘネシーリシャール。
お気に入りの女性(のちの不倫相手)の
誕生日に、よせばいいのにお店で注文。
そのお店での額は 100万円也
不正な経費使用と女性関係を明確に
する目的で身分を偽り、不貞夫に接触し、
標的になるお店に同行した探偵。
今日は、コイツらもお祝いしてくれる
そうだから、好きなものを頼みなさいと
上機嫌の不貞夫。
いいカモが来た
とばかりに高級酒を注文。
シャンパンにワインと振る舞い、
自身の立場を誇張したいのか不貞夫。
その日の会計は、総額200万円也。
サレ妻から今回の飲食費は全て
経費計上させて頂くことを了承している
とはいえ、高額だ。
サレ妻は
どうせ、不貞夫から調査料も含めて、
支払いをさせるから、大丈夫です。
そのお気に入りに女性を持ち帰る
現場を抑えて欲しいの。
宿泊するホテルからは部屋の鍵を
もらうように手配しているから。
その場に乗り込むつもりのサレ妻
お店での会計を済ませ、閉店後の食事の
際には泥酔状態の不貞夫、そして
これで今月のノルマも達成したと
上機嫌の不倫女性。
サレ妻の目論見通り、事前に
チェックインしていた定宿のホテルに
部屋の番号を告げ、鍵を受け取る二人。
入室から、1時間あまり経った頃、
廊下まで聞こえる、二人の行為の声。
事が終わりかけた頃、サレ妻は合鍵を
使い、入室した。
まさかの乱入に驚く、不貞夫と不倫女性
一目散に目的の場所に向かうサレ妻は
不貞夫と不倫女性に見ようともしない。
サレ妻は不貞夫のスマホを取り上げる事が
目的。
複数いる愛人を一気に判明させて、不貞夫
をさらしものにする事が目的。
さらには会計士からも交際費の乱用を
自重するようを提言してもらう事が目的だ。
跳ね起きて、スマホを取り返そうとするが
既にサレ妻は居らず、不貞夫が衣服を
まとい廊下へ出た頃には、姿も見えない。
サレ妻は向かいの部屋で不貞夫のスマホ
からデータ移動を行なっている。
まさか、向かいの部屋にサレ妻がいた
などと不貞夫は知る由もない。
早く一緒に暮らしたい。
いつまでも一緒に居たい。
あのバカ嫁、さっさと別れて!
私だって、いつまでも待てないのよ。
移動したLINEの中には、盗み見た
⏫のメッセージもしっかりとある。
さらに、不貞夫が重役連中にその店を
接待に使うように指示した内容もあった。
サレ妻は重役連中に不貞夫のスマホを
使い、一斉送信する。
今後、この店での接待は厳禁、
一切、経費の計上を認めない事にします。
恩恵に預かっていた重役連中の中には
同じように飲みあるいていたものも
いたようで、返信のきた者もいた。
スマホを取られ、なすすべなく部屋に
戻った不貞夫はそのまま朝まで、部屋で
過ごし、9時少し前に、不貞女性を一人
残したまま、ホテルから
出かけてしまった。
サレ妻は一斉送信後に店舗にも
出向いていた。
主人とこの店を利用する重役連中の
売り上げを全て今後はお店の売り上げ
として扱い、彼女の売り上げに
しないよう申し入れた。
然もなくば、調査によって判明している
時間外営業などを管轄署に密告する旨を
伝えたのだ。
部屋を監視していた探偵から、不貞夫
が部屋を出たことを知ったサレ妻は
ロビーで不倫女性の出てくるのを
待っていた。
エレベーターで1階に降りてきた
不倫女性に向かって、
今日から、主人の会社関係のお店の
売り上げは貴女にはつかないわ。
お店側も了承。
確認してね。
以上、バカ嫁からのご報告。
またね、お金のない頃に慰謝料請求
させてもらうから、他の客と寝なさい!
