Googleが選んだカメラワークの10個の原則

Googleが選んだカメラワークの10個の原則

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2018年度カレンダー SG260「日本観光風景」ダイナミックなカメラワーク(535×380mm)


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価格:1,404円

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傷だらけの栄光★【中古】VHS★未DVD化!イタリアのボクサーでミドル級チャンプまで駆け上った伝説の男ロッキー・グラチアノをポール・ニューマンが演じた心打たれる名作!格闘シーンの秀逸なカメラワーク、本人の仕草や癖まで再現した綿密な演技。まさに元祖ロッキー!


 傷だらけの栄光★【中古】VHS★未DVD化!イタリアのボクサーでミドル級チャンプまで駆け上った伝説の男ロッキー・グラチアノをポール・ニューマンが演じた心打たれる名作!格闘シーンの秀逸なカメラワーク、本人の仕草や癖まで再現した綿密な演技。まさに元祖ロッキー! ■■監督・ロバート・E・ワイズ★(サウンド・オブ・ミュージック★、地球の静止する日★)■■出演者・ポール・ニューマン★(明日に向って撃て!★)  ピア・アンジェリ★(ソドムとゴモラ★)  エヴェレット・スローン★(炎の人ゴッホ★)  アイリーン・ヘッカート★(悪い種子★)   サル・ミネオ★(ザーレンからの脱出★)他■■撮影・ジョセフ・ルッテンバーグ★(恋の手ほどき★、ジュリアス・シーザー★)■■収録時間・114分■■製作・1956年・アメリカ■■ジャンル・ドラマ/アクション■■原題・Somebody Up There Likes Me★■■軍隊時代を経て、スラム街に生きたアウトサイダー時代から、ボクサーに転身し、栄光を掴むまでの過酷な道のりを、背景描写も含め感動的に描いた、P・ニューマンのカリスマ性が光る傑作!失いかけた情熱を復活出来る度★★★★(5点満点評価)■■備考*******こちらの商品は、中古・日本語字幕・レンタル落ち・VHS(ビデオ)になりますのでご了承下さいませ。   SAARISERKA★(サーリセルカ)送料無料! ■■監督・ロバート・E・ワイズ★(サウンド・オブ・ミュージック★、地球の静止する日★)■■出演者・ポール・ニューマン★(明日に向って撃て!★)  ピア・アンジェリ★(ソドムとゴモラ★)  エヴェレット・スローン★(炎の人ゴッホ★)  アイリーン・ヘッカート★(悪い種子★)   サル・ミネオ★(ザーレンからの脱出★)他■■撮影・ジョセフ・ルッテンバーグ★(恋の手ほどき★、ジュリアス・シーザー★)■■収録時間・114分■■製作・1956年・アメリカ■■ジャンル・ドラマ/アクション■■原題・Somebody Up There Likes Me★■■軍隊時代を経て、スラム街に生きたアウトサイダー時代から、ボクサーに転身し、栄光を掴むまでの過酷な道のりを、背景描写も含め感動的に描いた、P・ニューマンのカリスマ性が光る傑作!失いかけた情熱を復活出来る度★★★★(5点満点評価)■■備考*******こちらの商品は、中古・日本語字幕・レンタル落ち・VHS(ビデオ)になりますのでご了承下さいませ。   SAARISERKA★(サーリセルカ)送料無料! ■■監督・ロバート・E・ワイズ★(サウンド・オブ・ミュージック★、地球の静止する日★)■■出演者・ポール・ニューマン★(明日に向って撃て!★)  ピア・アンジェリ★(ソドムとゴモラ★)  エヴェレット・スローン★(炎の人ゴッホ★)  アイリーン・ヘッカート★(悪い種子★)   サル・ミネオ★(ザーレンからの脱出★)他■■撮影・ジョセフ・ルッテンバーグ★(恋の手ほどき★、ジュリアス・シーザー★)■■収録時間・114分■■製作・1956年・アメリカ■■ジャンル・ドラマ/アクション■■原題・Somebody Up There Likes Me★■■軍隊時代を経て、スラム街に生きたアウトサイダー時代から、ボクサーに転身し、栄光を掴むまでの過酷な道のりを、背景描写も含め感動的に描いた、P・ニューマンのカリスマ性が光る傑作!失いかけた情熱を復活出来る度★★★★(5点満点評価)■■備考*******こちらの商品は、中古・日本語字幕・レンタル落ち・VHS(ビデオ)になりますのでご了承下さいませ。   SAARISERKA★(サーリセルカ)送料無料!
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【中古】 紅葉を撮るカメラワーク 写真テクニックと撮影地紹介


製品仕様 商品名 【中古】 紅葉を撮るカメラワーク 写真テクニックと撮影地紹介 ISBN/著者 ISBN:4391122588著者:千葉克介仕様:B5判発行年月日:1998・9・7第1刷 コンディション ほぼ新品 商品補足情報 天地小口綺麗、カバー背上部に少々ヨレあり、本体ヤケ・書き込みその他なし、美品。 
価格:9,000円

『中古』山の写真12カ月—四季のベストコースとカメラワーク


「初版発行日」1999-05 「著者」中西 俊明 (著) 「出版社」実業之日本社4408007579
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『中古』カメラワークはここがポイント! テレビ放送・上級編 (すぐにやくだつ校内放送365日)


栗木 紳雄 (著)、1993-04、ポプラ社、47P 【ご購入を検討いただきありがとうございます】一般のご注文以外に大学・公共機関のご注文も承ります。なお弊社の過失が明白である場合を除き、返品は基本的にお受けいたしかねます。万が一返品の場合は弊社規定によるものとさせていただきます。詳細について不明な点があればお気軽にお問い合わせ下さい。表記の発行年は初版発行年であり実際の商品は異なる場合があります。また、古書の為、経年並みの劣化(ヤケ、シミ、ハガシ跡、小ヤブレ等)はご了承下さいませ。その他、特に表記のない場合、カバー、箱等がついてない場合があります。本文以外に目次などに捺印、記名などある場合があります。装丁、カバーは初版発行の商品と異なる場合があります。倉庫より取り寄せし、商品の最終確認してからの配送となりますので、受注後商品の発送開始までに約5日程度かかる場合がございます。きちんと梱包して発送します。こちらの商品は他でも併売の為、品切れの際は速やかに返金します。又、領収書が必要な場合はお気軽にお申し付け下さい。ご利用お待ちしております
価格:5,989円

カメラワークを身近に感じる

こんにちは! 
Machinakaです!! 
今回批評する映画はこちら!
犬ヶ島

ホォーーーー!!!!

