ダニー 街に、ルネッサンス

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MICHELACCI DANILO(ミケラッチ ダニーロ)ポケット付き クルーネック 半袖ニット【グレー】1440GC20 国内正規品 MICHELACCI DANILO(ミケラッチ ダニーロ)のポケット付き半袖ニットのご紹介です。 上質なコットン、リネン素材とレーヨンを織りまぜたハイゲージ糸を使用した生地は、なめらかでさらりとした感触が心地よくこれからの季節にぴっりなアイテムです。レーヨン素材を混ぜる事で色落ちや日焼けもしにくく、吸湿性があり、伸縮性、強度も十分に確保されます。 襟元のデザインは端が若干ロールしたロールネック仕様。シンプルに一枚で着ても良いですし、インナーとしてジャケットなどとコーディネートして着用しても様になる汎用性の高さも魅力ですね。 リラックスした雰囲気の一着ながら、ラフになり過ぎないシルエットと上品な面持ちはまさに大人のための一着です! 素 材:レーヨン 43%、コットン 43%、リネン 14% カラー:グレー 原産国:イタリア 44 46 48 肩幅 38 39 41.5 着丈 60 62 65 袖丈 22 22 23 身幅 47 49.5 51 中胴 45 47.5 49 単位: cm » サイズガイド ※モニターにより、色の見え方が実際の商品と異なることがございます。 ※商品は実店舗と在庫の共有をさせていただいております。ご注文後に在庫の確認をさせていただきますので、場合によっては、キャンセルとなってしまう場合がございます。商品の手配ができない場合は、改めてご連絡をさせていただきます。MICHELACCI DANILO(ミケラッチ ダニーロ) Firenze郊外、calenzano遠くトスカーナの景色を一望できる小高い丘の上にひっそりとその景観を構えたアトリエMIDA design office そこで生み出されるものは世代や国籍を超え、本物を知る大人だけのために贈られる上質なアイテム、自己主張し過ぎず機能美を追及するが故の普遍的なファッションをコンセプトにFIRENZEで誕生したMICHELACCI DANILOは物造りを通して、トスカーナの心とライフスタイルをお伝えして行きます。 MICHELACCI DANILO(ミケラッチ ダニーロ)ポケット付き クルーネック 半袖ニット【グレー】1440GC20 国内正規品
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264/ダニーロ・ペレイラ■国籍:PRT■ポジション:MF■オフェンス:12■ディフェンス:15■テクニック:14■パワー:17■スピード:15■スタミナ:16■総合値:89■スキル:狩猟戦士■チームスタイル:ハードプレスディフェンス■備考:LV:■所属クラブ:FCポルト折れ、シワはございませんが、初期傷やスレのある場合がございます。なるべく、綺麗なカードを選びますが中古品、プレイ用という認識で御願いいたします 当店の取り扱い商品は常に販売価格、在庫状況が変動しております。 在庫管理を行っておりますが、入力ミスならびに商品がまれに欠品する場合がございます。その際は迅速にご連絡させて頂きます。
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三重・熊野 プライベートネイルサロン

Danny’s Nail*ダニーズネイル

*~。.:* 熊野  新宮  尾鷲 .:*~。.:*

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■ ネイルメニュー ■

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いつもご覧いただきありがとうございます

 ダニーズネイルです(^^)

こんにちはきら

夏になると

あなたはペディキュアしないで

サンダル履ける派?履けない派?
ペディキュアをする派?しない派?

しないとサンダル履けない派?
しなくてもサンダル履ける派?

サンダル履くなら
ペディキュア必須ですよねぇ
っていう人たちが増えてきました

サロンに来るお客様もシーズン最初には

「フットネイルしてないと裸みたいで・・・」とか
「フットネイルしてないから今日までサンダル履くの我慢してたの」
などと言います。

これを今、聞いて、
「えーそうなの⁉︎」と、思ったあなた。

ペディキュアしないで
サンダル履いてるあなた。

間違いでもないし個人の自由ですよね

ペディキュアしてないとサンダル履けないわ
と、言う人からは

「あの人、ペディキュアしないで
サンダル履くなんて恥ずかしくないかしら?」
って、思われてるかもしれないです^^

夏になると
下ばっかり見ています

私は、みんながペディキュアしてるのが
すごくすごく気になります苦笑

もう!なんでもいいから
塗ってくれ~ 何色でもいい。
ケアなんかできなくてもいい。
はみ出てもいい 隙間空いてもいい。

とりあえず、なんか塗ろうよ好

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「オーシャンズ8」の試写会に行ってきました。

ストーリーは、

史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹デビーが仮釈放された。出所したデビーは犯罪プロフェッショナルである7人の女性に声をかけ、ニューヨークで開催される世界的ファッションイベント「メットガラ」の会場で1億5000万ドルの宝石を盗み出すという前代未聞の計画を実行に移す。

というお話です。

犯罪チーム「オーシャンズ」のダニー・オーシャンの妹・デビーは、5年8か月の服役後、刑務所から仮釈放される。仮釈放申請時に「二度と犯罪には関わらない。普通の生活がしたい。」と言っていたが、全くの嘘。出所後すぐに、次々と服飾品などを盗んで、豪華な生活を手に入れていく。

