すぐに使えるしょんぼりテクニック7選
先週末は、ポコさんの病院受診の日でした🏥
診察が終わって、いつもだいたいお会計までかなり待つので、ポコさんだけ主人が先にお家に連れて帰ることに🚗
ポコさんは病院に来るのがとっても好きなので、病院の入口を見つめて
しょんぼりしたお顔になってしまいました
またすぐに来るから大丈夫だよ
3万円で作る素敵しょんぼり
タンはチェヨンの言いつけ通り
ずっと 診療所で過ごした
生き生き働いている医者の母の姿を
赤ん坊の頃から
ずっと見て来たタンは
凛々しい顔の母親もまた
大好きだった
タン 包帯取って
あぁ〜〜〜い
タン 聴診器
あぁ〜〜〜い
ちび助 こっちも
消毒薬
あ?あい
若様 ではこちらにも
お薬を
あ あい・・・
三人の医者の間を
飛び回るタンは小さなお医者様
その可愛らしい姿は
患者たちにも好評で声がかかる
その度ににっと笑ってみたり
うんうん頷いてみたり
大忙しだ
昼前の診察が終わる頃には
さすがのタンもぐったりんこ
一息ついたウンスがタンの
頭を撫でながら微笑んだ
よく頑張ったわね〜
助かったわ タン
ありがとう
ご褒美あげなくちゃね〜
ごっほうびぃ?
ええ お菓子がいいかな?
ううん
タン おんまぁとねる
イサは吹き出して尋ねた
それが褒美か?
どうせ
毎日一緒に寝てるんだろ?
タンはブンブン首を振る
タンねぇ とぶのよ〜
びゅ〜んって
おきたら おへやちがうの
だから おんまぁとねるの
ウンスは冷や汗が出て来た
聡いイサとチェ侍医のこと
タンの言わんとすることの
裏の意味を読み取るにちがいない
もう タンったら〜
おかしなこと言って〜
イサもチェ侍医はふっと口元を
緩めたがそれ以上余計な
突っ込みはなかった
これがポムなら大変だったなと
ウンスは胸をなでおろす
昼休憩でウンスがタンとともに
奥の間へ引っ込み
三つ子の世話をしている時
チェ侍医はイサの部屋で
ごろんとくつろいでした
なかなか良い職場だ
父上 それ何回め?
よほど気に入ったんだね
でもそれってユ先生がいるから
じゃないの?
答えにくい質問を
ざっくり聞いてくる息子に
チェ侍医は涼しげに
微笑んだ
もちろん医仙様から
学ぶべきことも多い
地域の患者ともうまく付き合い
高貴な身分の患者を
うまくあしらい
さすがは医仙様だと思いましたよ
父上の医仙様贔屓は
一生なんだろうね
まあ
言ってみても仕方ないけどさ
少々呆れ顔のイサ
そんな話をしていると
扉の外で女中のハヌルの声がした
軽食をお持ちしました
高麗は基本一日二食
だが天界から来たウンスに合わせ
チェ家も典医寺もいつのまにか
三食が基本となっていた
おお それはありがたい
チェ侍医は扉を開けると
ハヌルを見た
そなたは?昨夜の?
はいっ!侍医様
お助けいただいたハヌルに
ございます
危ないところを本当に
ありがとうございました
いえいえ
医者として当然のことを
したまでですよ
怪我はありませぬか?
はいっ
それは良かった
早く罪人が捕まると良いですね
上護軍が動いているようなので
時間の問題でしょうが・・・
女人が一人で歩けない都など
あってはならぬことですから
本当に・・・
ハヌルはぼうっとチェ侍医を
見つめた
え?もしかして
父上に惚れた?
父上より俺の方が
年は近いだろ?
いえ そんな滅相もない
そうだよね
父上はやめときなよ
心に決めたお方がいるから
え?そうなのですか?
イサ 何を言い出すのだ
チェ侍医は頭を抱える
だって本当のことだろ?
こういうことは
はっきりしとかなきゃ
うんと好きになってからだと
傷も深いだろ
それはそうかもしれぬが・・・
いきなり
ハヌルさんに失礼であろう?
そうかなぁ
思わせぶりな方が
よっぽど失礼だよ
とにかく そういうこと
父上には期待しないで
惚れても無駄だから
え?はい・・・その・・・
えっと・・・
泣きそうな顔をして
ハヌルはその場から立ち去った
イサ!人の心を
なんだと思うているのだ?
泣かせることはないであろう?