待ちに待ってたウェス・アンダーソン監督の最新作!!!

ウォォォォォ!!!!!!

シャッホおおおお

2014年、映画にハマったその年に、今は亡き品川プリンスシネマで「グランドブタペストホテル」を見た時の感動ったら、、、二度と忘れることができない映画体験でした。

まだあの頃は映画のいろはも分かんなかったけど、ただただウェス監督の作家性に見とれいた自分がいた、、、、

2014年といえばブログを始める前、純粋に映画館で楽しむだけだったあの時。あの頃の楽しさが蘇るのか? 

ウェス監督が日本愛を込めた作品っていうことで、日本人なら見るしかないでしょう!!

それでは「犬ヶ島」批評いってみよー!!!!

[あらすじ]

・「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に、「犬インフルエンザ」の蔓延によって離島に隔離された愛犬を探す少年と犬たちが繰り広げる冒険を描いたストップモーションアニメ。

・近未来の日本。メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、犬たちはゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離されることに。

・12歳の少年・小林アタリは愛犬スポッツを捜し出すため、たった1人で小型機を盗んで犬ヶ島へと向かう。

・声優陣にはビル・マーレイ、エドワード・ノートンらアンダーソン監督作品の常連俳優のほか、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、オノ・ヨーコら多彩な豪華メンバーが集結。

・日本からも、「RADWIMPS」の野田洋次郎や夏木マリらが参加。第68回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映され、コンペティション部門で監督賞(銀熊賞)を受賞した。

[スタッフとキャスト]

監督はウェス・アンダーソン監督

もはや説明不要かと思うんですが、念のため説明ば、、

アメリカのテキサス州に生まれながらも、州の性格には合わない可愛くてふわふわして、児童文学をベースにした作品ばかりを作る監督です。

天才マックスの世界から始まり、ロイヤル・テネンバウムズ、ライフ・アクアティック、イカとクジラ、ダージリン急行、ファンタスティックmr.Fox、ムーンライズ・キングダム、そしてグランド・ブタペストホテルへ続きます。

監督作としてはグランドブダペストホテルぶり、4年ほどの歳月を経てようやく日本公開です。

どんだけ待ったことか!!!!

ウェス監督の特徴をどうやって説明したら良いか、言葉よりも画像で見てもらいましょう。

ほい!

お分かりですね!

なんとウェス・アンダーソンの撮る映画のほぼ全カットが、シンメトリーの構図で出来てるんですよ!!

シンメトリーについては、私のの記事をご覧になってください。

この通り、画面を中心で割ると左右対称になってるんですよね。これは偶然か? いや、ウェス監督の場合はほぼ全カットがシンメトリーなので、絶対に偶然はありえません!

これは意図的にシンメトリーにしてるんですよね。

また、画面の構図に加えて、印象的なのはカメラの動き!

普通カメラってズームインしたりズームアウトしたり色々カメラワークを変えると思うんですけども、ウェス監督の場合は違うんです。

画面を上下か左右にしか動かさないんですよ!!!

なぜ!?

←→↓↑は使えても、↙︎↗︎↗︎↗︎は使えないんですよ!!!

まるで昔のファミコンゲームのような操作性の悪さw

ストリートファイターなら昇竜拳使えないですからね!!! エドモンド本田ぐらいしか技出せないですよ!!!!!!!

凝りすぎたシンメトリー画面と、不自由としか思えないカメラワーク。なぜここまで彼は撮り方を制限してるんでしょうか?

まず一つは尊敬する映画監督のオマージュをしてるということ。シンメトリーといえば、スタンリーキューブリックが有名ですけども、彼に親近感を湧いてるのか、尊敬しているのか、影響を受けたことは間違いないでしょうね。

あと一つは、あえて制限を加えることで、自身の作家性となっていること。ここまでこだわるのは世界広しといえどウェス監督しかいないです。

最後に、あえて制限を加える
とで自身のスキルの限界を超えようとしているのかもしれません。

芸術にとっては、あえて制約があったほうが自分の限界を超える可能性が高いです。最近TEDで見たフィル・ハンセンさんの言葉が印象に残ったので、この場で書いてみました。

さて、一癖も二癖もある監督の特徴、わかっていただけましたでしょうか?

あとはですね、必ずと言っていいほど映画にビル・マーレイが出てくるとか、子供が主人公になる可能性が非常に高いってことと、でも消化した通りパステルカラー並みの薄くて暖かい色を使うのが多かったり、もっと紹介したいけど色々あるんですよもう!!

ただひとつ言えるのはですね、彼の作品はどう見ても「おしゃれ」に見えるってことですね笑

僕、おしゃれって言葉が大嫌いなんですけど、おしゃれって言葉を使って済ませると「おしゃれ」を構成している要素について考えなくなってしまうので、自分の中では絶対に使わないようにしてるんですけど、、、って関係ない話をすいませんww

あとこの映画の何よりの特徴、それはストップモーションアニメだってことですね!!!!