そして、デビーがターゲットに選んだのは、ファッションの祭典、メットガラ。今回のメットガラで、女優のダフネ・クルーガーが身につける事となったカルティエのジュエリー、1億5千万ドルのネックレスを盗む計画を立てて、動き出す。

今回は、デビーの相棒であるルー、天才ハッカーのナインボール、ジュエリー職人のアミータ、盗品ディーラーのタミー、スリのコンスタンス、ファッションデザイナーのローズ、と、デビーを入れて7人のプロが集結し、計画を進める事となる。

ファッションの祭典・メットガラは、年に一度、メトロポリタン美術館で行われ、沢山のセレブがブランドドレスで競い合う。もちろんジュエリーも素晴らしい物が集まり、展示物もテーマに沿った歴史的に価値のあるファッションやジュエリーなどが集まってくる。そんな会場に簡単には入り込めないが、7人は、それぞれに料理人やウェイター、イベントディレクターなどの人間として入り込み、時間をかけて準備を進めていく。

そして、待ちに待ったメットガラ当日。計画通りに進めて行き、女優のダフネに薬を飲ませて、トイレに駆け込ませることに成功する。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

ネタバレをしないようにするには、ここまでしかあらすじを書けないんです。でもね、この後に話が何度も反転するような感じになります。結構、え!?と思うような展開をしますよ。楽しめます。

まず、デビー・オーシャンは出所して、直ぐに盗みを始めます。この盗むスピードというか、手際が素晴らしく良いんです。サラッと高級なコートなどを盗んで着てしまい、誰も気が付かないんですよ。それが、あまりにも気持ち良くて、カッコ良いんです。そんなデビーの相棒のルーが、またカッコ良いのよ。ケイト・ブランシェットさんなんですが、男顔負けの迫力と度胸を持っていて、この人に目の前に立たれたら、必ず”うん”と頷いてしまいそうです。

そんな二人が集めた5人は、これまたプロで、素晴らしいんです。一見、ワタワタしてそうなんだけど、必ず何としてでもやり遂げるという奴らで、こういう人達なら、信頼して仕事を一緒に出来るよなぁと思いました。今時、こんなに信用できる仲間って作るのは難しいです。大体、誰かが途中で”ケツ捲くる”ことになっちゃって、その穴埋めをしていると、計画通りにはいかなくなるというのが現実です。いつも思うんだけど、なんでケツ捲くるの?ヤルと言ったら、最期までやろうよと思うのですが、確かにデビーみたいに、素晴らしい計画と自分が一番辛い仕事を引き受けていないと、不平不満が出てしまって、途中で投げる人間が出てきますよね。私も気を付けよう。やって欲しいと思ったら、自分が貧乏くじを引いておかないとね

そして、もちろん、計画は成功するのですが、あ、これ、ネタバレじゃないですよ。オーシャンズで計画が失敗するなんてことはあり得ないんですから。成功するんだけど、後から問題が出てきたり、二転三転したり、実は・・・だったりと、面白いんです。ですから、このメットガラでのジュエリーを盗むだけがこの映画のメインではありません。これは、起点なんです。

でもね、実は、私、この映画、それ程、楽しめなかったんです。ある映画館の試写会で観たのですが、ほとんど客席の段差が無くて、前の人の頭で字幕が良く読めなかったんです。だから、ある程度の英語と、時々、チラッと見える字幕で理解をしていたので、疲れてしまって、ダメでした。その上、この映画を観る前に、あの「カメラを止めるな!」を観てしまい、あまりにも大笑いしすぎて、その余韻が残ったままで、この「オーシャンズ8」を観たので、面白さが半減してしまったんです。なので、今日から公開されたので、再度、観に行こうと思っています。面白かったのですが、私の気持ちが付いて行っていなかったという感じでした。

一つ、ちょっと文句を言いたかったのは、お兄さん・ダニーの仲間のオーシャンズの一人が、実はという感じで手伝っていたことが発覚します。それ、ちょっと掟破りじゃねーのって思ったけど、この夏は掟破りが流行みたいだから、許しちゃいますけどね。

私は、この映画、お薦めしたいと思います。作品としては、内容も面白いし、出演者が素晴らしく豪華ですし、あの”メットガラ”が映画の中で観れるという事と、カルティエのジュエリーも観れるので、とってもお得な映画なんです。女性は画面に釘付けになるんじゃないかしら。素晴らしいですもん。メットガラは、何年か前にドキュメンタリー映画が作成されましたので、もしこの映画で気に入ったら、そちらも観て下さいね。大人が娯楽として観るには、本当に贅沢な映画です。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

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NYCでダニーが流行っているらしいが

プログラムBの後半の感想です。

8/9のBの公演がとても良かったので、当日券を買ってもう一度鑑賞することにしました。

そのため、記憶が上書きされまして、同じプログラムですが、後半は8/11の感想をメインに書きます

― 第3部 ― 20:15~21:05

「ロミオとジュリエット」より 第1幕のパ・ド・ドゥ

振付:ケネス・マクミラン、音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
メリッサ・ハミルトン、ロベルト・ボッレ