そうかなぁ
気持ちがないなら
はっきり言ってあげた方が
いいと思うなぁ
その方が次に踏み出せる
あの人 縁談があるって
ヘジャが言ってたよ
今は気持ちが高ぶっていて
父上に夢中になりかけているけど・・・
あ そっか
はっきり言われても
父上はへこたれないもんなぁ
だから あの人の肩を持つんだ
まったく そなたは・・・
歯に衣着せぬ物言いに
チェ侍医
ため息をついた
もう少し こう
やんわりとしたことは
言えぬのか?
それは無理だね
なんたって俺の師匠は
あのユ・ウンスだからね
言い返すイサは
どこか誇らしげだった
どうかしたの?ハヌル?
軽食を届けに行った時は
意気揚々だったハヌルが
気遣ってユウが尋ねた
うん・・・なんでもない
ちょっとね
冷や水を浴びせられた
気分なの
へ?
浮かれていた気持ちが
いっぺんに吹き飛んだっていうか
あの息子と義理の親子とか
無理だわ〜
なんの話?若先生と親子って
まさか
いやいや だから
それはありえないよね
あたし バッカみたい
浮かれちゃってさ〜
恋をする前に失恋したよ
え?えええ?
急展開だね それは
ハヌルはイサにコテンパンに
言われたことをユウに話した
それはある意味
若先生の優しさかもよ
侍医様には まるきり
脈がないってことでしょう?
そんな人を思い続けても
ハヌルが辛いだけだもの
そうだけどさ
でもときめいてたって
いいじゃない?
誰に迷惑かけるわけじゃ
ないのにさ
休憩室から聞こえる
二人の会話
ヘジャはお茶を用意して
部屋に入ると
二人の前に
お茶と菜っ葉の塩漬けを
とんと置いて言った
たまに頂く高級な油菓子は
ものすごく美味しいけれどね
毎日だと胃もたれしちまうだろ?
こういう素朴なものの中にこそ
旨味ってのがあるんだよ
なに?ヘジャさん?
それはお茶請けが
菜っ葉だってことの言い訳?
あたしだったら
毎日高級菓子でも
いいけどな
ユウが言い返す
しょうがない子だねぇ
毎日のご馳走よりも
母親が作った粗末なクッパの方が
うまいってこともあるだろう?
惚れるってことも
おんなじってことだよ きっと
どういうこと?
あたし
ヘジャさんが言いたいこと
わかる気がするわ
そうかい?ハヌル
ハヌルや お前はまだ若い
若いからこそ
大事なものを見失っちゃ
いけないよ
目の前にいる大事な人が 急に
明日 いなくなるってことだって
あるんだから
ヘジャは若い頃
ソクテが目の前から
急にいなくなった日のことを
思い出して言った
確か 旦那様と奥様も
四年の日々
離れていらっしゃったって
聞いたけど?
ユウは尋ねた
そうだよ
急にいなくなられるのは
堪えるもんさ
だから大切な人を
より大事にしようって
お二人はいつまでも
仲睦まじいんじゃないか
うん・・・そだね
でも しょっぱいよ
この菜っ葉 塩っ辛い
ヘジャさん なんだか
泣けてくる・・・よ
やっと出会えた恋だと思えた
心がキラキラ
ときめいたのに・・・と
ハヌルは二人の前で
わんわんと泣いた
*******
『今日よりも明日もっと』
思い通りにいかない日もある
そんな時は泣いてスッキリ
必ず新しい明日は来るよ
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
八月が終わり
日付は九月を迎えました
猛暑 豪雨災害 ゲリラ豪雨
台風など
自然の脅威をまざまざと感じた
今年の夏ですが
まだ暑い日は続きそうですね
そして
体調を崩しておりましたharuも
順調に快方に向かっております
ただ 残念ながら
韓国飯はまだ無理
早く色々
食べられるようになるといいな〜
と思う今日この頃です
皆様
安寧にお過ごしください
またおつきあいくださいね〜
日本から「しょんぼり」が消える日
おはようございます
久しぶりにすっきりと早起き出来ました。
長男の引きこもり状態を
引っ張り出してくれた、
3日前の映画鑑賞。
その日の夜は本人も興奮状態で、
いろんなところに行ってみたい、
行けるような気がする!