とか「KUBO」のエンドロールとかでも流れていたように、手書きやCGアニメとは異なり、実際に模型をワンカットずつ動かしながらひたすーら撮影をするという、気の遠くなるような作業工程がある労力丸出しの映画なんですよね。。。

今の働き方改革では絶対に出来ないような作り方で、案の定日本ではもはや見ない作り方ですね。ファンタスティックMrフォックスなど、ウェス監督はストップモーションが大好きなんですよね。。。

それでは映画の感想でっす!!

[映画の感想]

上映開始10秒で号泣! 

まだ物語も何も分からないのに、目に映る映像美だけで泣いた。

この作品を作るのに、どれだけの労力とお金がつぎ込まれたのか、監督のこだわりと執念がどれだけ強いのか、台詞も何も言ってないのに、物語も分からないのに、監督の強いメッセージを聞いたような、シンパシーを感じた。

・日本映画の黄金時代を切り取ったような50〜60’sのジャパニーズ・メガ崎市の造形

・シンメトリー構図とシンメトリー字幕の融合

・日英同時会話の気持ちよさ

・鉛直・上下移動するカメラのケレン味

・あまりに大胆するハーフハーフ演出

・ストップモーションアニメにおける爆発の表現

・ホコリの表現

・相撲シーンの滑らかさ

例をあげればキリがない、ウェス作品しかできない唯一無二の映像美に、私の思考は奪われ、メモを書く手は止まり、涙が止まらなかった。

鬼ヶ島ならぬ犬ヶ島で主人アタリを待つ忠犬ハチ公ならぬ忠犬スポッツが主人公。

渋谷の名物「スポット」と世界中に知られている忠犬ハチ公と、「スポッツ」という名前の親和性は偶然じゃないかもしれない。。

物語自体は極めてシンプル、メガ崎市↔︎犬ヶ島の往復ストーリーというマッドマックス的物語は、水平・鉛直移動というシンプルな画面移動と親和性が高い。

物語と映像がシンクロする映像美、ただただ打ちのめされる私。

これを今年ベストと言わずして何という?

日本愛が詰まったウェス・アンダーソン監督の愛情を、日本人は受け止めるべき!

新たな映像の世界が広がった、もはや人生ベスト級の大大大傑作だっ!!!!!!

[これぞ制約芸術の極み、その出来栄えにもう泣くしかない]

はい、[映画の感想]コーナーがここまで長かったこと、ありませんよね笑

まだ1回目鑑賞でブログ書くのも申し訳ないくらいです。いや、この映画に文章なんて必要なんだろうか、と感じるほどです。

もう一度言いますが、今年ベストがやってきました。

毎年毎年ですね、今年ベストって理性よりも本能が勝手に働いて、何も考えられずにただ泣かされて打ちのめされるんですよ。

今作も冒頭からあまりに凄い映像に打ちのめされて、もう泣くしかなかったですね。

私の後ろに座っていた女の子も、私と同じく鼻をすすりながら泣きながら鑑賞してました。よかった、同じ体験をしてる人がいて、、、

人はですね、本当に凄い映画、凄い芸術を目の当たりにすると、思考を奪われ、画面に釘付になるしかないんですよね。

私はですね、今までの記事を見れば分かる通り、映
においては映像主義なんですよ。

映像主義というのは、カメラワークだったり構図だったり光の調整だったり配色だったり、画面の時系列変化だったり、着てる服の色だったり、美術設定だったり、、、例を挙げればきりがないんですけども、とにかく映像が第一主義なんです。

だから、正直物語を追いかけるのは興味がない。だからこのブログには映画のあらすじや物語に関する考察、キャラクターの考察とかはほとんどしないんです。やろうと思えばできるかもしれませんが、興味がないんですよね。

だって、物語を追いかけるのは映画じゃなく小説で出来てしまうから。映画である以上、Moving Pictureである以上は映像が大事だろう、という観点でいつも映画を見てるんですね。

物語ベースに映画ブログを書いている方、失礼な物言いで申し訳ありません。

そんな映像主義の私にとっては、ウェス・アンダーソン監督の超個性的な映像美がたまらないんですよね。

特に私の場合、大学で研究を長くやっていたということもあって、また現在はビジネスシーンにおいてデザインをする立場として、規則的なデザインが好きなんですよ。

ウェス監督といえば、映画のみならず自宅でもシンメトリーを実践しているらしく、ペットボトルの水を等間隔で配置しているシンメトリーガチ勢なんですけど、これも等間隔という点で規則的なんですよね。

今作の犬が島も、スクリーンという単純な長方形を使って幾何学的にシンメトリーを作る作風はもちろんのこと、日本語と英語の字幕を左右対称に置くという「セリフシンメトリー」だったり、2001年宇宙の旅を彷彿とさせるような「オマージュシンメトリー」だったり、新たなシンメトリーの発明をしてくれて、規則的なデザインが好きな私としてはウェス作品はたまらないんですよね。

ちなみに、映画冒頭で既に「セリフシンメトリー」が多用されるので、泣けて仕方ありませんでした。驚きの涙っていうのかな、、、

このようにウェス作品というのは、シンメトリーに基礎をおいて徹底的に追及するのって、制約された芸術、自分なりの言葉で言えば制約芸術だと思うんですよね。

最近ずっと考えてることなんですけど、制約を加えることによって芸術は生まれるんじゃないか、さらに強化されるんじゃないかって発想なんですけど、今作はまさに制約のオンパレード

・シンメトリー構図

・水平・鉛直移動しかできないカメラワーク

・ストップモーション演出

・必ずビル・マーレイを出せねばならない←冗談です

ここまで制約でがんじがらめになってるのに、なぜここまでのクオリティの作品を作れるのか? それは、制約によって初めて作りたいものが明確になり、作品として昇華できるんじゃないですかね?