ガラ公演では、装置を置かないほうが安く上がりますが、ここでは、舞台上手奥のほうに、背丈より高いバルコニーが設置されていました。

私は、このバルコニーは高いのが好きなので、よかったですハート

その素敵な空間のバルコニーには、美しいメリッサ・ハミルトンがキラキラ!! 実に気高く、美しい!*!*

ローレン・カスバートソン的な正統派美人ダンサーです。今回のWBFのスポンサーのKOSEのコスメデコルテのイメージキャラクターとして採用して不足なしな外見。

たまたま、メリッサが上野方面に食事休憩に降りていく際にすれ違ったのですが、娘が「ヤバっピカーン。人間離れしてる可愛さの人が歩いているッ。ママ、あれ、ダンサーじゃない?、誰?」と遠目ですぐに判別できるほど、次元の違う美しさのダンサーでした。その後もまたスタバのコーヒーを持って戻ってくるメリッサにも遭遇!娘、喜びまくりでしたが、休憩時間だからそっとしといてあげようねと話しまして、チラ見するだけにしていました。

バレエ以前に、普通に相当美しい訳ですから、ロベルト・ボッレと釣り合いがとれまくっていましたぱちぱち

舞台、下手から、マントを羽織り、颯爽と登場したボッレ役のロミオ⇐な訳ないですね笑い。訂正します⇒ ロミオ役のロベルト・ボッレ。

うす暗い舞台に、ダーク色のマントに、ロベルトの黒髪がとても綺麗でした。

マントの裾からちらっと覗くロミオの白バレエシューズのつま先は輝いて見えました↑ バレエシューズ、新しめ*星*ロベルトは、汚れたバレエシューズでは登場しない派でしょうか?3 やはり、なんでも綺麗な方が良いです。登場シーンのロミオの美しさに目が眩み、シューズの白さまで違ってみえちゃいました(この時点で、心を掴まれた証拠)!

さて、マクミラン版ロメジュリと言えばロベルト!ミラノ・スカラ座でのマクミランのロメジュリ初演(1995年)時のが、ロベルトのロメオデビューでもあったそうです(その時は、アリーナがジュリエット)。ロベルトは、ベンヴォーリオも踊っているし、パリスも踊っているので、なんでもできちゃう十八番中の十八番sei。それを今回、見せてくれたのは、とても嬉しいことでしたわーぃ

全てが美しく、頭の中でコマ送りできるくらいに、いろいろと鮮明な記憶が脳に残ったのですが、その中でも特に印象に残ったのは、ロベルトのランベルセが描く弧の大きいこと&まろやかな美しさと片腕を垂直に上げて片脚をルティレにして回転しながらのマネージの滑らかさです惚れ顔。ロミオの白いブラウスがの胸の紐はほどけているのですが、その紐がハラリとなるのと、ロベルトの綺麗な脚がハラリとなるのが、夢の世界の出来事であるかのような幻想性を醸し出し、加えてロベルトの年齢は存じ上げませんが、笑顔がかわいい童顔加点も加わり、老若男女問わず、観客全員が「好きハート」ってなっちゃうくらいの魅力でした。

メリッサの演じるジュリエットは、美人の弱点である、少女色の不足がありまして、なんだか結婚5年目未満の若い妻が、夫が寝ている間に昔の恋人と会っているかのような(←実際の舞台にそういう邪な雰囲気はなかったのですよ。ただ、見た目年齢的にっていう話です。)、そんな設定を連想しました(私だけだと思いますけどね苦笑い)。メリッサは、結構、身長がある(たぶん170弱ぐらいか?)と思いますので、手脚の長さが素晴らしくて、そして、指先に至るまでとても繊細なので、ボッレに担がれて、宙を舞う時の、空中での開花ぶりが素晴らしく見事で、大輪のダリアかシャクナゲのようでな大満足できるクオリティで、ゴージャスでした。ダンサーのスペックの違いとはこういうことを言うのね、と思いました。

ところどころ、ロミオとジュリエットの頬が触れたり、額が触れるシーンがあって、甘い雰囲気がたっぷりで、素敵でした。

このロメジュリは、全幕で持って来てほしいなぁ・・・・願

「ジュエルズ」より “ダイヤモンド” の PDD部分

振付:ジョージ・バランシン、音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

オケの音が先行するのですが、私は2度目の鑑賞なため、これからはじまるものが“良い”ことがわかっていまして、ですから、普段以上の鼓動の高鳴りを感じました。

パリオペの衣装(クリスチャン・ラクロワのデザインで、製作時、税金の無駄使いと叩かれたりしていました笑)の煌めき度と、二人の舞台華は凄かったキラキラ

出たわぁ〜ダイアモンドと感じせる大御所ねこ、これはダイヤモンドにおいては大事ですねぇ。痺れますかっこいい

ミリアムがダイアモンドを踊ると、他の名ダンサーが踊った時に放つような「なんか文句ある?」って言っているようなオーラ(あまりよろしくない表現ですね笑、過度の威風堂々と書くとよいかしら?)は一切なくて、とにかく可愛くぴんく。・美しいキラキラ

マチアスの持つエレガンスと、ちょっとマチアスの最高コンディションとは言えないなと感じがしましたが、彼の強い足腰からはなたれる脚のしなりや、床に吸い付くような足裏と、床を履くようなつま先など、マチアスらしさを見ることが出来ましたわ~い。マチアスマニアとしてもかなり満足できる出来だったと思います。