明日から頑張ろう
そんな声が聞けて
私も本当に嬉しかったのですが、
次の日になってみると、
元の状態に戻ってしまいました。
予定していた精神医療受診も、
その次の日に予定していた歯医者見学も、
学校にも行けませんでした。
もう少し力を貯めたいのでしょうね。
良い変化もありました。
パパが別人のように穏やかになり、
子供たちを本当に
理解しようとしているのが伝わって来ます。
私が持っていた心の荷物を
「半分持つよ」と言ってくれているような
優しさを表現してくれるようになりました。
ずっと深夜だった帰宅時間も
なるべく早く帰宅して、
子供たちとお風呂に入ったり、
今日一日の様子を聞いてくれます。
長男との関係も修復しつつあります。
ずっと私が自閉症スペクトラムの
子育てについて
読んで欲しいと言っていた本も、
「どうせ響かない」
と1ページも読もうとしなかったのですが、
こっそり読んでいるようです。
あの本に心が動いたのでしょうか。
私も思い切ってぶつかって
良かったと思います
精神科受診についても
これまでではじめて、
自主的に「今日はどうだった?」
と聞いてくれました。
今までは子供たちの障害に
否定的だったのです。
やっと受け入れてくれたのかな。
長かったな…
なかなか結果は出ませんが、
家庭としては、良い方向に進んでいる。
私も心穏やかに
過ごす事ができています
2か月に1度の精神医療受診も
私の支えになっています。
次男を一目見て、
「わぁ~細やかさが
育ちましたね!」
と第一声
じんわりと社会性の育ちが感じられると。
何人もの子供たちを見て来たから、
表情とか、雰囲気で
感じ取れるものなのでしょうか。
次男の自由すぎる行動についても
「そうやって自分の
限界を教えてくれている
と思ってください。」
とてもいい状態だと思うとのこと。
その場に行くことができない
長男については
写真を見せてくださいと言われ、
スマホの写真を見せました。
体つき、骨格などから、
第二次性徴がはじまっているそうです。
今の引きこもり状態も
思春期特有のものであること、
一番自信をなくしやすい時期であることや、
親から離れて自分の世界を作ろうとする。
その世界をネットのフレンドに求めるのも
理解ができます。
周りと比較せず、長男自身としてみれば、
健全な状態であるから、
西洋薬はおすすめしないとのこと。
漢方薬の小建中湯を処方してもらいました。
腹から立て直し、自律神経に効いてくる、
昔からある虚弱体質の小児に
よく使われる漢方薬らしいです。
一日目は嫌々飲みましたが、
二日目は飲みませんでした。
飲めなかったら
飲めなかったで良いですよ~
とのこと。
それから二人の
特に次男の食のこだわりについて
朝は本当に精神的虐待を
こちらが受けているくらいの
ストレスを感じて
ぶつかってしまうと相談しました。
朝起きてから家にあるものを聞き、
そこから自分でメニューを決めたがる。
その中に無い食べ物を食べたいと主張する。
食べたくないものはがんとして食べない。
最後は吠える、暴れる。
長男も最近偏食が多く、
そしてパパも雑煮やピザパンなどの
マイブームがある。
3人が3様それぞれのメニューを
用意しておかなかればならないのです。
先日パパがそこへ
ゆで卵を作って欲しいと追加してきて、
たまたまゆでてあった
昨日のゆで卵があり、
それを出そうとしたら、
温かいものがいいと言うので
レンジで温めたら大爆発です!
この忙しい時間に卵が爆発して
私の頭も爆発しました
皆我がままが過ぎる!
我が家はレストランじゃないんだから!
食べるものをあらかじめ紙に書いていおけー!
追加はセルフでやること!
皆しょんぼりしてしまいました。
子供たちには朝食メニューを書かせました。
しかし、次男は
決めておいたものは食べれないと
一口も口にせず…。
これについての先生のアドバイスです。
「関係性が崩れるくらいだったら、
無理して手作りしなくても、
ジャンクフードや冷凍食品を
どんどん使っちゃってください」
こんな風に視点や価値観を
ガラリと変えてしまう言葉を
かけてくれます。
え?と驚いていると、
「もうお菓子だっていいよ」
笑ってしまいました。
私の性格を見抜いての言葉でしょう。
同じような傾向を持つお子さんの中には、
手作り食品は一切受
入れず、
5つくらいの市販食材をローテーションで
元気に育っている子もいるそうです。
「大丈夫、ちゃんと育つから!」
食については育った環境もあり、
真面目に考えすぎていたのですが、
「関係性が壊れるくらいなら」
の言葉に大きく頷き、肩の荷が
ふっと軽くなるのを感じました。
次男に関しては冷凍庫のストックから選び
自分で温めさせることにしました。
夜のメニューについては、
ざっくりと一週間分決めて
冷蔵庫に貼ってあります。
次男はしょっちゅう
メニューチェックにやって来ます…
裏を返せばそれだけ
食に強い興味があるのでしょうね。
先日の学校お疲れ休みの日は
こじれた関係を修復しようと、
二人でクッキー作りをしました。
六人兄弟クッキーだそうです
かわいいクッキーに、
私も次男も笑顔が戻りました。
こんな我が家ですが、
また良かったらお立ち寄りください
長文最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
皆さん良い週末を!
ではまたー