ダニーの通販・作り方の特集、いくつ持っていても助かる商品だから安く買えたらうれしいですね

Kei Nishikori 6-2,5-4 ret Gael Monfils

相手の途中棄権という形ではあるけど、ケイが無事に3回戦に進出。素直に嬉しい、昨夜から緊張マックスで朝の家事も息絶え絶えでこなしていたので、勝利に安堵した…

試合当日はケイは4時半から練習、ガエルは6時からというスケジュールだった。

会場入りのシーンがWOWOWケイマッチの前に流れていたけど、あくびをしながら、笑顔も見えてリラックス出来てるな～と感じた。

初の新設ルイアームストロングは、試合前にインタビューが行われるのね。

インタビュアーはレネスタブスだったのね。

Well, happy to play on this court new court and very happy to come into New York and hopefully we can have a good match.

Oh yeah he is always a tough opponent, he gets a lot of balls, he’s one of the talented players on a tour, so it’s gonna be a tough one.

全米かつての決勝進出者、ケイニシコリよ。あなたはここで素晴らしい成績を残しているわ、あなたはとても物静かな人(pretty quiet guy)だけどここニューヨークの雰囲気はどう？

このコート新しいコートでプレイするのは嬉しいよ、ニューヨークに来るのはすごく嬉しいんだ、お互いいい試合になるといいね。

ゲールとプレイするのは楽しい？

彼はいつもタフな相手さ、ボールをたくさん返すし、ツアーでも才能のある選手の一人だ、タフな試合になるだろうね。

楽しみにしてるわ。

インタビュー中の表情は明るく気負いは見られなかったわ。ケイのことを物静かな青年と思ってくれているレネ。確かに…そうかもしれないな～と最近多々思う。海外の選手は、あれこれと他の選手についてや審判について、何やらかんやらと声明文を出しているもんね。最近驚いたのは、ステフがダニールのインスタをブロックしている、ということ。トイレブレイクが長かったのにコートに戻ってきたときにエクキューズがなかった？のが原因？

思ったことをオブラートに包むことなくはっきり主張するのが彼らの特性・文化だとすると、ケイの会見時の主張なんて、ものすごく可愛らしいささやかなもんやな、とさえ思う。海外の人から見れば、ケイは実に謙虚だと見られているのは実情と思ってもいいかも。そしてそういう特性・文化と戦わなければ生き延びて行けない世界で生きているから、そんじょそこらの日本人とはメンタルの強固さは比較にならない、自分の芯のブレのなさは一般日本人の追随を許さないのでは？と思う。

インタビュアーの単なる一つの言葉であっても、そこから色々な背景が見えてくるな～と思う。単に私の妄想ではあるけど…

そして、インタビューを終えてコールがあり、コートに出てきたケイ。ひょうひょうとした感じで、今から繰り広げられる冒険を楽しみに出てきたようにも見えた。照らされたスタジアムの上部を見上げるケイを見て、初めてロンドンのO2アリーナに入場するときは、上を見て客席を見ると緊張しそうなので、見ないようにした、とか答えていた記憶があるが、あれから4年近く。大きなアリーナで天井まで人がいても、ちっとも動じなくなったのね、と思った。

今回はレシーブ選択作戦なのね。

その立ち上がりから1回戦と変わらずリターンが快調だった。第5ゲームもブレイクポイントを握って、これも取れそうな勢いだったけど、ここはモンフィスのサーブが冴えた。けどリターンをネットした時のケイの悔しそうな表情。あ～、結構自信あるねんな、と思ったわ。これをブレイク出来ず、次の自分のゲームで0-30になったときはやばいか、と思ったけど、モンフィスのミスにも助けられた。ここを取り切って、1セット目は一気に自分のものに。村上はんの解説「いい流れのときは相手のミスにも助けられる」、これめちゃ的を得ているな～と思ったわ。逆に流れが悪い時は、自らミスを重ねてしまう。私もミスはプラスにありがたくいただいているほう。試合やもん、ミスをされたりしたり、お互いさまやと思っている。

ところが2セット目、第2ゲーム、ケイのサーブでモンフィスのバックのダウンザラインが決まってからモンフィスが勢いづいた。そのゲームをブレイクして自身のサービスをラヴでキープした地点で、これはこのセット、ニシコリ形勢不利やな、と感じた。けどケイの表情は変わらずひょうひょうとしているように見えた。マイアミのときだったか、マッチポイントを握られても、「モンフィスはふと集中力が落ちるときがあるので」と言っていたケイだから、今回もまさにモンフィス旋風が収まるときを虎視眈々と待っていたのかも。まず4ゲーム目をラブでキープ。次のモンフィスのサーブは、ブレイク出来なかったけど、ケイの動き自体は悪くなく、なんとなくまだ落ち込むのは早いかな？と思わせてくれた。考えてみれば、ラファもポスピショルに2セット目先にブレイク許していたけど、追い付いて結果ストレート勝利。そういうのをケイも演じられたらいいのにな、と思っていた。だけど逆に自分のサーブで、バックハンドが決まらず15-40の大ピンチ。これ落とすと、このセットあかん、と覚悟した。しかしここでめっちゃ踏ん張った。まあモンフィスがあと一本のところでミスをしてくれたので、助かったのだけど、ケイの粘り勝ち。このキープは値千金だったわ。そして問題の第7ゲーム目。モンフィスは手首を痛そうにはしていたけど、相変わらずストロークは伸びてるし、40-15まで行ったときはああブレイク無理かな、と思った。けどバック打つときがあかんかったんかな？コントロールが悪くなって、結局バックのミスが続いてブレイク出来た。いやこういうときって、打つ側も返って力んでしまいそうに思うんだが、ケイは確実に返したな。結果それがブレイクを呼び込んだ。スコア上イーブン、ブレイクを許したモンフィスは明らかに一気にトーンダウン。自身のサービスをしっかりキープして、さらにブレイク。ここでモンフィスがリタイヤという、2セット序盤からは全く予想もしていなかった結末を迎えた。