鑑賞中・後、胸の中が清浄化されたような感覚になりました。

、この中で例えますと、今回のミリアムとマチアスのダイヤモンドは、最初のスザンヌ・ファレル&ピーター・マーティンスが1/4、3番目のスミチューが3/4入ったような味だったと思いますよ。この動画の最後のロパ様とゼレンスキーのはエモーショナルでちょっと盛りすぎかなと私は思うのですよね。

「マノン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:ケネス・マクミラン、音楽:ジュール・マスネ
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー

はじめ、誰が出てきたか、分からなかったです汗

ダイヤモンドを見て、澄んだ心になった直後に、すぐに、マクミランのマノンの、しかも“泥沼のPDD”を持ってくるとは、恐るべき構成のBプログラム。メンタル的に、着いていくのが大変でした。嬉しい悲鳴ですけどね。

私も、マノンと一緒に、沼地で倒れそうな気持ちあ…になりましたが、コボーの腕の中(≒コボーを観ながら)は嫌なので、気持ちをしっかり保ちました。と冗談が過ぎましてすみません。でも、それくらい、どの作品も、気持ちを舞台にもっていかれちゃうくらいの引力がありました。

東フィルの演奏は、音の盛り上げが凄くて、たぶん、打楽器系の感情隆起が演奏に滲み出ていたのだろうと思いますが、ドラマティックバレエを全身全霊で盛り上げてくれていました。演奏に、先ず、お礼を言いたいですありがとう

で、バレエの話になりますが、どうも、ヨハン・コボーがサラサラ茶髪のカツラ被って、イケメンを演じているのが気になっちゃいました(だって、Aでは坊主だったから)笑。それはさておき、私は、役を十分踊れないの舞台に出てくるダンサーが大嫌いなので、ここにコボーの悪口を書きたいのですが、ウソは書けないので、今回は、悪口が書けませんザンネン…。。Aの感想にも書いたのですが、ヨハン・コボーは身体をしっかり作ってきていて、バレエ自体も、今回は、前面に出てソロシーンを踊ることはなかったですし、その割にはやはり基礎が綺麗なので、ちょっとした仕草とかとても味わいがあり、アリーナの土台役の男性ダンサーとして大変良い印象を残しました。

アリーナは、いつものへの字まゆで、切なそうな、困ったような表情をして、マノンという女性の内面の多面性を表現できているかまではわかりませんが、愛に悶えて辛そうな女性の、残り少ない命の悲しさみたいなものを、首や胸から放っていて、素敵でした。アリーナのポワントはプラットフォームの面積が広くて、外反母趾なのか?、親指の付け根がちょっと尖ったような独特の形なのですが、艶消しのポワントですと、それがかえって味わいに見えて、良かったなぁラブ〜。

コボーがアリーナを肩にのせて、くるくる旋回したり、持ち上げたアリーナを転がして落として抱えたりするシーンも、技術云々よりも、月並みですが台詞が聞こえてくるようで、ジワッときました泣く

人生、ほとほと疲れ果てて、ついにはデ・グリューの腕のなかで息絶えるマノン。アリーナ、好演でした。

アリーナ・コジョカル、バレエ、上手いなぁ〜かんどー

(蛇足記述:バレエのプロ意識というものを私は論じる立場にありませんが、別の分野ではプロなため、何にでも共通点がありますから、一定、分かっていると思いますので、ついでに書きます。バレエの場合、ホントに、いい歳して、衰えているのに、何かの勢いで、王子の服着て登場するのはイカンと思います。“役”を汚してしまいます。いくらつま先が部分的に綺麗でも、自分としては、何か人生の深みみたいなものを表現できると考えているところがあるとしても、“役”を汚したらダメなんじゃないでしょうか。日本のバレエ界は、バレエ作品への畏敬の念や、美意識という大事な観念を、深く理解する必要があると感じます。客席に、アンドレイ・クレム(今回の帯同レッスン教師の一人)がいましたが、彼は十分綺麗でしたが、決して舞台に出てきたりしない訳です。私は、それが本物のプロの教師の姿だと思いました。そういった観点から、ヨハン・コボーは今回、問題ありませんでしたので、ついでに思いつきまして、こんなことも書きましたが、WBFの感想としては完全に蛇足でしたごめんなさい。)

アポロ

振付:ジョージ・バランシン、音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ

Aプロでは、オレシア・ノビコアとデビット・ホールバーグが同じ演目を踊りました。透明感がある素敵なステージでしたが、ちょっとアポロapollonの作風とは違う感じの踊り方でした。サラ・ラムとフェデリコ・ボネッリは、ストライクゾーンに近い感じだったかなぁと感じました。