ウェス作品、特に今作においては制約芸術の極みなんじゃないかと思うんですよね。

私自身、上手く喋れない時もあり普通の人からするとかなり制約されていることがあるんですけど、酷い時は一語一語発音を気にしてた時期もあったんですけど、そういう制約もあって、言葉の韻を踏んだりとかキャッチコピーとか言葉尻を揃えるとか、本来なら別の意味の言葉と言葉を繋げたり、パワーワードを思いつくとか、言葉を使うのが得意になったんですよね。

これを芸術と呼ぶかどうかは分かりません。自分のスキルが売れるか分かりません。ただ、これも一種の制約芸術だと言わせて頂きたい。仕事で役に立っているのは確実だし、自分でも誇りに思ってます。

そんな自分に誇りを持てるようになったのも間違いなく映画のおかげだし、感謝しているんです。

人生ベスト級と言ってるのですから、自分の生き方に影響を与えるような作品なんですよ。だから、この作品は、そんな私の自称制約芸術を肯定してくれるような、自分を肯定してくれるような映画で、一見変にも映る独特のクセを芸術として昇華させるウェス監督に親近感が湧いてきて、勇気を与えてもらって、この映画を糧にしてなんでも頑張れる気がするんですよ。

はい、ほとんど自分の話で何も感想言ってないぞww

これから具体的に良かったポイントを紹介しまーす!

[忠犬ハチ公をベースに鬼ヶ島のような冒険活劇]

この映画がベースにしてるのは間違いなく忠犬ハチ公だと思いますね。

鬼ヶ島ならぬ犬が島にて主人の帰りを待っているというプロット、そしてラストのあの銅像。。。

明確なハチ公オマージュがあったのは間違い無いでしょう。

また、主人公のスポッツ・チーフを主軸として5人の犬が冒険し、最終的には7人のオス犬になるのも、どこか「七人の侍」のような数字的偶然性が
あったり、最後は犬全員でメガ崎市に立ち向かうのも七人の侍の一揆のようであったり、忠犬ハチ公的な感動ストーリーに冒険活劇を入れてきたのが特筆すべき点かと思いました。

それに、日本の街並みはどう考えても50〜60年代の古き良き日本を象徴しているし、もはや時代劇とも言えますよね。

[日本びいきにも程がある]

映画を見た人は分かると思うんですけど、出てくる人やセリフが日本ばかりで構成されていて、もう日本人なら堪んない、嬉しいんですよ。

まず先にもあげた通り50〜60年代の日本を模して造られたメガ崎市が象徴しているように、50〜60年代という日本映画の黄金時代に作られた映画のオマージュが多いです。

まずモロに名前として出てるのが「三船敏郎」を模した「トシロー」というキャラクター。また、「志村喬」や「仲代達矢」を模したキャラクターが出てきます。あと、これはたまたまだと思うけど「北野」というキャラクターも出てくるし、なんだか映画人に由来する名前をたくさん作ってる。

あと、今回の主役は黒い犬のチーフなんですけども、これもしかして「黒」沢監督のオマージュなんじゃないの? 

って考えすぎですかね、だってこの黒い犬こそなんだかんだリーダーというか、「チーフ」って名前がついてるからね!!

これだけ黒澤明に尊敬を抱いてるウェス監督が、今や世界的な映画監督及び芸術家であることに、嬉しくて仕方ないのです。

[新たなシンメトリー表現の発明]

先にもあげた通り、今作では様々なシンメトリー表現の発明がありました。もうシンメトリーの話をしてるだけで泣けてくるよwww

・幾何学的シンメトリー

いつも通りのウェスアンダーソン印のシンメトリー。スクリーンという長方形の中に、左右対称に見える画面構成で奥行きを広げていく。これをベースにして、ウェス作品は成り立っています。

・オマージュシンメトリー

今作で出てきた渡辺研究所のモニターに一瞬だけ写り込んでたんですけど、気づきました?

一瞬だけですけど、2001年宇宙の旅の宇宙船のシンメトリーが出てきたんですよ!!

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 2001年宇宙の度 / 1968年

小津安二郎もそうだけど、世界的にはシンメトリーといえばキューブリックですよね。キューブリックの不朽の名作と、現代のシンメトリーの使い手のウェスアンダーソンが重なった瞬間なんですよ!!!これ!!!!

ちなみに、オマージュシンメトリーといえば、偶然ながらキングすまんと一致してるシーンもありましたねwww

鉄格子に閉じ込められた犬のシーンが一致するなんて、、、

ま、まさかキングスマンと通じるとはね、、、wwwww

犬が島

キングスマン

f:id:Machinaka:20150923172216p:plain

・セリフシンメトリー

今作は日本語と英語が入り混じり、それに従って日本語字幕と英語字幕が流れることが多いんですけど、普通字幕って画面の下につくじゃないですか?

例えば、この字幕を例に説明しましょう。

ハグするか? という字幕は画面の下中央にきてますよね。

でも、このシーンは犬が島では左右対称に日本語と字幕が並ぶんですよ!

つまり、先に挙げた幾何学的な画面構成としてのシンメトリーに加えて、字幕でさえもシンメトリーの対象にしてしまったのが発明なんですよwww

[シンメトリー以外にも!? 衝撃のハーフ&ハーフスイッチ!]

あとは画面の使い方ですよね、シンメトリーではないんですけど、今作ではハーフ&ハーフの演出が印象的に使われてきましたよね。
ピザでもハーフ&ハーフってあると思うんですけど、あんな感じでスクリーンが見事に割れるんですよね。

ただ、今作の場合は単なるハーフ&ハーフではなくて、ハーフ&ハーフの位置が即座に切り替わってスイッチみたいになってるんですよ。

図解するとこんな感じです。わんこが左半分にいるシーンから、すぐに右半分にいるシーンに切り替わる。
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このシーンが出てきたら、すぐさまハーフ&ハーフの境目。つまり中心線を見てください。
ワンコの毛先がちょうど中心線にぴったり沿ってるんですよwwwww もう鳥肌モノのシンメトリー、いやハーフ&ハーフですよwwww

[ど真ん中以外の席は無意味]

以上の説明でわかったと思うのですが、この映画はシンメトリーを楽しむ、そしてハーフ&ハーフ演出を楽しむ映画。
だから中心線上にある真ん中の席に座らないと本来の演出を楽しめません。

映画館は広しといえど、ど真ん中に座んないと意味ないです!!!! 是非ともシンメトリー映画はど真ん中でみるべきですよ!!!!