モンフィスを心配そうに見つめるケイ。自身も手首を痛めただけに気持ちはつらいものがあったやろな。でもそれはもう勝負の世界だと割り切らんとあかん、と思う。同じことはケイにも起こりうること。

試合後オンコートインタビュー

Well,
I mean felt really bad, I mean he’s a great player always battle each other he’s a good rival so sad to see he retired but for me many positive things played very good first set he’s playing better in the second but I thought I was playing good tennis so happy to play a good tennis today.

Well, it’s just a fun to play on a court, crowds makes me very exciting on a court and I had a good memory here, I have a best result Grand Slam so I always enjoy playing in New York.

I mean it’s been great. I didn’t have great this summer didn’t have great result but this last week I practiced really well and have good two matches today and two days ago so I think I’m back on track again and very confident.

It’s beautiful actually, when I saw it’s great very new, and very fun on a court and yeah I like play on this court it was good.

Well we just had a good practice last week so I know it’s gonna be tough he’s like Gael he’s run every ball and it’s gonna be tough but I always enjoy playing Diego so hopefully we have a good match in two day.

ケイ、おめでとう。あなたもキャリアで多くの怪我があったけど、このような形で試合を終えるのはなかったと思うけど、ゲールについては？

ああ、とても残念に思うよ、彼は素晴らしい選手でいつも激しい戦いになる、いいライヴァルなんだ、だから彼がリタイヤするのは悲しいけど、僕にとってはたくさんのポジティブなことがあった、1セット目はすごくいいプレイだった、2セット目彼もいいプレイをし出したけど、僕はいいテニスをしたと思う、だから今日いいテニスが出来て嬉しいよ。

ニューヨークはどう？試合前にも言ったけど、あなたとても寡黙な人よ、なぜニューヨークでいいプレイが出来るの？

ただコートでプレイするのが楽しいんだ、お客さんはコートで僕をわくわくさせてくれるし、ここにはいい思い出があるしね、一番結果を残せているグランドスラムだ、なのでいつもニューヨークでプレイするのを楽しんでる。

あなたの怪我はあなたにどう関わっている？

いいよ、この夏はいい結果を残せなかったけど、先週いい練習が出来て、今日と2日前にいい試合が出来た、なので又調子が戻って自信もついてる、と思う。

この新しいコートの雰囲気はどう？

うん、きれいだね、見たときすごいなと思ったよ、すごく新しくてコートではすごく楽しかった、ここでプレイするのは好きだね、よかったよ。

次はディエゴシュワルツマンね、少なくともあなたの方が少し背が高いわ、でも彼はすごいグランドストローカーよ。

ああ、僕たち先週いい練習をしたばかりだ、タフになるだろうね、彼はガエルみたいだからさ、走ってどんなボールも追いかける、タフになるになるだろうけど、ディエゴをプレイするのはいつも楽しんでる、なので2日後いい試合が出来るといいね。

ありがとう、ケイ、今日はよくやったわ、皆さん、ケイニシコリよ。

ケイの表情が晴れやかなのも去ることながら、試合後インタビューのボリューム感。よほどレネに気に入られたのか～？いや、そんなことはないとしても、私、こうやってケイがグランドスラムのスタジアムで勝利して海外メディアにインタビューを受けて、よどみなく答えているのを見るたびに、は～、すごいな～やっぱりケイはスーパースターやな、と感心する。そしてものすごく誇らしい。そしてもっともっとこういう誇らしい瞬間を見ていたい、又ここに立ってくれ～と思う。

この後、WOWOWのスタジオでもたっぷり話を聞けて、すごく嬉しかった。私は、フェレールのことを「師匠」のようだと話しているのが印象的だったわ。私、ケイは真摯な気持ちでテニスに向き合ってると思うよ、そんな浮ついた気持ちで日々過ごしてない、と断言する。いや、真剣に日々生きているからこそ、今の位置をキープしているんだと思う。生半可な気持ちで生きて行けるほど甘い世界ではないでしょう。

でもスタジオでの表情もすっきりと男前だった。疲れ切ってはなさそう。身体が一番の資本。

アプリにも動画が届いて、

  え～、皆さん応援ありがとうございました。今日2回戦勝ちました。すごくいい試合が出来たので、次も頑張りたいと思います。又明後日、がんばります。

チャットにも。

勝てて嬉しい

ガエルが無事なことを祈るよ

こういう勝ち方は楽しくない

次戦は土曜日

ガエルを気遣うケイだった…

こんな表情で、頑張ってたのね。気迫すごく伝わってくる。