私は、観て行かなかったのですが、確か、昨年(2017年)夏のオペラ座&ロイヤル〈バレエ・スプリーム〉でも、二人はこのアポロを踊っていたのですよね。得意なのかな。

サラ・ラムも、フェデリコ・ボネッリも、ロイヤルの超人気ダンサー。過去に、悪いと全思ったことは一度もないのですが、感動したこともあまりなくて、まだ私はその魅力を理解しきれていません。今回、感じたのは、サラ・ラムのしっかりとした軸が象徴するコントトールの良さ、テクニックの強さと、フェデリコ・ボネッリの幅の広さでした。サラ・ラムは、細いのに足首がしっかりしていて、安定感が高いので、バランシン作品がが似合いそうだなぁと思いました。似合いそうと書くのは変なのですが、実際、NYCBのダンサーがバランシン作品を踊る雰囲気とはかなり違うと感じはしました。NYCBのバランシンの流れについては、ジョン・クリフォードが、持っている動画をたくさんYouTUBEにアップして下さっているので、いつも楽しみに見ているのですが、なんだかポワントを履いた足の先が床にズボッと刺さり込んでしまいそうなくらいの圧力があって、体軸はずっと高いわけではなくて、ある一定の高さからさらに高い位置へと独特のコントロールをしていると観察しています。それに比べて、サラ・ラムのようなロイヤルのダンサーですと、軸はずっと高いままでキープさえていますし、足の置き方にぬめりはないのです。そんなところがバランシン臭を薄めているところだと思います。でも、バランシン作品って、それぞれ流派が違ういろいろなバレエ団が踊って、みんな違ってみんないい的な楽しみ方が出来るところも、面白みの一つなので、“かくあるべき”といった見方をしないで、素直に、目の前の光景を楽しむのが良いのかな。今回、A、Bと見比べてみて、そう思いました。

サラ・サムとフェデリコは、ロイヤルらしい、端正な踊り方で、美しいバレエを披露してくれたと感じました!ハート☆

「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:ジョン・ノイマイヤー、音楽:フレデリック・ショパン
アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ

次々に、真のダンサー達が、良い作品を踊ってくれる幸せな体験は、このあたりで最高ピークに達しましたびっくり!!

二人は、夫婦。

夫婦が、舞台で、マルグリットとアルマンを踊るところをはじめて見ました。

この冬のハンブルグの来日公演でも、2月3日はこの二人が主演でした。私は、仲良しの夫婦が、舞台では、愛と諸々の悲しさとか絶望を踊る時って、リアリティ出せるのかしら?と思って、その時は別の日に鑑賞したのですが、そんな心配は無用だったことがわかりました。

かなり、濃いドラマでした。

アンナ・ラウディールが、エドウィンをすごく引っ張っているように見えたのは、姉さん女房の地が出ているからか?、椿姫自体、マルグリットのほうがアルマンより相当年上ですので、そういう風に見えるように演じているのか。とにかく、瞬く間に、バレエを観ている感覚から、ドラマを見ている感覚に導いてくれました。

難を言いますと、エドウィン・レヴァツォフは、アンディオール不足なのですよね・・・・。これは彼の大きな欠点で、もう直せないのだなぁ・・・・と、微妙な気持ちになりました。骨盤・大腿骨の作りがアンディオールに不利だということにプラスして、後のトレーニングでもあまり上手いこと行かなかったのでしょうか。惜しいです。顔も素敵ですし、金髪のロングヘアも素敵で、長身で、これだけの演劇性があるのに、アンディオールできていないので足の動かし方が固くて、前方に固まってしまっていて、基礎的な部分で気になるところがありました。彼はでも、その欠点を上回る魅力があるからノイマイヤーさんが引き寄せたのですよね。それも、十分わかりました。放つパッション、素敵でした。

休憩     10分

地獄の10分
休憩です。

トイレに入るには長蛇の列ですから、休憩前のダンサーに拍手を送っている段階から席を立って、トイレに走る人も出ます。

私は、そうはしませんが、そうする方の気持ちもすごくわかるなぁ。

― 第4部 ― 21:15~22:15

「じゃじゃ馬馴らし」

振付:ジョン・クランコ、音楽:ドメニコ・スカルラッティ、編曲:クルト・ハインツ・シュトルツェ
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ

今回、大活躍のダニエル・カマルゴ君、 本日2回目の登場。こんなに若くて、WBFで、同日に2作品踊るって、凄いです!

勢いある音楽がはじまると、二人も、力強く、勢いよく登場します。クランコ版の「じゃじゃ馬ならし」ですわーい

2日目と違って、4日目は、はじまって直後に、エリサ演じるキャタリーナが、ダニエル演じるペトルーチオの顔を叩くシーンがあるのですが、そのシーンの激しさでした。何か手に持っていたと思うのですが、それで、会場中にパシッと鮮烈な音が響き渡りました。あまりにガチな演技に、会場からは驚きらそして、盛り上がって笑いが出ました。その後の二人の踊りのは破竹の勢いで、ものすごいテクニックとエネルギーで、全観客を「じゃじゃ馬馴らし」の世界観に引っ張り込みました。目を見張りましたびっくり。実は、2日目にも素晴らしかったのすが、その後2日経過した4日目で、随分変わったのはダニエル・カマルゴでした。大物ダンサーの風格がかなり入りました! これは、会場のダニエルへの熱い歓迎と受け入れと賛辞の気持ちが伝わって、彼に大きな力を与えたのではないかと思いました。それにまわりの凄いダンサーの影響ももちろんあるでしょう。もともと巧みで大きな演技が、さらに爆発的な威力を持つようになったと感じましたビックリ!