はい、最後になりましたけど、まだまだ言い足りないです。アメーバは文字数の制限があるんで、ここまでにしておきますけど、、、

最後に言わせてもらうならね、ストップモーション演出の素晴らしさですよ。これ。

相撲のシーンとかね、どう考えてもCGのようなヌルヌルした動きをして、どうやってストップモーションで撮ってるんだって話ですよww

普通のストップモーションならば、もっとカクカクってなるはずですよ。でも手の動きとかまわしを撮るときとか投げるときとか、全ての所作が完璧なんでね。もうビックリしちゃいますよ。。

あとは爆発シーンやホコリの表現。

蜘蛛の巣?ワタ?フェルト? みたいな白いふわふわした素材を使ってるのが本当に美しくて、大好きでした。

あとバトルするときの漫画的なワチャワチャしてる白いモヤも可愛くて、これCGなら絶対にできないですよ。

はい、本当に最後の最後になりますけども、まだまだこの映画を理解してるとは思いません。ていうか、一生理解できるものではありません。

本当に他の映画では真似できない、途方もない労力によって作られた映画です。これを映画館で見ないと損んします。

なぜなら、先程言った「セリフシンメトリー」の表現に置いて、シンメトリーに表現するため字幕がすごくちっちゃいんですよね。

だからスマホとか小さいテレビとかじゃ絶対に見えないんですよ。ね、これはウェス監督ならではの工夫なんでしょうかね笑

いいですか、日本人ではない、アメリカ人テキサス州出身の監督が日本に愛を込めて映画作ったんすよ。これが傑作なんですよ。

忠犬ハチ公をベースにして、7人の侍みたいな冒険活劇とか時代劇があって、トシローってキャラクターがいて、、、、

ちなみに私はですね、この「犬が島」を見る直前にを見たんですね。

そこで大泉洋が何の本を手に取ったか覚えてますか?

羅生門ですよ!!! 三船ですよ!!!

羅生門つながりで、三船さんつながりの映画を見ることができた。

素晴らしいですよ!! まさか大泉洋と三船敏郎が、そしてウェスアンダーソンがつながるなんて、、、

あと子供にとっても美術教育にはうってつけの作品ですよ、これ!!!!

この作品を見て感性が磨かれて、将来画家になる方もいるかもしれない! カメラマンになるかもしれない! はたまた映画監督になるかもしれない! と、お子さんに良い影響を与えるのは間違いないです!!! 

是非是非ご鑑賞ください! オススメです!

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カメラワークがナショナリズムを超える日

・・・・・・

・・・こ。 こんばんは!!!

仙台市北西部、山あいの新興住宅地、現在の外気温15℃。

秋の虫が元気です。

というわけで、夏の間まるっとブログお休みしてしまいましたが、皆さんお変わりありませんでしょうかあせる

私が勤めている日本語学校、4期制で、4月、7月、10月、1月に新入生を受け入れ、その度にクラスと時間割に変更があるのですが、今年、7月入学生めっちゃ多かったんです・・・。

7月から担当授業数、それまでの3倍になり、初めて担当するクラスが4クラスもありました。

数ヶ月前に世紀の大失敗をしてしまって以来、自分の準備不足でまた失敗してしまったら・・・という不安もあり、予習や調べ物が終わらない日々。

疲れが溜まって週末はダウン、という生活になっちゃってました。

あぁ・・・早く経験豊富な練達のベテラン教師になりたいえーん

束の間のお盆休み、家族サービスに努めつつ、この1ヶ月のネオちゃんたちをザーーーっと追ってみましたが、動画を通して見るには至らず、もう、明日からまた授業です。

残念すぎるぐすん

しかし詳しく全部は知れなくても、ちょっと垣間見ただけでも、NCT応援したい、魅力を語りたい、ユタ愛を叫びたい、という気持ちは渦巻くので、どうしたものかなぁと、悩み中です。

ライフスタイルか、勉強方法か、ヲタ活方法か、ブログの書き方か、全部か、何か工夫して、応援続けたいと思っています。

・・・それが難しくてこんなんなっちゃってるんですけど!

長ーい目で、取り組んでいきたいです。

今日はこれだけ言いたい。

どんなに忙しくても、時間なくても、疲れ切ってても、あなたの笑顔に救われる日々でした。

ユタくんありがとうキラキラ

7月中は特に余裕がなくて、でもインスタだけは見てました。

そしてこういうの見たら2日間エネルギーチャージメラメラできてた感じw

外国人エンラソウルだけは、休み中に見終えました。

もう一度隅々までゆっくり見たいな。

小芝居楽しかったですねゲラゲラ

一瞬のこんな表情で、心がゆるっとほどけるラブラブ

これはPCの待ち受けにしました。左側が空いているからピッタリ!

素敵過ぎる。かっこよ過ぎる。イケが過ぎる。

好き過ぎて泣くえーんえーんえーんえーんえーんえーん

今回の来日

はうっおーっ!

でっかい目キョロキョロ

この顔も好き

!!

・・・死ぬ。死んでしまうチーン

今日のエイネは、エムオンの放送を録画して見ました。

リミレスのあとのtouchって、テンションの切り替え難しそう!