売り上げの激減した不倫女性
お店側もトラブルホステスを必要と
しない。
彼女が辞めるまでに要した時間は
2ヶ月だった。
不倫女性にしても、不貞夫からの
売り上げが期待できなくなった以上
いいカモが来た
と思ったのだが、今はただの暑苦しい
オヤジでしかなく、お店が変わった
時点で連絡が途絶えてしまった。
疑似恋愛に翻弄されたバカな夫は
その後、サレ妻から慰謝料を請求された。
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ノルマの魅力についてまとめました。
今日、開店時間前に、新しいママに呼ばれました。
時間にして、約二十分の話し合い。
細かいことまでは覚えてないけど、要約すると以下の通り。
(今日は、ほとんど会話だよ)
「あなた、アフターに行かない主義だそうね」
「はい」
「なんで、行かないの?」
「仕事とは、思ってないからです」
「アフターも、立派な仕事でしょ」
「同伴はノルマがありますが、アフターにはノルマはありませんので」
「ノルマがなければ、しないの」
「なんで、する必要があるんですか? 私は、毎月、お給料の3倍から5倍は売上を上げているし、トップではないけど、毎月売上の上位に入ってるんですよ」
「アフターをすれば、もっと売上を上げれるじゃないの」
「私のお客様は、アフターをしようがしまいが、お店に来てくれる回数は変わりませんので」
「だったら、他の子のお客に付き合えばいいじゃない」
「尊敬しているお姐さんやママのお客様だったら付き合いますが、そういう方は、よほどでないと、そんなことを言ってきませんので」
「自分からやろうとは思わないの」
「思いません」
「あなたの辞書には、チームワークって言葉がないの」
「ありますよ。誰よりも、チームワークを重視しています」
ママの眦は吊り上がり、鬼女かというくらいの面相になっていました 笑
「社長に、あなたには触るなと言われたんだけど、あなた、社長の女なの」
「だから、強気に出ていると?」
「それしか考えられないでしょ。一介のホステス風情が、ママである私に、ここまで楯突くなんて」
「完全に枕脳ですね。そんな下世話なことしか思いつかないなんて」
「なんですって」
ますます、鬼女の顔に 笑
「あなた、私を舐めてるの」
「舐めるもなにも、私は、あなたのことをそれほど知りません。それにね、一介のホステス風情というあなたこそ、お店の女の子を舐めてるでしょ」
「生意気な女」
「私は、質問に正直に答えただけです。それを生意気だと言われるなら、これ以上話していても、時間の無駄でしょう」
「待ちなさいい」
立ち上がりかけた私を、ママが制した。
「このことは、社長に伝えます」
「どうぞ、ご勝手に」
「あなた、クビになってもいいわけ?」
「いつでも」
私は、思い切り微笑みました。
「接客と
うものは、お店の中でするもの。アフターは、いわゆるサービス。しっかりお店とメールでお客様とコミニュケーションを取っていれば、アフターなんてしなくても、お客様は来てくれます。アフターに付き合わなければ、お店に行かないなんてことを言うお客様はこちらから願い下げですし、アフターに付き合って一回でも多くお店に来させようなんて考えもありません。それに、本当にお世話になっているお客様とは、アフターも行きます」
怒った顔もせず、微笑を浮かべながら淡々と言う私に、ママはなにやら恐怖を感じたみたい。
「わかった」
それ以上、文句を言おうとしませんでした。
「最後に言っとくけど、私があなた以外の子に、アフターを命令しても、茶々は入れないでね」
「入れませんよ。私は、それほどお人好しでもないし、暇でもない。みんな自立した子ばかりなんで、その子達があなたの言う通りに売春しようがしまいが、私には一切関係ないし、興味もありません」
「売春ですって」
「私の中では、お客様とホテルに行くというのは、女を磨くということではなく、ただの枕営業。つまり、営利が絡んでくるわけなので、売春と同じなんです」
「いつ、私がホテルに行けと言った」
「昨日、おっしゃってたじゃありませんか。アフターやお客と寝るのは当たり前だって、女を磨くチャンスだって」
「……」
「ま、そんなことは、私にはどうでもいいことです。ただ、あそこの店は、簡単に客とやらせてくれるぞなんて評判が立ってしまうと、お店の品格が問われますので、そこだけは気を付けていただければと思います。ね、お店のこと、ちゃんと考えるでしょ」
なぜか、ママは、薄気味悪いものを見るような顔で、私を見ている。
で、ここで話はお終いと言いたいところですが、お店が終わってから、社長に呼ばれました。
「こうなるんやないかと心配しとったが、おまえ、よう言うてくれたな」
怒るというより、ため息。
「おまえみたいな女は、直ぐクビにしろって、えらい剣幕で言ってきたぞ」
「そうですか」
「どうせ、一年以内に辞めるんや。今更クビにするつもりはないけど、あいつと揉め事だけは起こすんやないぞ」
「向こうからなにも言ってこなければ、私からは言いませんよ」
「そうやな。多分、もうおまえには、何も言ってこんやろ」
社長とも、これでお終い。
ママには、他にもいろいろ言われたような気がするけど、忘れちゃった。
ほんと、夜の仕事には向いてないな。
というか、サラリーマンにも向いてませんね 笑
おやすみ❤
ノルマ 関連ツイート
抜けたのは10憶団でノルマ3000万に慣れちゃったから(´・ω・`)
消耗品やスタージェム(課金石)の供給源でもあるから複数キャラクターでノルマをこなしてる人もいるね