8/11のカテコでは、それまで普通に腕を上げて下ろしてペコリとして幕の裏に入っていたダニエルが、ペトルーチオの役の動きをユーモア交えてしながら、下がりました。大人しい性格のダンサーなので、こんな風に東京文化会館に馴染んでくれたことが、なんだかすごく嬉しく感じました。

このシーン↓ももちろんあったのですが、この動画より、さらに上手かったですよ。若い才能の吸収力は、眼を見張るものがあります。

この「じゃじゃ馬馴らし」は、女性の私からして、とても笑える話ではないのですが、それでも笑いをさそうほどのじゃじゃ馬ぶりを発揮するのが女性ダンサーの力量で、キャタリーナを羽交い絞めにしたり、押し倒したり、蹴ったりと、ほぼ犯罪級の酷い限りの仕打ちを尽くしても、愛やユーモアを感じさせるのはペトルーチオを踊る男性ダンサーの力量です。

二人とも力量十分で、ものすごく楽しめ、鑑賞後には、不思議とすっきりとした気持ちにさえなりました。暴力コメディーというのかなぁ?、楽しかったぁ!

少し、話を戻しますが、8/11のムニェコス(人形)の時、ダニエルの白タイツの足の甲のところが2か所赤くなっていて、はじめは、赤い口紅がついちゃっったのかな?と思ったのですが、踊りが進行するにつれ、赤い範囲が大きくなっているような気がして、甲から血が出ているのかな?と心配してい観ていたのですが、このじゃじゃ馬の振付で、足をポワントで踏みつける振付が数回あって、ダニエルはブーツなのですが、もしかしてじゃじゃ馬の練習や本番で、繰り返し足を踏まれて、ホントに流血してる?なんて、リアルに心配しちゃいました。多分、実際には、近くの床を踏みつけているのだとおもいますので、それで血が出てしまってしたのか、どうかはわかりませんが、このじゃじゃ馬での二人の踊りは、そうおもわせるくらい、激しかったのです。

エリサは、クリサノワ級に暴れまくっていました。

意外性という点と、多分に似合うと私は思うので、パリ・オペラ座のレオノールがこれを踊るのもみたいなぁと思いました。

ちなみに、ボリショイのマイヨーの新作のじゃじゃ馬のシネマ(クリサノワとウラド主演)を見たのですが、逸品でした!

「ヌレエフ」より パ・ド・ドゥ

振付:ユーリー・ポソホフ、音楽:イリヤ・デムツキー
マリーヤ・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ

これは、話題作でしたので、ものすごく楽しみにしていましたるんるん

これを持って来てくれた二人には、感謝感激雨あられ〜ばんざい

まだ私は、作品の全貌を知らないので、どの部分なのか理解できていないのですが、豪華な作品なので、ド派手にやってくれるといいなという私の期待と反対で、“地味な部分”の抜粋でした。

この動画の中の、1:16〜1:22秒あたりにチラッと映っている、マーゴとヌレエフの美しいPDDシーンの切り抜きです。

この部分は、ヌレエフという人物の人生ドラマの中でも。愛の踊りの美しさを単純に見せることが出来るなのでしょうね。

こう言っちゃなんですが、ウラドの衣装は、微妙に体にフィットしないカットのタートルネックというか「とっくり」の肌着みたいで、マーシャの衣装も、色合いは綺麗でグラデーションもついていましたが練習着のチュチュみたいな簡
なものでしたので、せっかく豪華な二人なので、もっと豪華な衣装着ているところが見たかったなぁ〜と思いました。

PDD的には、流麗で、美しかったでです。

リフトが凄く多かったです。

でも、この部分だけ観たところ、ウラドは、全くヌレエフっぽくはみえませんでしたし、マーシャも、全然マーゴっぽく見えませんで、普通にマーシャ&ウラドによる美しい愛のPDDキラキラでした。

どう味わっていいのか不明のままなのですが、マーシャとウラドがこうして、一部でも、踊ってくれなかったら、全幕を見るのはいつのことになるやら?ですので、何か言うならば、Спасибоスパシーバ感謝のキモチ

【質問】ここで、お分かりになる方が、いらっしゃいましたら、教えてください。この1:16〜1:22秒あたりにチラッと映っているPDDを、具体的にヌレエフとマーゴが踊っている動画をご存知ですか?、元にした動画があるのか?、それとも、ユーリー・ポソホフによるオリジナルなのか?、そこが知りたいです。

アダージェット

振付:ジョン・ノイマイヤー、音楽:グスタフ・マーラー
マリア・アイシュヴァルト、アレクサンドル・リアブコ

このあたりに差し掛かり、またもや私が慕ってやまないサーシャが登場し、しかも、マリア・アイシュバルトというラインの美しい女性ダンサーと一緒ということで、観ていて頭がショート寸前となりました電気。この2人の組み合わせですと、高スペックなダンス職人2人のかけあいみたいものを感じて、すごく気持ちが良いです。マリア・アイシュバルトを近くで観たことがないのですが、ベースは美人なのに、ちょっとコケティッシュに見えたり、シルエットはとてつもなく美しいので、視覚に訴える作品ではひたすら美しくて、今回のアダージェットも、見事でした。

サーシャの包容力のあるサポートや、その間にみせるソロの動きもとても綺麗で、大好き!