みんなちゃんと笑えるかな?と思ったけど、大丈夫でしたね!

イル活におけるテイリヨンの爆イケ案件について、いつかゆっくり検証しなければと思っています。

みんなかっこよかったキラキラキラキラキラキラ

でも、カメラワーク残念だった気がする。

肝心の決めのところを抜けてなかった。

全然追いつけなくてあたふたしてた感じw

あと、トークの時間なかったのも残念。

踊る曲ぶっ続けでみんな大変そうだったしあせる

早く出世してたくさん時間もらおう!!!

日本での活動、毎回特別に気合い入れてがんばってるユタへ、去年のエンラ大阪でドヨチが書いてくれた手紙、紹介します。

ユタヒョン アニョハセヨ ドヨンです

こうして手紙を書くなんて慣れないな

日本に来るたび プレッシャーを感じてるね

十分にがんばってるし これからも大丈夫だと思う

いつも応援してる

もし間違えたときも メンバーとして味方になりたい

これを機会に皆で一緒に ゆっくり歩けるといいね

みんなファイト NCTナイス

(訳:DATV字幕より)

ドヨチーーーえーんえーんえーん

あ、もう一つ思い出しちゃった

D 「ユタヤ、日本でおつかれ」

ドヨチーーーえーんえーんえーん

しまった、こうしてどんどん思い出してどんどん長くなるから結局大変になっちゃうんだった・・・汗

もう寝ないと・・・

・・・ドヨチ、大丈夫だったかな。

暑さ対策、水分、塩分、そして炭水化物も大事!

そもそも熱中症って筋肉量少ないとなりやすいんだって・・・

ネオっ子はみんなやせっぽちだから心配です。

いくらカムバの撮影があっても、過度なダイエットには反対。

健康第一!

来週末も元気な姿に会えますように!

私も。

明日から元気にがんばろう!

またバイバイほっこり

画像お借りしましたm(_ _)m

お前らもっとカメラワークの凄さを知るべき

とゆわけでネタバレ感想です٩(๑❛ω❛๑)۶

カメラを止めるな!を見た人、粗筋含めネタバレオッケーな人用です。さー思う存分書くぞー☆
ちなみに、本当の面白さはネタバレ云々関係ないです。知ってても楽しいと思う。良く出来た映画。凄い工夫されてる。
     