しかし、見たいのに、脳が疲れ、音が心地よく、しかも視覚的に流れるよいなので、私の脳派がフラットになりかけました。げげ。前の座席のお子様が、足を床にトントンとしてリズムをとっていたのですが、その子の膝を隣のママがペシッと叩いてくれたその効果で、私もハッえっ!?と覚醒できました。

「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:ジョン・クランコ、音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アレッサンドラ・フェリ、マルセロ・ゴメス

これをもう一度見ることが出てて、本当に幸せでした。このPDD観ただけで、全幕観た気分になるくらいの満足感ビックリ

内容的にお得過ぎるのですビックリマーク

2日目よりも、4日目の8/11に進化していたのは、はじめに、タチアーナ役のフェリが登場するや否や、会場から温かい拍手が沸いて出たことです。2日目も薄っすらあったのですが、4日目の拍手は、世界トップクラスのバレエがはじまることを確信する賛辞の拍手でした。SNS等の前評判に基づき、期待に胸を膨らませていた観客も拍手しますが、最もたるは、リピーターの方の功績です。私には、連日実鑑賞する経済力と時間的余裕はありませんが、連日鑑賞されている熱いファンの方もたくさんいらっしゃると思います。そういった方々が、出演ダンサーと同じく、毎日、劇場に足を運び、毎日、愛をもって鑑賞して下さっているお陰様で、世界バレエフェスティバルのクオリティが保たれているのだということ、肌で感じます。かつて、あるプロダンサーから、「舞台に上がって一番うれしいことは、観客とのコミュニケーションです。」という言葉を聞いた際には、その意味が全く分からず、綺麗事だと思っていましたが、その言葉が意味するものって非常に大きくて、舞台を動かしている演者(バレエの場合はダンサー)は観客に生かされているということを今では強く感じます。WBFはそういった力学を生で感じることが出来る生きた公演ですビックリマーク。ここで、チラッと毒撒きます:日本には、舞台の上と舞台裏だけですべてが完結しちゃっているような死んだバレエ公演多いです○| ̄|_

さて、4日目のフェリの「ネーギンの第三幕PDD」ですが、マルセロ・ゴメスは確かに踊っていました。心からタチアーナを愛していて、どうにかならないか?ともがき苦しみながら、まっすぐな心でタチアーナに愛を投げかけるオネーギンでした。前回のバレエフェスでは、ラテンカラーも相まって、もうちょっと大きな男だと思っていたのですが、今回、3㎝ぐらい背が縮んだようにみえるくらい筋肉のゴツサが消えまして、エレガントさが増えていました。

サポートの多い男性ダンサーなので、当然なのかもしれませんが、マルセロは、とにかく全て丁寧で確実で、抜かりのないバレエでした。

マルセロも、ドラマを踊っていたとは思うのですが、マルセロのドラマ性の記憶が薄くなってしまうほど、アレッサンドラ・フェリは濃かったです。

目線、頭のちょっとした角度、首の角度、腕の出し方、指先のニュアンス、立ち方、皆さん大感動していましたけれど、手紙を持つ腕の震え、それに唇の震え、最後、客席に
かって、大きく目を見開き、大きく口を開ける絶叫シーン。映画館の巨大スクリーンでみていみているのと同等に見えましたよビックリビックリ!! 人間の脳って、不思議なもので、観ている通りには見えないものです。

すっごいダンサーが踊って演技をすると、そこばっかりが大きくスローで見えるものです。フェリの迫真の演技には、怖ささえ漂っていました。

ところで、4日目のカテコでは、マルセロの満足そうな顔と、フェリのニコッとした笑顔がとても印象的でした。良いバレエが踊れて、多くの観客と感情体験を共有できたと感じるからこその柔和な笑顔。モナリザのように見えました。

ドン・キホーテ

振付:マリウス・プティパ、音楽:レオン・ミンクス
マリア・コチェトコワ、ダニール・シムキン

1つ前の「オネーギン」で終わっても十分な盛り上がりのところ、畳みかけるように「ドンキ第三幕のGPDD」がはじまりました。

ここで失敗などしたり、抜かりの多いステップを踏んでは、大変なことになるのですが、マリア・コチェトコワとダニール・シムキンは、威風堂々、凛としていて、オネーギンとはまた別の盛り上がりで、Bプログラムの最後を、気持ちよく締めてくれました。

これだけの良い仕事(バレエ)を毎日するには、相当ストイック自己管理ができる必要があるなと、そんなところにも感心しつつ、そんなこともすぐに忘れ、すっかり夢中で鑑賞しました。

超絶技巧を見せるダンサーってたくさんいますが、私は、この二人はそのカテゴリには分類していません。なぜなら、とてつもなく基礎が綺麗でエレガントで、技の入れ込み方が絶妙なので、「技ありき」に見えないからです。

私のような古典バレエが大好きで、それを踏まないとボコボコに言いたがる観客を満足させつつも、バレエ云々はさておきエンターテイメント性を味わいたい観客も満足させるという、相異なる2層の観客をどちらも満足させるための相当な計算をしているのでしょう。凄いことです。

コチェトコワって、お顔立ちがお人形のようにかわいくて、キトリの時には目の周りをくっきり囲るメイクをするので、ちょっと蝋人形のように見えると気があるのは私だけでしょうか?。可愛いですけどね。バランスも十分、脚捌きもテキパキとしていて、最後のグランフェッテ

ダニールは、ピルエットは、ルティレを保って6回しっかり回っり、足を下ろしたり、身体を次のポーズように傾けたりしながらもう1,2階てインするので、足すと7、8回転とかをルチンに出来るのですが、ブンブンと必死な顔で8回回っているのとは全然質が違っていて、速度を音に合わせてコントトールしているので、音はめが気持ちよくて大好きです。アラセゴンターンも魅力的でした。フリーデマンやサーシャに並ぶテクニシャンで、振り上げ足の高度が落ちず、軸足の膝が柔らかく屈伸した直後に綺麗に伸びるので、清潔感に溢れて見えました。繊細な部分が凄く行き届いているのがダニールの魅力だと思いました。

名称がわかりませんが、背中を舞台真ん中に向けてまわるマネージで、ふわりふわりと舞台を一周した後、男性ダンサーの超絶技巧技の代名詞の540°を3回も連続で見せてくれました。2日目は3回とも鮮やかに決まったのですよ!でも、4日目は2回目でちょっと空中失速があり低くなっちゃったのです。ですから、私は2回でやめるだろうと思って見ていたのですが、無理くそで、もっと低空の540°をもう一回して、結局3回 飛び切りました。

素直に、スゲ〜と、思いました。プレパレーションに全く余裕なくても、540°を飛べるという 変人ぶりを見ましたね。怪我する気がしましたが、おそらくトレーニングも相当理詰めなため、大丈夫に出来上がっているのでしょう。

(日本の、バレエ男子君たちが、トレーニングできてないのに、見よう見真似で、ここだけコピッて怪我しないといいな、と思いました。)

最後、盛り上がりまくって、幕が落ろされた後は、クールダウンのアポテオーズ。アポテオーズの感想は、書き疲れたので、3点だけにします。

1、セザール君と夫のヨハンを携えて登場したアリーナは大きな拍手を浴びました。しかし、その時、私は「アリーナ、大丈夫?あなた、人間として幸せ?ダンサーとしてはすばらしいキャリアだけれど、その両脇にいる男たち、あなたの希望?」と思ったのでした笑い。アリーナ主演のリリオムに痛く感動した時のあの感情が生々しくよみがえりました。役に入り込んで役を巧みに表現した公演を観ると、そのバレエダンサーが役を演じた姿を見たのだとわかっているのにも関わらず、なんだか私はそのダンサーの素をみたような錯覚に陥ります。ですから私には、アリーナの横に、DV・お荷物夫のリリオム(ヨハン・コボー)と、可愛がって育てたけれどその夫の遺伝子を強く持つ息子(セザール)がいるように見えちゃいまして、我ながら、イメージが膨らみすぎて、ちょっと頭狂ってきたかなー?と思いました。

アリーナって、姫キャラも似合いますが、運命に振り回される不遇の女も似合いますよね。

2.前列は女性ダンサー、後列は男性ダンサーで横並びになり、前に進み出る時、フェリ様より前に出た女性ダンサーが一人いました何ですと?。誰でしょう?・・・・・・・・・・・正解は、ニコニコ笑顔のサラ・ラムちゃんでした。

3.ヴィエングセイ・ヴァルデスとエリサ・バデネスという二人のキュートな女性ダンサーを連れてレベランスしたのは、観た者誰もが注視し期待を寄せてしてしまうくらい魅力的なダニエル・カマルゴ君。最後のカテコでは普段の彼らしく、割と引っ込み方が早かったです。成長したら、ウラドみたいに最後もサービスしてね。

ワレリー・オブジャニコフ、ロベルタス・セルヴェニカスの指
揮、 東京フィルの演奏、とてもノリが良くて、良かったです。

海外でバレエ鑑賞をしているような贅沢な気分になれました。
「ソナチネ」と「椿姫」を演奏したピアニストのフレデリック・ヴァイセ=クニッテルは、透明感と迫力を両立させたタッチでとても素敵でした。

Bプログラム4日目では、舞台下手のステージの突き出た部分にグランドピアノを置いてスポットライトを浴びて演奏されたので、とてもライブ感があり良かったのですが、2日目もそこで弾いていましたっけ?袖中にいましたかね?

以上、感想でした!


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あっごめwwwwwwダニーいたんだwwwwwwちっさすぎて見えなかっtごめんごめん悪かったって帽子燃やさないでやめて
【ダニーの場合】
愛してると伝えたら相手は寂しそうに笑い、自分は愛してないと言った。ならなんでそんな顔をするのと聞けば、意地悪な質問をするなと言われた。泣いていいかと聞いたら、やっぱり笑って、駄目だと言った。
https://t.co/hYxdVuLOa4
ええ…
RT @saidensuzu: #ダニエル・ディケンズ生誕祭
#ダニー先生誕生日おめでとう
改めて!!!
ダニー先生誕生日おめでとう🎁🎈🎂🎉 https://t.co/SvB1oWgakk
『PUCK』で私の演じたダニーのお父さん役で、登場の一言、二言だけでその人がどういう人かがもっくんから見えたんです。(美弥るりか/ザ・タカラヅカⅥ月組特集 じゅずつなぎ)

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