全体の粗筋としては、
①ゾンビ映画を撮っていると本当にゾンビが出て来た映画(←長回し30分)
②映画を撮るまでのいきさつ
③実際に撮っている最中の七転八倒
な、感じになってます。キャッチフレーズ『この映画は2度始まる』ですねー。
ちなみに事前情報として
『ゾンビ映画を撮ってたら本当にゾンビが襲って来た』
『長回しが凄い』
とゆー情報はテレビで見た気がします。5時に夢中かな?
とゆーわけで、TOHOシネマ新宿で見てきました!
映画始まる。予告集は丁度10分かな、長かった。
冒頭、監督の『これはオレの作品だ〜』のくだりで爆笑。
これ、初回で見て笑える人は間違いなく役者さんかクリエイターですよ間違いなく。辺りを見回すも反応してる人はあまり居らず寂しい。でも爆笑。いるいる、こんな人居る。こんな面倒くさい人居る。(笑)
と、ブログを書いている今でも思い出し笑いが止まらない監督。のちに踏んだり蹴ったりされるのでスッキリする。凄い。
…これ、キャラクター毎に感想書いた方が良いのかなぁ、とりあえずストーリー順で書きまーす!
しばらく見てると、癖の強いメイクさん(40代女性)が目に入ります。
もうね、キャラの付け方が上手。
最近の趣味は?と唐突に聞かれ、護身術と答える。『腕を上げるときにポン!』ってやるのよ。後に使われるんですが護身術。ポン!。そして護身術を見せた後の微妙な間。クスクスと笑いを誘います。
ちょっと退屈かなー、さっきの面倒くさい監督出てこないかなー、と思っているとスタッフがゾンビになって襲ってくる。緩急つけるのもやっぱり上手。凄い。
わーキャー言いながら逃げるヒロインと相方のイケメン。それとメイクさんの三人が逃げたりゾンビに怪我されたりと話が進んでいきます。
三人+監督+カメラマンのオジサンの5人で経緯を話す。どうやら監督が呪術でゾンビを呼び出したらしい。本気で逃げ惑うヒロインを撮りたいそうな。狂ってる。
気持ち悪そうに『ちょっと…』と言い建物から飛び出し逃げるカメラマン、追う監督。カメラ目線で『カメラは止めるな!』と言いながら。何故カメラ目線…役者(役)の趣味かなと思っていると最後に収拾してくれます。ほんと伏線の連続。脚本凄い。
少し落ち着いて、建物に立て籠もりどうするか話していると同じセリフを2回言う。
あれ…?これ……あれだな、セリフが相手に届かなかった時のあれだな。『感情が動かなかったからリアクションしなかったので更に強く言ってもらった』やつ。役者しかわからんよこれ。(笑)一人ほくそ笑む。
あれ…こう書くとめぐソコソコお芝居演ってる人のコメントだぞ…?ここのとこ半年に一度くらいは舞台出てるけど。多分ニューハーフだとかなり出てる気がする。9月末にまた出るよ!←
感想に戻って。
や、でも奥をキョロキョロしながら言ってたから…あ、キッカケ台詞かぁ(笑)
案の定、奥の屋外からドタンバタン。
長回し、というのを思い出し、『ちょっとアクシデントがあっても撮り進める』のか、と意識。この感覚が有るか無いかで見方が違います。大事。ちなみに最後まで見るとこの感覚を教えてもらえるのでもう一回見たくなるシステム。上手いなぁ。
ヒロインとイケメンが上の通路を行くのを、カメラが階段を降りて下の通路から行く。ここの画面が美しい。あー、なんとゆーかテレビゲーム…バイオハザード2とかの画面のイメージでとても良い。カメラワークに惹きつけられる。
興味を引き留めさせるの上手いなぁ。
その後、ゾンビになったカメラマンのオジサンが出て来てメイクさんが斧で頭を切り飛ばすのですが、爽快(笑)
このメイクさん面白いなぁ、破壊力ある(笑)
で、頭、切り飛ばされます。実際に頭が飛ぶんですが偽物。一瞬カメラ(フレーム)から外れた時にすり替えてます。すげぇ大変そう。めっちゃ練習してるなぁ、とそういった製作面でも見てて面白い。
そして返り血でレンズが血まみれに。……普通にカメラマンさんが拭いてました(笑)長回しだもんな、そうなるわな、と。
車で逃げようとするとゾンビ登場、どうやら車の鍵をそのゾンビが持ってるそうな。格闘中にカメラとぶつかってカメラが地面に落ちます。
ゾンビから逃げるヒロイン、追うゾンビ…と言う構図のハズが前後にウロウロする二人。
……カメラから外れないようにしてるのか!!!
と、まぁ完全に作っている人目線で楽しんでました。
車の鍵の入った肩掛けポシェット(?)を取り、逃げるヒロイン。カメラからしばらく外れます。あ、カメラ動いた。
建物に入って長い通路を逃げていると奥からまた別のゾンビが。めっちゃ動いてる。ワキワキ動いてる。……見栄を切っている?(笑)
イケメンが追いかけてきて車の鍵を持ってたゾンビを退けます。弱いなコイツ。
ゾンビの身体能力の差が笑えます。
なんでこんな見栄を切ってるんだろうこのゾンビ……と、ふと『ゾンビ映画を撮っている』事を思い出します。役者の方なら感じるかと思いますが『こーゆー演技が好きな役者』を表現してるのかー、と。
二度目ですが
、この構図を感じた頃からさらにメタ的な、内輪的な要素が見えてきてさらに楽しめます。
建物に戻るとメイクさんが襲ってくる。ヒロインが噛まれただろう、と。ゾンビ映画の王道やねー、しっかり作ってあるー、と落ち着く。
メイクさんから逃げて屋上へ。途中襲ってくるゾンビやら監督やらをバッタバッタとなぎ倒すメイクさんは見物。そして階段登ってるシーン、やけにヒロインのお尻が映る。狙ってるのかな、と邪推(笑)
屋上で追い詰められ、メイクさんとイケメンが揉み合う。イケメン『マジで折れる!』と手を横に振る。カメラ、奥のヒロインを撮す。しばーらくヒロイン絶叫。しばーらく絶叫。もっかい絶叫。長いよ。あ、みんな休憩でもしてんのかな、と邪推。それにしても長いよ(笑)
とゆーわけで、メイクさん頭に斧が刺さって死亡。かなり上から刺さってるけど…確度変じゃないこれ?
ヒロイン、私から離れて!と屋上から逃げ出し小屋の奥にうずくまる。と、おもむろに足の怪我を剥がす。え、これ噛まれたかどうかの奴じゃないっけ良いの!?と思っていると何やらゾンビの足がin。ヒロイン、口を押さえる。
小屋から出ると、ヒロイン『あっ、こんなところに斧が…持っていこう』と言いながら斧を拾う。なんじゃそりゃなんて台詞じゃ、と会場爆笑。だいたい飲み込めてきた、作ってる人達の駄目さ強引さや無茶さを含めて楽しむ映画だこれ。
と、ここで記憶が途切れる。笑いすぎてたのかな、なんとなく屋上に行くとイケメンがゾンビになってる。監督登場、『この顔が撮りたかったんだよ』とヒロインを撮る。狂ってる。イケメンゾンビに襲われそうになるのを斧で制して…あ、今なんか躊躇った。来そうになるのを斧で…また躊躇った。あ、メイクさん起きた!(笑)『なんだあれー!』って叫んでる。もうこうなったらUFOでもターミネーターでもなんでも来い(笑)
と、イケメンゾンビ、ヒロインに首を落とされる。一段落。あ、ヒロイン動いた。監督を襲う。襲われる監督。スッキリ。めっちゃスッキリ。斧でサクっ、血がどぱぁッ、斧でサクっ、血がどぱぁッ、斧でサクっ、血がどぱぁッ、…中々死なないなぁ、と一人爆笑するめぐみ。
あ、髪の毛切りました。↓めぐみ。32歳。ニューハーフになってから一番短いかも。
意味もなく顔写真を載せつつ。
血塗れのヒロイン、決意の表情で屋上を歩く。歩く。歩く。ここもちょい長い。でもヒロインの表情で間が保つ。目元の血糊が薄くなるのも計算してるのかなー、凄いなー、と思っていると五芒星。あー、呪術的なー。と、カメラがハイアングルになる。あれ、これ撮影ドローンでやってるのかな、と思っているとスタッフロール。いやぁ、面白かったもう90分かー。と思っていると、『一ヶ月前』とテロップ。
あー、これから映画を作るまでの話をやるのかー。監督役の人に『30分生放送のゾンビ映画』のオファー。
キャッチフレーズは『安くて早くてソコソコ良いもの』。居る、そんなスタンスの人、居る。(笑)
ここからは『あー、こーゆー人居るよねー』のオンパレードになって来ます。無駄にイケメンなプロデューサーとか。役者の癖もあるのか?と思いながら見進める。
監督役、家に帰る。奥さんが護身術のビデオを見ている。あ、この奥さんメイクさん役の人じゃーん。娘がソファーを普通に通路にしながら(笑)仕事に出かける。AD。完璧主義者すぎて上司から放り出される。居る居る、こんな人居る(笑)それを見守る父の監督。
帰宅。長回しゾンビ映画に乗り気でない監督に、娘が最近ハマっている俳優の話をする。『必要とあらば監督にも意見を言っていく』とのこと。あ、イケメン役の人かー。父、配役表を見るとそこにイケメン。娘のために、と仕事を受ける。ここら辺からヒューマンドラマスタート。
顔合わせ、癖のある面々。カメラマン役の人が『硬水飲むとお腹下しちゃうんで』と言っている。……もしかしてゾンビ映画でカメラマンのおっちゃんが『ちょっと…』って変に外に行きたがってたのって…(笑)と、邪推。
あるぇー、監督役とメイクさん役の人違うじゃーんなんでー?途中で変わるんだろうなー。そしてメイクさん役の人が赤ん坊を連れて顔合わせ。あー、うんー、こんな感じなんだろうなぁ。
イケメン、台本を読み込み裏に隠された人種問題のテーマを出そうとする。…そんなんあった?
と、『どこら辺が人種問題なんですか?』と聞きに行くメガネ君、軽くイケメンにあしらわれる。弱いなぁ。あ、車の鍵持ってたソンビの子だ。弱いわけだ(笑)
ヒロイン、『私はやりたいんですけど、事務所NGで………よろしくデース』。キャラ付バッチリ。(笑)
リハーサル。カメラの動き、演者、各種スタッフの動きを確認。
公園でリハーサル。どうにも演者がヌルイ。ベテラン俳優…最初に出てくるゾンビやってた人やねー。と話す。台本の最後に娘の写真を貼ってアルコールを我慢しているそう。エライ!監督決意!
帰宅後、娘の写真を見ている監督。安酒を呑みながら号泣。それを見る妻、ヒューマンドラマ。
撮影当日、ロケ現場…浄水場かな、をドローン空撮。やっぱドローン良いなぁゾンビ映画本編では使わなかったんかなぁ。
設営するスタッフ、イケメンを見る監督の娘、引率の妻。時間になっても来ない監督役とメイクさん役の2人。交通事故にあったそうな。出来てたらしい。とゆーわけで監督が監督役になり妻がメイク役。
イケメン、『無理だ止めるべきだ』と言うも、監督『みんなが期待してる、君じゃなきゃ出来ない、君の為の君の作品だ、最大限良いものを作る、信じてくれ!』と説得。この時点で冒頭の台詞を思い出し、笑う。嘘でしょぜったい。と笑うと周りも笑ってる。
そうこうすると、生放送スタート。
えー、最初の30分間の違和感が全部回収されます。
ドラマパートを創り手目線でもう一回見るわけですね〜、あのタイミングでこんなに激しくス
タッフさんが動いてたりが見れる。おもろい。
なんであんなに監督が熱かったのか、納得(フラストレーション溜まってた。
なんでメイクさんの間が長かったのか、納得(他所でアクシデントに対応してた。
なんでカメラマン役が具合悪かったのか、納得(硬水を飲んだせいで下痢だった。
などなど、疑問になっていた点がどんどん消化されていったり…
(トイレに行くために)居なくなったカメラマン役の人せいで台本がメチャクチャになったのを『15ページのこの台詞まで飛ばせば進行できます!』と言いその場を仕切りだす監督の娘。本領発揮で楽しい。なんて親子だ(笑)
『メイク役の人が役に入りすぎて台本を無視してイケメンを襲ってくる』とかありえないアクシデントにむりやり対応したり、とりあえず小屋に逃げてそこから無理やり斧を取らせたり。もう笑いっぱなし。
いやぁ、よく練られてる、とても素晴らしい作品だなぁ。びっくりした。今年一番の映画はグレイテストショーマンだと思ってたけどこれはこれで負けてないなぁ。
ちなみに…

に、かなり詳しく粗筋が載ってます。…粗筋って言うかプロットのレベルまで細かく載ってる…(笑)
いやー、ブログに書けてスッキリ!
めぐもこんな映画に出てみたいものです。

誰がカメラワークの責任を取るのか

JWをテーマにした映画が、イギリスの映画雑誌「エンパイア」2018年8月号に

紹介されました。星4つ。かなり高評価だとのことです。

現在欧米のJW関係者(PIMO、POMO)の間で大きな話題になっています。

抄訳:

「背教」(APOSTACY)

ハッとさせられる大胆なストーリー。

ダニエルコトバジオ、脚本、監督によるデビュー作品。

あなたをエホバの証人の世界にいざないます。

母と二人の娘が、JWの教えと現実の世界のギャップに苦悩する姿を描く。

少ない制作費を補って余りあるキャストの演技の秀逸さ。

わざとらしさがない、絶妙な撮影監督アダム・スカースのカメラワーク

言葉を語らずして、登場人物の秘められた思い

「JWという悲惨な世界から脱出したい」

という気持ちが観客に伝わってきます。

冷静、沈着な筆致で、ストーリーは展開します。

宗教というプライベートな世界に引き込まれた観客は、

人を支配する独裁的な宗教がどのようなものかを体験します。

JWの宗教を批判することなく、観客にJW問題を考えさせる映画です。

訳終わり


カメラワーク 関連ツイート

RT @Sicpuppy24: この間のCDTVで披露したTOKYO GIRLのカメラワークがやっぱり最高。 https://t.co/S5i4CzKo8l
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RT @TomoMachi: WOWOW映画塾で『市民ケーン』を解説した時、その超絶カメラワークに対して、お客さんの反応が薄かった。デジタル、スティディカム、ドローン、CGを見慣れた世代に、昔の映画の革新性を説明するのは難しい。
https://t.co/ISM7SmWm2K
ドヨンがメガネかけて歌うとか自分得でしかないMカとカメラワークが最高なショーチャンのBOSSは家宝

Show Champion EP.260 NCT U – BOSS [엔시티 유 – 보스 ]… https://t.co/bpyURzpW3A

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